2006年12月31日日曜日

番号が振れない!

整数も有理数も代数方程式の解も自然数の番号が振れることを示した.
つまり,どんな手を使ってでも「並べ」たら,1番から番号が振れる.だから実数も並べてしまえばよい.並べる方法が思いつかないのは「未熟だから」かもしれない.

ところが
実数は「番号が振れた」と仮定しても,必ず余る.どうしても余る・・・
そう,「コンパスと定規で角の三等分ができない」ように,「実数に番号を振っても余る」ことが示されてしまう.

カントールの対角線論法.
実数の0から1の間の小数だけを使う.
つまり
0.6092387410932…
0.5712093847122…
0.0928374112332…
……………
に「番号を振った」と仮定する.
1番: 0.6092387410932…
2番: 0.5712093847122…
3番: 0.0928374112332…
……………

さて,ここで次のような新しい数y を考える.

小数1桁目は1番の1桁目の6とは違う5
小数2桁目は2番の2桁目の7とは違う6
小数3桁目は3番の3桁目の2とは違う1
……………
と作って,
y=0.561…

この y は0から1の間の小数なので,1番,2番,3番と「番号を振った」並びの中に出てくるか?

出てこない.なぜなら
y の1桁目は1番と違う
y の2桁目は2番と違う
y の1523桁目は1523番と違う
y の12038471023桁目は12038471023番と違う
というぐあいに
y のn桁目は必ずn番と違う
ので,「番号の中には出てこない」

それじゃ,その新しい数yを1番にして,2番以降の番号を振りなおしたとする.
1番: 0.5612342343234…
2番: 0.6092387410932…
3番: 0.5712093847122…
4番: 0.0928374112332…
……………
すると,同じ作り方でまた新たな数yを作ることができる.

つまり,「自然数の番号が振れた」としても,必ずその番号に出現しない「新しい実数」を作ることができる.
常に新しい番号を振りなおす羽目に陥ってしまう.

こうして,
自然数の濃度<実数の区間0から1の濃度
になる.

区間0から1と実数全体は簡単に1対1になる.たとえば関数
$\tan\left(\pi x-\frac{\pi}{2}\right)$
で1対1になるので,区間と実数全体の濃度が同じになり,
自然数の濃度<実数の濃度

数直線が2本ある「平面」,3本ある「立体」は1本の数直線と1対1にする方法がある.数直線を何本用意しても,1本の数直線の濃度と同じである.
このように「1対1」の概念は非常に強力.

しかし平面上に書かれる「すべての関数」の集合が実数の濃度より大きいことが示される.(連続関数全体は実数と同じになるが)

一般に
「ベキ集合の濃度は,元の集合の濃度より大」
であることが示される.「すべての関数」の集合が「ベキ集合」にあたる.

ベキ集合ってのは「ある集合の部分集合を要素とする集合」
S={a, b} の部分集合は 空集合,{a}, {b}, S でこれを要素とする集合はつまりSのべき集合は
P(S)={空集合,{a},{b}, S}
でもとのSと1対1とつけると余ってしまう.有限集合の場合は見てすぐわかるが,無限集合の場合はやはり「対角線論法」で余ることを示す.

実は,実数の集合は,自然数の集合のベキ集合と1対1になることも示されるから,
自然数の濃度<実数の濃度
ともいえる・・・

なんてことを20年前の初任のころこの本で勉強しなー.
こんな初歩から始まって,最後は有名なGodelの不完全性定理まで.おもしろかった.

2006年12月30日土曜日

何にでも番号をつける

昨日のつづき.
整数も有理数も自然数と1対1.つまり番号が振れるので,「可付番」とか「可算」ということがある.
「並べられれば可付番で,濃度は自然数と同じである.」

昨日は偶数や有理数に番号を振ってみた.
実は無理数の一部にも番号が振れる.

たとえば整数係数の代数方程式(いわゆる○次方程式),
$4x+3=0$,$3x^2-2x+1=0$,…
も1次,2次,…の順で係数も1から順に大きくしていけば,原理的にはすべてを並べられるはずから,これらの解になる無理数も「可付番」となる.
したがって,無理数の中でも$\sqrt{2}$とか$\sqrt[3]{5}$なども並べた代数方程式の解の中にあるはずだから,自然数と1対1の番号が振れる(可付番).
だから,昨日の記事で,
「自然数の濃度=有理数の濃度<実数の濃度」
と書いたが,√2とかの代数方程式の解の無理数をいくら動員しても自然数の濃度と同じといえる.

実際に濃度がでかいのは,「無理数」の中でも代数方程式の解にならない円周率や自然対数の底である「超越数」の濃度だが,個々の無理数が超越数であるかどうかは難しい問題で「超越数」とわかっている無理数は数えるほどしかない.
たとえば,小数0.101001000100001000001…は規則的に並んでいるから式を使って
$\frac{1}{10}+\frac{1}{1000}+\frac{1}{1000000}+\frac{1}{10000000000}+\frac{1}{1000000000000000}+\cdots$
つまり
$\sum_{n=1}^{\infty}\frac{1}{10^{\frac{n(n+1)}{2}}}$
と書ける.
規則的だが,その規則性から循環しない無限小数であることがわかる.したがって,無理数であることは明白だが,これが代数方程式の解になるかどうかはわからない.(これは自分の知識・学力が不足しているだけかも知れぬが)

2006年12月29日金曜日

濃度

大学2年当時,面食らった言葉.
世間一般常識での「濃度」なる語のイメージは,「塩分濃度」のようなものだろう.数学で言う濃度はもちろん塩分など溶液の濃度とは無関係.

いわく
「集合の濃度」・・・???

有限集合の場合,「要素の個数」だと知ったのは後になってから.
だけど,「個数」とは言わない.無限集合もあるから.(基数ということはあり,基数=濃度 である.)

有限じゃなければ無限・・・これで済めば「濃度」とか「基数」という言葉の必要性は無く「要素の個数」でいい.

自然数 1,2,3,4,5,6,7,8… と
正の偶数 2,4,6,8,… はどっちが多い?
偶数はとびとびなので,偶数が少なそう.でも
1⇔2
2⇔4
3⇔6
4⇔8
と1対1に対応がつくので,「濃度が同じ」という.

真部分集合である偶数がそれを含む自然数と「濃度が同じ」なのである.
つまり「全体は部分より大きい」という常識が覆される.

これをもって,デデキントは「無限集合とは,真部分集合と1対1になる集合」と無限集合を定義した.

たとえば,
$-\frac{\pi}{2}\lt x\lt \frac{\pi}{2}$ のときの関数 $y=\tan x$
は実数の真部分集合である区間$-\frac{\pi}{2}\lt x\lt \frac{\pi}{2}$ と実数全体を1対1対応をつける関数なので,実数は無限集合とわかり,
$0\le x\le2$ のときの関数 $y=2x$
は$0\le x\le4$とその真部分集合$0\le x\le 2$を1対1対応をつける関数なので,区間$0\le x\le 4$も無限集合である.

自然数 1,2,3,4,5,6,7,8… と有理数(分数)どっちが多い?
分数を数直線の中に並べると,びっしりになってしまうので,飛び飛びの自然数より多そうであるが,
…,-3,-2,-1,0, 1,2,3,
…,-5/2,-3/2,-1/2,
1/2,3/2,5/2,
…,-4/3,-2/3,-1/3,
1/3,2/3,3/2,
…,-5/4,-3/4,-1/4,
1/4,3/4,5/4,


と並べられて,0を「1番」としてその周りをぐるぐる渦が大きくなるように順に番号がつけられる.
「自然数と有理数は濃度が同じ」

同じ無限集合でも,実数の集合は自然数や有理数の濃度より大きいことが示される.
「番号を振った」と仮定しても,その番号に振られない新たな実数を具体的につくることができるのである.
自然数の濃度<実数の濃度

さらに
実数の濃度<実数関数全体の濃度
も示される.

つまり「無限」にもいろんなサイズがあることを教えてくれるのが「濃度」
ここまでくると「個数」というのは違和感がある.だから「濃度」というのだろうなー

有限集合なら「個数」でいいが,濃度の概念は無限集合でこそ必要なものになるから,それに対応するための定義は,初心者にはさらに意味不明.
「集合を1対1対応で同値類別したクラス」
・・・・・何もいえません.

クラスって学校のクラスじゃないよ.集合を集めた全体は矛盾するので,集合といわずにクラスという.「類」と訳すけれど,訳したところで概念がもてなければ意味が無い.
同値ってのも,世間一般の常識である 12÷10=6÷5 程度のことではなくて,とてつもないもの同士が「同値」になってしまう,ある「非常に強力な概念」.

慣れてしまえばたかが言葉.つまり「言語」なのでたいしたことは無いが,大学の数学科ではこうした「概念と言語」の攻撃で挫折する者は多いな.

linked: 1

2006年12月28日木曜日

無関係なトラックバック

を受けた.
なにやら宣伝系.

「△△△△△△△の人気は今もって続いています。人気の秘密はどこにあるのでしょうか? △△△△△△△の秘密を探ってみましょう~」

せっかくだからその文章をそのまま生かして,△△△△△△△を書き換え,リンクも書き換えさせていただきましたw

2006年12月27日水曜日

今日はぽかぽか

そして,仕事納め.明日は11月の試合の代休・・・とはいえ明日からは自宅で来年の授業の教材作りだな.年明け早々に印刷.

2006年12月26日火曜日

寒い

雨が強くなるというので,車で出勤.
寒い~(>_<) ブルブル震えながらの運転.
もちろん単車の防寒フル装備で車に乗ればポカポカのはずだが,まさかそんな格好で車はねぇ・・・だから車は嫌いだ.
やっぱり明日は単車にしよう.

本日の昼食企画は「バーミヤン
クーポン券(Y田さん人数分持参)で餃子半額,ドリンクバー105円.
先週の昼食企画(博士○ーメン)以来のまともな食事.ふだん碌な物を食ってないからな.

かなり腹いっぱい.こりゃ3日は持つぞ.

店内で,数学部会の知り合いで隣の学校のN川氏に出くわしたが,同行の2人も知り合いだった.

駐車場では,見知らぬおじさんの軽自動車が前部バンパーを輪留めに引っかけて,バンパーがはずれていた.
たぶん前進でこすりながら輪留めを乗り越え,バックしたら食い込んで全体を外してしまったのだろう.

ちょっと微妙な高さの輪留めだ.
店の人に紐をもらってバンパーをくくりつけていたが,ソックリはずして,修理工場へもって行くほうがいいのではないかな?とは思っても雨の中,そそくさと帰る.

2006年12月25日月曜日

数学を学ぶ理由

2013.6.29追記>数学を学ぶ理由は,世界の平和と人類の幸福のため


これについては,昔書いたが,もう少し.

テレビで見た小学校の先生の言葉.
「先を見通せる力を養う」
うんうん.
やはり世の中のいろんなことを見通せるようになる気がする.
論理能力とか,そこまで行かなくても「段取り力」が養われる.

そのためには
「脳が汗をかかなければならない.」
いいなぁ,この言葉.

授業で生徒が「脳に汗をかく」状況ができると,うれしい.

先月の「情報B」のプログラミングの実習なんかは内容自体のレベルは低かったけれど,結構みんな汗を流してくれた気がする.
それこそ「役に立たない」実習かもしれなかったけれど,「脳に汗をかく体験」がよかった.

公式を覚えてもしょうがないのよ.それこそ「役に立たない数学」に堕してしまう.
授業で脳が汗をかいた体験を積むと,公式なんて覚える必要がなくなる.忘れても
「体験から思い出せる」
これが真の学力.「生きる力」である.そして「先を見通せる力」につながる.

自分が数学が好きなのは,「難しいから」である.難しいから楽しい.
「面白いこと」=「難しいこと」
である.
簡単なことが楽しいことなんてありえない.
スポーツが楽しいのは,難しいからである.

知識を伝達するだけなら,授業は不要.今の情報社会,いくらでも得られる.
知識の伝達ではなく,「脳に汗する体験」が授業という空間.

まぁ大学に受かるのだけが目的なら暗記科目で十分だが,役に立たない学力だな.

2006年12月24日日曜日

「直線の方程式」って何よ

円の方程式なら,円の定義「定点から距離が一定の点の集合」だから,「定点(a, b)からと一定の距離r」 と 「2点間の距離の公式」 から方程式が求まる.

ところが直線の定義ってなに?
どうして方程式が1次式ってわかる?


教育的配慮をした流れでは,中学校で「比例のグラフ」が原点を通る直線となる「事実」から出発する.
そして,「傾き」の概念やy切片といった,関数的考えで直線の方程式を作る.そこから2点を通る直線の傾きなどを計算して「2点を通る直線の方程式」を作る.
この計算では,はじめから「直線は1次関数である」として文字定数を含む1次式にに当てはめ,文字定数の値を求める形になっている.
直線が1次式になる根拠を示す場面はない.


幾何学には直線の定義はない.論理的にはユークリッドの公準から出発するしかない.


ユークリッドの公準
「任意の一点から他の一点に対して直線を引くこと」
が可能であることを要請している.
つまり2点を通る直線が先に保証されている.

ここから論理的な流れで「直線の方程式は1次式である.」ことを示すには,ベクトル的考えと,分点の考えの2つの流れがあるかな.
(もちろんこんな論理的な流れが教育的ではないのは百も承知)


2点を通る直線上に点P(x,y)をとったとき,x と y の関係が直線の方程式となるわけだ.

たとえば,2点がA(1,2)とB(3,-4)の場合,それを通る直線上の点をP(x,y)として,その関係を求める.

ベクトルの考えでは,方向ベクトル$vec{d}=\vec{AB}=(2,-6)$に対して,$vec{p}=\vec{OP}=(x,y)$が,実数$t$で$\vec{OP}=\vec{OA}+t\vec{AB}$とあらわされることを使う.
つまり $(x,y)=(1,2)+t(2,-6)$より2つの式$x=1+2t,\ y=2-6t$が出て,$t$を消去すると,1次方程式が導かれる..

内積を使ってもいい.方向ベクトルに垂直な法線ベクトルは(6,2)と$\vec{AP}=(x-1,y+4)$なので内積が0となる.
$(6,2)\cdot(x-1,y+4)=0$から直接1次方程式が導かれる.

計算は簡単だが,ベクトルの知識を要する.

これに対して,内分点,外分点の考えで作ればベクトルは不要.
直線上の点は,2点を内分,外分する点の集合であることから求める.

2点A,Bを t:1-t の比に分ける点は
$x=1(1-t)+3t=2t+1$,$y=2(1-t)-4t=2-6t$
分点の場合は,特に「外分点が存在しない比」になるときを細かく議論しなければならぬところが多少やっかいではあるが,出てくるtの式はベクトルのときと同じではある.

結局,「直線の方程式は1次式」というのは結構面倒な手順を踏まねばならぬから,教育的には「比例は直線」という事実から出発して,そこには目をつぶる.

2006年12月23日土曜日

チョロQ

チョロQ

ぜんまいを巻いた距離の5倍くらいの距離の間,動力が伝わり,さらに惰性で走り続ける.
うまい構造になっている.

近所のバスのチョロQもあった.>ドレミ号バスチョロQ

最近は,アルミ削りだし高級チョロQもあるようだ.>「たのみこむ」

2006年12月22日金曜日

本日の昼食企画

この時期はあちこちへ昼食に出かける.

最初は,近くのラーメン屋に歩いていこうかという話だったが,鎌ヶ谷の博○ラーメンへ車に乗って5人ででかけた.
自宅からは近いのだが,一人で外食することは無いので,ずいぶん久しぶり.
前回はいつだったかな.5年前くらいかな.

Aランチをトムヤンクンラーメンで.
これをあと1人が頼み,Aランチの味噌ラーメンが2人.
タイカレーを1人.


上空を下総基地の YS-11が何度も通過.タッチアンドゴーでもやってるんだな.独特のエンジン音.

2006年12月21日木曜日

今日は寒いの?

いつも室内で厚着してから単車に乗るので,今日は寒いのかそうでもないのか,よーわからん.


 「この季節バイクは寒くて大変ですね.」
とは朝,皆が一様に発する言葉ではあるが,それに対し,
 「んー,今日は寒いのですか? 厚着してるからわからんです.」


寒さを感じるのは朝ではなく,学校の廊下だ.
つまり登校して厚着をといて,初めて廊下に出たとき.
そのとき
 「そうか,今日は寒いのかー」
と実感できる.

そろそろ,ハンドルカバーをつけたいのだが,いまいち面倒で実行していない.つまり本気で寒さを感じていない.
その意味で,まだ完全真冬装備ではないな.

2006年12月20日水曜日

今日の会議は・・・

時間が長くてヘビーだったが,学年会議は「お汁粉」つき,進路指導部会は「クリスマスケーキ」つき

メンバーにそういう気遣いのできる人がいるだけで,雰囲気が和やかになっていい.
お汁粉は家庭科の先生の手作り,ケーキと炭酸ぶどうジュース(赤と白)は英語の先生のお見立て.

気分はクリスマスと正月だ~

2006年12月19日火曜日

ケセランパサラン

ふわふわととんでいた.
何?


空気が乾燥しているからな・・・

2006年12月18日月曜日

ひと段落

「情報B」の成績をつけ,とりあえず提出期限1分前に間に合った.自分のファイルから成績ファイルにコピペしている最中に
 「期限を過ぎる方はコンピュータ室に電話ください」
との放送がはいるが,放送が終わるころに,保存終了! ふ~

今回の成績付けは,エクセルの提出ファイルのチェックがあったからたいへんだった.プログラミングをVBAでやったので,ひとつひとつ開いて,シートを見て,VBAのソースを見て・・・を270人分
ということで,今日は朝から晩までエクセルの画面とにらめっこ.


来年は,実行結果がシートに出るような実習にしようかな.そうすればVBAを開く手間がなくなる.でもなー,そうするとうまくシートに書き出す実習に時間がかかるからだめか.

2006年12月17日日曜日

スクロールロック

エクセルと使っていたらなんとなく動きが変.
矢印キーでセルが移動するのではなく,画面がスクロールしてしまう.
 「おかしーなー.開きなおしたら直るかな?」
閉じて開いてもだめ.
ネットで調べたら見つかった.

矢印キーを押すと画面がスクロールする
 ←→↑↓などの矢印キーを押すとセルが移動せず画面がスクロールして困っていませんか?
原因はキーボードの Scroll Lock キーが有効になったためです。
キーボードにある Scroll Lock キーを押し、ランプが消えていることを確認してください。


このキーを押すとエクセルの画面右下に小さく SCRL の文字が出ていた.
そんなキーがあること自体はじめて知った.
「へぇー」
知ったからには,これから便利に使わせてもらいましょう.

2006年12月16日土曜日

混雑

昨日の帰り道,ものすごく混んでいた.>地図

五香十字路へ向かう道がまったく動かないらしく,右折できぬ車列の渋滞が,しいのき台のコンビニ付近まで.
道は新しくて広いのですり抜けがしやすいから,単車にはなんら問題ないのだが.

はじめは,スーパーマーケットに入る車の列かなーと思ったが,なんのなんの,その先の信号まで続いていてびっくり.
右折して渋滞の先頭でも見に行こうかなとも思ったが,まぁいつもどおり左折して帰宅.

年末だし,金曜の夕方だからかな.

2006年12月15日金曜日

カレー

昼食に近くのネパールカレーの店へ,昨日まで2日連続行った.
今日も誘われたが,さすがに3日連続には力尽きた.

2006年12月14日木曜日

TDL(or S)

保険会社の懸賞に応募したら,TDL(S)のパスポートが当たった.
とはいえ自分ははじめから行く気は無いので,ムスメにやった.

弟は毎晩TDLの花火の音を聞きながら残業をしているそうだが,まだ1度も行ったことがいという.
「この歳まで行かなかったんだから,一生いかないようにしたい」
と決意を語っていた.

自分がもっとも最近行ったのは6年前,学校の遠足かな.つまり仕事.
自分では行きたいと思わない.

確かによくできていて,行けば「すごいなー」「よくできてるなー」と思うけれど,所詮人間が作ったもので,「よくできてるなー」程度のことで,しらけてしまう.

どんなに意表をついた感動でも,「仕組まれている」と思うし,「毎日やってるんだね」と思う.

客として行くより,働くほうが楽しいだろうな.つまり「どんな客かわからない」状態はスリリングでいいな.

あ.なるほど,だから学校は,授業を受けるよりやるほうが楽しいんだ.

2006年12月13日水曜日

「かしこまりました」

提出物.今日のテスト終了後に提出するように連絡してある.
一人の生徒が来て,
「すいません,家に忘れたんですが・・・」
「あ,明日でいいよ.」
「ありがとうございます.かしこまりました.しつれいします.」

・・・お店のバイトですか?

2006年12月12日火曜日

明かり

実家で,リビングの蛍光灯が1個切れ,8個全部新しくしてほしいとたのまれた.

15年以上前に,業者が天井に取り付けたもので,ランプは特殊な端子を持った蛍光灯である.
店頭ではまず見かけないタイプなので,取り寄せるしかない.前回取り替えたのが2年前だが,そのとき全部で1万円近くかかった.

「こんな特殊なランプ,高価だし,いずれなくなるかもしれないから,いっそのこと全部新しく取り替えたら?」
ということで,量販店に行った.

取り替えなければならないほうは,天井工事が必要なので木曜日になるが,ついでに和室の蛍光灯を買って持ち帰り,取り付けたらものすごく明るい.

明るすぎるので,スイッチを1段操作すると,3本の蛍光灯の明るさが全体的に暗くなる.インバーターというやつ.
それでも,いままでの蛍光灯(40W+30W)よりかなり明るい.
店で見ても,店内はもともと明るいので,さほど明るいとは感じなかったが,取り付けてはじめて明るさにびっくり.

和室のほうは100Wタイプだが,リビングの144Wタイプである.
どんなに明るさになるのだろう.
わくわく.

2006年12月11日月曜日

GB250 給油

396.8kmを 12.34L だから 32.1555916km/L
こんなもんかな.

タイヤのエアをたして,バッテリを点検.
バッテリ液等,特に問題なし.
チェーンのグリスも十分.バッテリもチェーンも交換して半年だからな.

サイドスタンドが少々固い.グリスアップが必要だが,走りには無関係なのでいいか.

>>GB250 クラブマン日記

2006年12月10日日曜日

目が回る

朝起きたら,時計の長針がものすごい勢いで回っていた.
「まだ二日酔い?」
と思ったが,電波時計の調子が悪いのだ.

たぶん電池がなくなり,電波が受信できなくなって,時刻合わせをし続けているのだろう.
電波を検知したら直るかな?と放っといたら午後,止まってしまった.
やはり電池切れ.
電池を換えたら,すぐさま正しい時刻に直って,普通に動き始めた.

2006年12月8日金曜日

Count Basie

25年前に買おうと思ったアルバム Straight Ahead を買った.

高校を卒業して1年目のOBバンドで Queen Bee,大学のバンドで Fun Time を演奏して,当時「ほしーなー」と思って,そのままになっていた.
その後5年ごとくらいにCD屋を見たりしても,本気で探さないので見つけられず.

今年2月に伴古庵さんとシンガポールに行ったとき,伴古庵さんの車の中にあって,カーステレオでかけた.
先週「そうだ!」と思い出して,Amazonで購入.

昔はほしいCDがあっても,取り寄せるのが面倒だったりでそのままになってしまっていたが,今はネットで手軽に探せるし購入できてしまう.

海外から取り寄せたほうが送料を加えても安かった.

2006年12月7日木曜日

プロジェクタで授業

昨日からパソコン教室は入れ替えで使えない.
自習にしてしまおうかとも思っていたが,根がまじめなので,パソコンとプロジェクタとスクリーンを担いで教室へ.

自分のパソコンから映し出しての授業.
「あ.ゆーこりんだ」(壁紙が
「そこは,突っ込まなくていーから」

授業のまとめと,試験のポイントなど.


パソコン教室は今日ですべて入れ替え完了.バリバリに新しくなった.

2006年12月6日水曜日

迷惑メールフォルダー

本日のお笑い.(事務室にて)

事務の人が,新着メールが迷惑メールフォルダーに振り分けれられていたので見たら.
知事からのメールだった」
県職全員に送付されたようだが,内容は年末に向けての飲酒運転防止に関すること.
誰もが迷惑メールフォルダに入っていて,大うけ.

内容の単語のひとつが,Outlookの振り分け基準に引っかかったらしい.事務職員のパソコンはすべて県から支給され,使用するソフトも勝手にインストールできないようになっている.
つまり,県がインストールしたソフトが,県知事のメールを迷惑メールと判断した(笑)

2006年12月2日土曜日

強風

今日は組合の出張で県庁近くの教育会館へ.

もちろん単車である.道はどこもかしこも,行きも帰りも大混雑.師走だから?
よくもまぁこんな混んだ道を皆律儀に走るなー.
ずーーーーーーーーーーーーーーっと渋滞していた.


風が強かったが,帰り道は渋滞の高速道路.一般道より車線の幅が広く,すり抜けしやすい.

2006年12月1日金曜日

びっくりしたなーもぅ

しばしばブラウザの「元に戻る」を
 [Alt]+[←]
で使っているが,なんといきなり「画面が横向き」になった(〇o〇;)
何が起きたの!?!?!?

キーボードを見たら[←]キーの隣にある[Ctrl]を同時に押してしまったようだ.
つまり
 [Alt]+[Ctrl]+[←]


 [Alt]+[Ctrl]+[→]
 [Alt]+[Ctrl]+[↓]
でもおもしろいことになった.
 [Alt]+[Ctrl]+[↑]
で元に戻った.

びっくりしたなぁ.もぅ

2006年11月30日木曜日

宝くじ

毎年のごとく,年末ジャンボを購入.
その際,去年買ったのを出したら当たってた.
3000円が1枚!
年末ジャンボ 当たってた
3000円は100枚に1枚の割合である.

20年以上買い続けて,3000円は2度目であるが,自分にとっては600枚以上買ってに2枚目だ.

2006年11月29日水曜日

いぽっど

教科情報の出張.

講演のひとつがiPodでの授業例のヒント.

授業で,パソコンで描いた図なんかを見せたいと思っても,パソコンやプロジェクタやスクリーンを担いで教室に行くのは難儀である.
パソコンが iPod になるだけでだいぶいい.

だいたい,iPod で授業とかプレゼンなんて,cool!
そのためならプロジェクタとスクリーンくらい教室まで担いで行ってもいいぞ.

iPod nano は動画は無理だが,スライドショーと音声は平気である.
数学の動画なんて,たいていアニメだから数枚のスライドショーで図が動いているように見えるし.
三角関数とか微分とか iPod からプロジェクタに写したらいいだろうな.

2006年11月28日火曜日

そろそろ

期末試験が近づいてきた.

試験問題を作り始めなければ.

2006年11月27日月曜日

正規表現

最近使った正規表現

英数字の単語を切り出すメタ文字は
 \w
これは文字クラスなら
 [_a-zA-Z0-9]
などと同等.
スペースや記号にはマッチしない.

英数字全部を文字クラスであらわすならたぶん
 [ -}]
かな.

ひらがな,カタカナのみに対応する文字クラスは
 (\x82[\x9F-\xF2])|(\x83[\x40-\x96])
てな寸法.

・・・対策

2006年11月26日日曜日

18°,36°,54°,72°の三角比(sin cos)

以前36度の三角比を断りなしに使ったが,正3角形から作る30度60度や正方形から作る45度はともかく,36度は正5角形から作るのでので,ちょっと複雑.

正5角形の5本の対角線(星型)を全部引くといろんな角度が出てくるが,それらは36度,2倍の72度,3倍の108度のどれかである.つまり「正5角形は36度だらけ」である.

正5角形の外接円を考えると一目瞭然.
外接円の中心Oを考えると,各辺を弦とする弧の中心角は
360÷5=72度
ということは各辺に3つずつある合計15個の円周角は全部36度.

この円周角が2つ集まる角が72度で,3つ集まる5角形の内角は108度となる.

5角形

対角線BEと辺CDはそれを横切るCEが錯角の位置で36度になるので,平行といえる.
このことから対角線同士が交わる角も36,72,108である.
そして,正5角形とその対角線を結んだ図には,平行四辺形や二等辺三角形がたくさんあって,同じ形なら相似の関係になるものばかりである.


さて,36度の三角比を求めるには,この形の中の△ACDを使う.

2006年11月25日土曜日

共用アンテナ切り替え

VHF,UHF,地デジが共用だったのが,BSも共用になる.

今までは各戸でパラボラをベランダに設置していたが,棟によっては建物や立ち木の影響で1階では受信できなかったらしい.
さらに数年に1度の塗装工事や大規模改修では,各戸のパラボラは外さなければならない.共用化でそんな問題を解決.

工事は午前中.
朝からテレビの配線のある付近を片付ける.実は冷蔵庫の後ろにあるので,冷蔵庫を移動する.
テレビを見ていたら,9時半に砂嵐になる.工事が始まった.

配線は下の階から順次行ったが,線を通していくのかな?よくわからん.
工事の人に聞けばよかった.我が家は10分少々で終了.

うちは今までBSはなかったので,今回の工事のおかげでBSが視聴できるようになった.
といっても分配器がないので,現段階では線をつなぎ変えないと見られない.明日は分配器を買ってこよう.

2006年11月24日金曜日

数学の授業

情報の授業を持って2年目.数学の授業が恋しい.

ところが,数学の先生が2週間入院した.
その間,皆で授業を分担し,自分も3回ほど授業をして楽しかった.特に3回目は初任の先生が授業を見に来てくれたので,「よーし,見せる授業やったろ!」と大盛り上がり.


そして,今日は初任者研修の研究授業.自分が見せたところとまったく同じ部分の授業だった.


普段,何も考えずに授業をしていると思っているが,人の授業を見ると,自分がいかに細かいところに気遣って,授業をしているのかがよくわかる.黒板の使い方,色チョークの使い方,文字の形,説明の順序,間の取り方,発問のタイミング,机間巡視,それらを総合した教室全体の雰囲気作り・・・

たとえば,ベテランの授業を見ると,そんな細かな気遣いが伝わってくる.仮に「自分ならこうする」と思ってもそれはやり方の違いであって,改善点ではない.

その点,初任者の授業はいろいろと気づく点がある.
いろいろ気づいてしまう自分はベテランの領域なのだろうな.もうひとつ自分がベテランと思えてしまうのは,授業に不安がないこと.年食って図々しくなっただけかもしれないが,若いころはいろいろ不安で試行錯誤していた.今は生徒のつまづくところはわかるし,「あーすればこうなる」といった授業展開の予測が立ってしまうから迷わない.

研究授業の反省会では,ベテラン教員からいろいろと改善点を指摘されていた.皆,いかに普段から細かいことに気遣っているかがよくわかる.
本人もまだまだと言っていたが,1学期に比べればだいぶ落ち着いてきた.これからどんどんレベルアップするだろう.

2006年11月23日木曜日

昔の運転免許

昭和20年代に取った人が
「当時の普通免許とは,陸上を走る車ならなんでも『普通に乗れる』免許だった」
と言っていた.
大型も二輪も二種もなんでも.運転免許証の歴史

そもそも,ダイムラーが自動車を発明したときは,運転免許はなかったはずであるし,ライト兄弟は無免許で飛行機を操縦した.

モータリゼーションの発達で事故も増えて規制が強化され,結果,免許の種類が細分化したということだろう.
最近できた免許が二輪車のAT限定というのが記憶に新しい.

2006年11月22日水曜日

フェンシング 2006年度 千葉県高等学校新人体育大会(八千代西高校)

2006年11月18日
個人対抗 男子
優勝 土山幸治(東葛飾)
準優勝 吉田大志(東葛飾)
第3位 工藤光生(柏陵)

個人対抗 女子
優勝 内之倉友美(松戸)
準優勝 島田渚(東葛飾)
第3位 谷春香(検見川)

2006年11月19日
学校対抗 男子
優勝 柏陵(2年ぶり 4回目)
準優勝 東葛飾
第3位 検見川
第4位 日大習


学校対抗 女子
優勝 検見川(2年連続7回目)
準優勝 東葛飾
第3位 松戸

記録PDF

送信できませんでした(110)

これで110番が殺到したという.>auからのお知らせ


そもそも,数字のエラーコードを表示する意味はどこにあるのだろう.
一般人には数字表示する意味はないだろうに.

問い合わせをしたとき,
 「エラーメッセージの後ろの数字はなんでしょうか?」
 「110です」
と答えれば解決が10秒くらい早まるということか.
あるいはフォームに「110」と入れればたちどころに解決?.

2006年11月21日火曜日

「0で割る」でアクセス噴火

普段の1日のアクセス数は200に満たないが,日曜日281件だった.
mixi の掲示板に「0で割る計算」ページが引用されて,そこからのアクセスが集中.

10月24日も372件.これは2chに「0で割る計算」が引用されたようだ.


意味のある計算ではないのだが,こんなことに興味がある人が結構多いんだなー


数学はもともと,現象をシミュレートする言語として,世の中での存在意義がある.
もちろん,現実とは無関係に,数学そのものが興味の対象となっている自分のような変人も多いわけだが.

簡単に言うと,数学は「当てはまるものにしか当てはめられない学問」であり,普通の人や社会にとっては,それこそが「有用な」数学である.
その点,「0で割る」などは,実社会ではありえない計算なので,そんな不毛な議論するのは,まともな人間には無意味なことなのだ.



もちろん,まともではない,われわれのような変人の中ではすでに解決済みで,「定義できない」でなんら問題はなく,議論の余地はまったくない.


0で割る計算が当てはめられる現象がないはずなのに,それに興味を持つ一般人が多いのはなぜだろう.
おもしろいのは,現実の問題は存在しないので,あえてシミュレートの対象となりうるストーリーを考え出そうとする人が,多いこと.
「みかん5個を0人で分けたら・・・」
とか.
あ,それと
「0は数ではない」「0は数ではなく概念」
などと仲間はずれにしてしまう人もいたりする.

0はれっきとした数で「足しても変わらないという性質を持つ数(和の単位元)」である.


0で割る計算をシミュレートするストーリーはない.
これは,完全に「抽象言語としての数学」の
「計算構造の中でたまたま0を入れたら?」
という場面でしか遭遇しない.

実はそれこそが「変人(数学人)の入り口」である.
つまり,こういう実社会ではなんら役に立ちそうもないこと(x^105-1の因数分解を手計算するとか)に,ヨロコビを感じる変人への第1歩なのだ.
そう,「現象を記述する有用な言語」から「言語そのもののへの興味」へ.
そして,その延長線上にわれわれがいる・・・


もちろん,0で割る計算の議論でも,多くの人は
「やっぱりよくわからん」「だから数学人は変人」
と,正しい判断をして,この議論をやめる.
でも,これにつっかかる人は多いのだなー.
ときどき,0で割るで,アクセスが噴火するし,そうでなくても毎日一定数がその検索語でアクセスしてくる.


ということで,自分の生徒が,こんな「何の役にも立たない」,「解決済み」の「どーでもいいくだらないこと」に疑問を持たぬよう,機会があるごとに「逆算」がらみで教えることにしている.

情報の授業で「0除算エラー」が出たので,ついでに教えることにした.
「5÷0は0倍して5になる数を求めることだよ.そんなのある?」
「0÷0は0倍して0になる数を求めることだよ.なんでもありで決まらないね」
ってな具合に.

2006年11月20日月曜日

最小排気量RCレーサー

1961~1965
RC115/RC116 最小排気量RCレーサー

昔の名車.
50ccなのに2気筒もあって,トランスミッションが9速! 時計みたいだ.
4ストロークなのもすごいし,それで14ps/21,500rpmをたたき出し,最高速175km/h以上.高速道路も走れそう.

1997
DREAM50 1997

2006年11月19日日曜日

優勝

2年ぶり4回目.

全勝同士が最後に対戦.
相手は前日の個人戦1,2位を擁するが,まぁ実力にさほど差はない.

3人ずつの総当りで先に5勝すると優勝なのだが,はじめの二人が負け,いきなり2敗.
1年が負けるのが順当としても,2年が勝てる相手に負けるのは,流れが相手にある.

やっぱり,だめかな?

ところが3人目が4-4まで競り,1ポイント差で競り勝ち,流れが向きはじめる.
この後の,2人が昨日の準決勝の雪辱を果たし,3勝2敗.
続いて,1年同士の対決で逆転負けをして3勝3敗.
ここで勝てていれば,次に出る調子の上がったエースで優勝が決まったのだが,しょうがない.
つづいて,調子を上げたエースが楽勝,つづいて前日3位が勝って優勝が決まる.
勝負が決まって相手の集中力が切れ,1年が昨日の準優勝選手を破り,終わってみれば6勝3敗.
団体戦というのはおもしろい.

2月の関東選抜大会に出場.


2年前男女で優勝して以来だ.

記録

2006年11月18日土曜日

新人大会

今日と明日はフェンシング新人戦.

今日の個人戦は3人がベスト8のトーナメントに進出したが,1人はトーナメント初戦敗退,2人が準決勝で負けて2人で3位決定戦.

ちなみに決勝も同じ学校同士のいまいち盛り上がりに欠けるベスト4だった.

明日は団体戦.

2006年11月17日金曜日

メビウスの反転公式

1の累乗根をあらわす方程式$x^n-1=0$の左辺の因数分解で,n=105で係数に1でないものが出てくることが数式処理ソフトで計算するとわかる.>x^n-1の因数分解
といった話題を同僚のN氏に話したら.
手計算でできたよ.メビウスの反転公式を使って.」>1の n 乗根

なるほど.
こういうことだ.

μ(n)をメビウス関数とする.
メビウス関数とは,
1.μ(1)=1
2.nに平方因子(つまり2乗)が含まれると 0
たとえばμ(4)=0,μ(45)=μ(9×5)=0
3.nが偶数個の素数の積なら 1
たとえばμ(15)=1
4.nが奇数個の素数の積なら -1
たとえばμ(5)=-1,μ(30)=μ(2×3×5)=-1

このとき次の式が成り立つ.>1の n 乗根

$F_{n}(x)=\prod_{d|n}(x^{\frac{n}{d}}-1)^{\mu(d)}$
は1の原始n乗根のみを根とする,多項式である.(証明は整数論の本で)

2006年11月16日木曜日

マグニチュード

地震のマグニチュードMとエネルギーEの関係は  $E=10^{(4.8+1.5M)}$ である. 今回の千島列島沖の地震は M8.1  $E=10^{(4.8+1.5\times8.1)}=8.9\times10^{16}$ジュール 広島原爆が63兆=6.3×10^13ジュールと言われているから,M8.1の地震は広島原爆の1414倍のエネルギーである. 逆に  $E=10^{(4.8+1.5M)}$ より  $M=\frac{\log_{10}E-4.8}{1.5}$ だから,広島原爆規模の地震のマグニチュードは  $M=\frac{\log_{10}6.3\times10^{13}-4.8}{1.5}=5.999$ マグニチュード6である. 自然のエネルギーはやはり半端じゃない.

2006年11月15日水曜日

モスキート音

17kHzの高音.
こちらのサイトの「Download Ringtone」から.

若者のたむろ撃退にイギリスで開発されたそうだが,45歳の自分にも普通に聞こえて,確かに不快な音だ.
それが,逆に米英の若者の間で着信音に流行しているらしい.>記事

17kHz=17000Hz は音階では「ド」に近い.
ト音記号の五線紙の「ド」は523.251Hzである.
$440\times2^{\frac{3}{12}}=440\times1.18921=523.251$
その5オクターブ上の音が
523.251×2×2×2×2×2=16744Hz
ド#の5オクターブ上は17739.7Hz になってしまうから,17000Hzはどちらかといえば「ド」かな.
とはいえ,この音域で音程を聞き分けられる人はいないだろう.いるかな.

テレビの画面からも高周波が出ている.
それは,水平走査の15750Hz.これは計算したら「シ」.

年をとったり,若年性難聴になるとこの辺の音域から聞こえなくなり,この音域がたくさん含まれる「サ行」が聞きづらくなるようだ.
モスキート音は「大人には聞こえない」ではなく「お年寄りには聞こえない」の方が正しいと思う.

人間は20000Hzまで聞くことができるそうで,オーディオはそこまで再生するように設計されている.実際には個人差があって,20000Hzが聞こえるかどうかは知らない.
自分は聞き分けられるかな.どこかに20000Hzの音源はない?

2006年11月14日火曜日

桁外れ

ブガッティ・ヴェイロン

性能も価格も桁外れ.>1億6,300万円 1001馬力

加速性能は100km/hまでは隼などリッターSSといい勝負だな.
でも最高速はブガッティが上だから,200km/hまではブガッティが速いだろう.

逆にカローラ並みの価格で,100km/h までは1億6,300万円と同程度の加速をする単車もすごいけど.

もちろんバンク角がネックとなるので,サーキットでは四輪のほうが圧倒的に速いだろうが.




データ
0-100km/h加速 2.5秒
0-200km/h加速 7.3秒
0-300km/h加速16.7秒
から加速度を計算してみる.(物理)
0~2.5,2.5~7.3,7.3~16.7秒のそれぞれの区間で加速度は一定と仮定して概算する.

100km/h=27.78m/sec までは 2.5sec いうことは加速度は
27.78/2.5=11.11m/sec^2
この加速で2.5sec 走ると
0.5×11.11×2.5^2=34.7222m
つまりスタートしてたった 34.7m ですでに時速100km.

100km/h→200km/hは 7.3-2.5=4.8sec
スピードはまた27.78m/sec アップするから加速度は
a=27.78/4.8=5.79m/sec^2
この加速で初速v=27.78m/sec,位置x=34.7222mからt=4.8sec間加速した後の位置は,
$\frac{1}{2}at^2+vt+x$
より
0.5×5.79×4.8^2+27.78×4.8+34.72 = 234.7 m
まだ400mに到達しない.

200km/h→300km/hは 16.7-7.3=9.4sec
スピードはまた27.78m/sec アップするから加速度は
a=27.78/9.4=2.96m/sec^2
この加速で初速v=55.56m/sec,位置x=234.7mからt=9.4sec間加速した後の位置は,
$\frac{1}{2}at^2+vt+x$
より
0.5×2.96×9.4^2+55.56×9.4+234.7 = 887.5 m

400mの位置に来る時刻tは,方程式
$\frac{1}{2}2.96t^2+55.56t+234.7=400$
の正の解で,t=10秒
単純計算でゼロヨン10秒である.

2006年11月13日月曜日

今日は代休

今日は土曜日の代休.
でも昨日から,「情報」の実習のプログラミングの教材を作っている.

昨年は VBA でやった.
でもメモ帳で書いてブラウザで動くJavaScript も捨てがたい.

今年はどうしようかと,JavaScript を試してみた.
ソフトはメモ帳とブラウザだけでいいので簡単なのだが,授業では使えないな.
1.基本的にタイプ量が多い.
  表示するだけで, document.write(・・・などとなる.
2.足し算ができない.
  いや,できるのだが,たかが足し算に,生徒にとっては意味不明の「作法」があって面倒.
3.プログラムにエラーがあってもブラウザは真っ白なままで何もおきない.
  どこでエラーしたのかがさっぱりである.
  VBAは意味不明でもエラーメッセージが出る.
4.debug環境

ということで,今年もVBA.
去年,授業をやっていて大変だったところを,大幅に書き換えた.
明日,早朝に印刷だ.

2006年11月12日日曜日

ヘリコプターの宙返り

ヘリコプターも宙返りくらいはできる.

子供のころ,実際に見たことがあった.
学校帰り,下総基地でアメリカのメーカーが,売込みのデモフライトをしていた.
宙返りやきりもみなどいろいろと曲技飛行をしていて,自衛隊の父が,ミサイルをかわすために必要な性能だと言っていた.

最近見つけた動画.(Helicopter Loop で検索)
You Tube

ラジコンはもっとすごい.
You Tube

2006年11月11日土曜日

めまぐるしかった

今日は,いろいろなイベント.
午前中は授業公開3時間.そのうち2時間を授業する.

3時間目から自分は「ミニ集会」に進路部として出席.
これは地域の人たちを集めて学校に関していろいろ意見交換し,学校を知ってもらうとともに,地域の人たちの思いを学校でくみ上げるイベント.
保護者のほか,近所の人や,近隣の小中学校,福祉施設の方,町内会長,地区の補導員さんなどが集まった.
なかなか和やかな雰囲気で,活発な発言があり,有意義な時間だった.

午後は学年保護者会で,自分の学年は外部講師の講演会が目玉.
講師の方から,「駅でタクシーがつかまらない」と電話があり,迎えにいく.
雨が降っているからあちこち呼ばれて出払っているのだろう.

講演は大学の入試状況や,受験生を持つ親の,子供の支え方など,保護者にはとても参考になっただろう.普段,断片的にはわれわれも口にすることだが,系統立ててまとめて話してくれたので,とてもわかりやすかった.
講演後も車が来るまで応接室で接待し,いろいろ話をする.

講師が帰った後,今度は自分の出番.
学年保護者会で「進路部から」ということで,いくつか話をする.


メインはこんな感じ.

学校では親御さんに「もっと勉強させてほしい」というが,それは「勉強しろ」と口でいうことではない.
親に勉強しろと言われて勉強するくらいなら,言われなくてもはじめから勉強するし,親に言われることほど嫌なものはない.難関大学の合格者に聞くと,親に勉強しろといわれた人間はまずいない.
「勉強しろ」は学校でさんざん言っているので,家に帰ってまで追い討ちをかけないでほしい.
親にできることは子供の話を聞いてあげること.
勉強してほしいならそのことには触れず,勉強の動機付けができるような体験をさせたり,それにつながる自分の体験などを話して聞かせること.
家族の絆を強く深くすること.
気持ちが向かえば,何も言わなくても勉強を始めるし,そうなったらいくらでも伸びる.

2006年11月10日金曜日

高校の数学の先生

職業が持つ世間一般の印象というものがある.
タイトルの職業の印象はどんなかな.

1.気難しい
2.厳格
3.いぢわる
4.ヲタク

学園ドラマでの数学教師はこんなふうに描かれることが多い.
自分の学生時代を考えると,こういう数学教師は一人もいなかった.高校時代,教わっていない数学教師に,こういう人がいたらしいが,自分は接点がないのでわからない.

厳しい先生はたいてい数学以外だった.英語の先生なんか怖かったなー
自分が教わった数学の先生は,テキトーな連中ばかりだったし,教員になってからも数学科の教員が一番テキトー人間が集まっている印象だ.
ほかの教科のほうが,厳格で気難しい先生が多い気がするのだが.


ということで,ムスメのパートナーの両親は,かなり緊張してたらしい.

ところが開けてびっくり玉手箱.
おそらく
「こんなテキトーな人間が数学教師とは(ガラガラガラ・・・←概念の崩れる音)」
だったと思う.


私も「漁師」と聞いていたので,
1.プロレスラーのような体格
2.角刈り
3.色黒
4.頑固

ところが開けてびっくり玉手箱.
正解は2「色黒」だけ.(ガラガラガラ・・・)

さて今夜は,どうやって激うまホタテを食べようかな.

2006年11月9日木曜日

ほたて

いただいたホタテ,さっそく食す.
激ウマ!

お父さんは,ホタテ養殖をしている.
2年くらいで出荷してしまうものも多いそうだが,高級品用にもっと大きく育てるものもあるという.
で,いただいたのが4年もの.巨大である.

ただし5年を超えるとでかいだけで味が落ちるそうだ.

ホタテの泳ぎを見てみたい.

2006年11月8日水曜日

あちこち

数学部会の出張、単車で千葉市南部へ。
準備のために8時に到着。プロジェクタの設置や部会誌を学校ごとに分けたりする作業。
さらに来ない学校へ宅配便の宛名書きで、公開授業を見に行く暇はないが、研究大会の時間にはすべて終わった。

その後、自分だけ帰り、ムスメの結婚相手の親と食事。お父さんはやせていて、明石家さんまみたいな人。
体格も自分と大差ない。

さてその後、単車を家に置き、千葉市南部へとんぼ返りで飲み会。いつもながら大いに盛り上がる。

2006年11月7日火曜日

強風

帰り道,明日の結納?に持っていくお菓子を買いに船橋のデパ地下へ.高級せんべい.

ものすごい風で,船橋のビルの間を歩くとき,吹き飛ばされそうだった.
せんべいの包みを飛ばされぬように両手で抱えて歩く.

明日は出張帰りに直接行くので,今日のうちに幕張のホテル○リーンタワーに預けに行った.(危なく日にちを間違えるところだったよ.)
風がすごくて,走行中にふられる.船橋から行くとき,いつもは湾岸道路をぶっ飛ばすが,風があぶないと思ったので旧道のR14を信号につかまりながらゆっくり走る.

で,千葉市の帰りは,いつもは高速道路を使うが,今日は下道.
まぁ京葉道路は防音壁が高いので横風はさほどではないだろうし,たぶん混雑渋滞でスピードは下道と変わらないのだが,久しぶりに裏道を帰ってきた.

富士山のシルエット
久しぶりに見る夕日.家から富士山のシルエット.

2006年11月6日月曜日

因数分解

$n$が3以上の自然数のとき,
$x^n-(2^n-1)x+2^n-2$
の因数分解.

$n$が確定していればちょろいが,こんなのいったいどうするの?という感じ.
因数定理を試すと,$x=1,\ 2$が当てはまることが分かる.


$x=1$のとき

2006年11月3日金曜日

地球の裏側

以前テレビで,二人のタレントがGPSを使い「ちょうど裏側に立つ」というのをやっていた.
沖縄本島とブラジルのどこかだったかな.

日本の本土の裏側は,どこも大西洋上で,南西諸島がブラジルに乗る.

東経127.7度,北緯26.2度の那覇市
のちょうど裏側は
西経52.3度,南緯26.2度はブラジルのここ

種子島や屋久島の裏は大西洋だが,中之島より南西にあればブラジルに乗るようだ.

2006年11月2日木曜日

LPRバイトカウントを有効にする

プリントアウトで罫線が切れた.

「LPRバイトカウントを有効にする」

にチェックを入れたら直る.

2006年11月1日水曜日

エネルギー

水力発電は水の位置エネルギーを使って発電している.

もしダムや発電所が無ければ,普通に川に流れて,発電量の分だけ水温が上がると思うが,どれくらいになるのかな.

関西電力 黒部川第四水力発電所の場合>水力ドットコム
認可最大出力:335000kW
最大使用水量:72.00立方メートル毎秒

で計算.

335000kW=335000000W は1秒あたり 335000000ジュールの熱量である.
「1ジュールは0.000239005736 キロカロリー」
なので,
毎秒 80066.9216 キロカロリー の発電をしている.

1キロカロリーは1キログラムの水の温度を1度上げる.

今毎秒72.00立方メートル=72トン=72000キログラム
の水を放出するから,
80066.9216 キロカロリーの発電量では72000キログラムの水の温度を
80066.9216÷72000=1.11204058度
上げる.

なんだこんなものか.
黒4ダムが水を垂れ流しにすると,発電しない場合に比べて摩擦によって水温が1.1度あがることが分かる.

自然はやはり大きいなぁ.巨大な自然からほんの少しだけ利用しているわけだ.

2006年10月31日火曜日

鬼撚線

ネットで見かけた,変な言葉.
「オニヨリ線」

避雷針のアースなどに使用される銅線のひとつであることが,検索したらわかったが.
どんな撚り方をしているんだろう.
どんな形?
「鬼」の名のつく由来は?

知りたい.

2006年10月30日月曜日

約分の感想

昨日の記事「約分」に書いた中学生の感想.


学でやらないことをやってよかったです.

校の授業のふんいきがわかってよかったです.

ても楽しかったです.ここは絶対に合格したいと思いました.

らないことがわかった.

学校でならやらなかったことを学べたのでよかったです.

くぶんできないと思ってたのが,できてとてもたのしかった.

のしかった!!数学の先生がおもしろくて楽しい授業ができた♡♡

ーと,数学ってやっぱり大変だなと思った.でも,新しいとき方でやってみると・・・できた!!ところもあった

学はとてもおもしろかったし,簡単なやりかたもできた!!この学校で勉強したいなーって思いました!

学に参加して,とても楽しく,先生がわかりやすいので良かった

解に苦しむ!!

やく解く方法が知れてよかった

分のかんたんな?やりかたがわかった◇◇おもしろかったです!!

業が分かり,やれておもしろかった.複雑な計算もすぐ解けるようになってうれしかった!!

くろべえ「互除法」関連の記事

2006年10月29日日曜日

約分

昨日は中学生対象の「秋の学校公開日」というイベント.

ユークリッドの互除法を用いた約分をやった.
一昨年からずっと同じ内容で実施して,3年目である.>最初の年
プリントもまったく同じもの.プリントPDF

最大公約数を求めているだけなのだが,最大公約数ってあんまりありがたみを感じない.
ユークリッドの互除法の子供向け説明に,タイル並べがあるがそれも最大公約数がらみの話題である.
「最大公約数を求めてどうなるの?」
ほんとうはそれがすごいのだが・・・

それに比べれば約分を直接扱うと,
「こんな約分ができる!」
という得した気分になってもらえるのがいいところ.

感想にも「約分が楽しくなった」というのがあった.

この約分方法は,あまり社会に浸透していないようで,約分というと世間一般には「素因数分解」であるようだ.
次の知恵袋の回答でも,ベストアンサー以外はすべて素因数分解を解説している.>Yahoo
あるいは,ユークリッドの互除法と約分がつながっていないのかな.

追記:「約分の感想」

くろべえ「互除法」関連の記事

2006年10月28日土曜日

方程式とは

高校1年生レベルでは
「xの等式があって,その等号が特定の値でのみ成り立つとき,その等式を方程式といい,特定の値を求めることを解くという.」
かなぁ.
つまりこれでは1変数にしか対応しない.

直線の方程式「y=3x+1」はどういうこと? これの解は?>「直線の方程式」って何よ
この「等式」も座標平面上の特定の点のみしか満たさない.つまりその特定の点全体が直線に並ぶので,この方程式の解は「直線」である.
だから「直線の方程式」という.
円の方程式とかも同様.

「y'=k y」みたいな微分方程式は,こんな説明では「方程式」の範疇にははいらないな.
未知数ではなく,未知関数.
求めるのは値ではなく関数だ.


線型代数の簡単な連立方程式を考える.
つまり係数行列$A$とベクトル$b$と未知数ベクトル$x$に対して,
$Ax=b$
と表現されるわけだが,まぁ
$b\in \mathrm{Range}(A)\Longleftrightarrow$解が存在する.
$\mathrm{Ker}(A)=\{0\}\Longleftrightarrow$解ただひとつ.
くらいは大学1年の線型代数だ.
これなんかも,求まるのはベクトル.

「方程式」の概念もどんどん広がる.

結局,方程式の
「気持ち」
は,ふだん対象 $A$ にある操作 $f$ を施して対象 $B$ を得ている状況があるとする.
で,結果の対象 $Q$ が先にわかっているときに,操作 $f$ を施して,対象$Q$になるような,「元の対象」を表す式$f(X)=Q$が「方程式」であるといえる.
で,「方程式を解く」とは $Q$ に操作 $f$ の「逆操作」$f^{-1}$を施す方法を求めることにあたる.
つまり$X=f^{-1}(Q)$
もちろん,「存在するの?」とか「ひとつだけ?」なんてのは数学の議論ではある.
すなわち操作の結果,$Q$になるものがまったく無かったり,いくつもあったりする場合も,数学では考えなければならないが.

すごく簡単な話.
「a倍」という操作を考える.
たとえば「2を3倍して6になる」とか.
さて,「3倍して12になる数は何?」では
3倍の逆操作が必要となる.割り算「12÷3」とはそういうことなのだ.


では,「0倍」という操作.
これはなんでも0になる操作である.
その逆操作は,0で割る計算に当たる.

「0倍して12になる数は何?」つまり操作の記述としては「12÷0」
「0倍したらなんでも0だからないよ」,つまり逆操作が存在しない例.
「0倍して0になる数は何?」つまり操作の記述としては「0÷0」
「0倍したらなんでも0だからねー,なんでもあてはまっちゃうよ」,つまり逆操作がひとつに決まらない例.


結局方程式って,ファイバーなのよ・・・>wikipedia

2006年10月27日金曜日

iの立方根(虚数単位の3乗根)

先日,虚数単位i の平方根を求めてみたが,同様に4通りの方法でできるかな?


まずは,旧教育課程にあった,複素数平面の de Moivre の公式を使ったもので,これは当時の教科書の例題にあるだろう.

<解1>
i の絶対値 |i|=1 で,偏角は 90度+360度×n
ということから,
3乗根の絶対値は1の正の3乗根なので 1.
偏角は3で割って 30度+120度×n
つまり

2006年10月26日木曜日

必修逃れ

やっぱりな.よく聞く話で,今頃問題にするんかい!という感じ.

教育課程表の教委への報告が実際と違うのが問題になっている.
いわゆる二重帳簿ということなのだが,もっと悪質なのが,ちゃんと教科書まで買わせて「実は中身が別教科」というパターン.

3年前新設された「邪魔な」「総合」や「情報」,きちんと時間がとられているか.

まぁ「総合」は「なんでも」なので,そこで受験補習をしても「総合」なのだろうが,「情報」で他教科をやったりしているのを聞いたことがある.
つまり他教科の単位を「情報」に読み替える裏技である.

とりあえず,今の学校や前の学校では雰囲気的にありえない(自分の教科の縄張りは死守する)話だが.

教科情報を最初に履修したはずの大学1年生に教科情報の教育内容でもアンケートすると面白いだろうねぇ・・・
「ワープロとエクセルとインターネットだけで終わった」ならまだいいほう.
「1単位は他の教科をやった」とかあるだろうな.

"必修科目逃れ"wiki - 高校リスト

2006年10月25日水曜日

ハイブリッド

ハイブリッドカーというと先進技術の塊なので,なにか高級そうなイメージではあるが,「燃料がいろいろ」という意味である.つまり燃料が「雑種」なのだ.

うちの猫の種類を聞かれたときは,「ハイブリッドだよ」と答えている.

2006年10月23日月曜日

休日

学校の文化祭の代休の日に,数学部会の編集で出張だったので,今日代休を取った.
実は,今日確実に学校を休むために,土日に出勤して試験問題の作成や印刷をしておいたのだ(やれやれ).

土曜日は試験問題の作成,帰り道にGB250に給油したら 407.3kmで12.47L.32.66km/L まぁまぁかな.
日曜日に印刷して,ついでに運転免許の更新に幕張まで行ってきた.
やはり日曜なので,すごーく混んでいた.
2年半前に大型二輪免許をとったときに新しくなったので,まだ3年は経過していない.その直前,蔵前でスピード違反をしているので,講習は「一般」で60分である.事故の悲惨さなどのビデオや自分の運転診断など.

今度は期限が5年か.5年後は50歳でパスポートも更新だ.わかりやすくていい.

さて,今日は朝から雨だが,ダリ回顧展に上野の森美術館へ行ってきた.


ムスメが絶賛していたので.
そもそも4年前に諸橋近代美術館へ連れて行ったのがきっかけかも.それにしても諸橋のurlは「dali.jp」かい.すげーな.
雨の月曜日なので,さほど混んでもいないかなと思いきや,なんで東京はこんなに人が多いのだろう・・・
それでもめげずに,3時間ほどかけてゆっくり見た.

今回の展示は全て絵画で,それが,「だーっと並んでいるだけ」だった.
まぁつまらなくはないが,諸橋ほどのインパクトは無かったかな.
諸橋の彫刻とかの収蔵品の展示なんかもあれば面白かったのにと思う.
まぁ上野の森を見たら次は諸橋へ行け,という感じ.

さて,帰りは雨なので神田古書街ではなく,八重洲ブックセンターへ寄り,今度読もうと思う本を物色するが,買わない.まだ読もうと思って積んである本がたくさんあるから.
さらに建て替え中の丸善ビルはどうなっているかな?と銀座へ足を伸ばしたがやはりまだ工事中.あとでネットで調べたら来年の春にできるらしい.

船橋の旭屋書店でも立ち読みして5時過ぎに帰宅.

2006年10月20日金曜日

飲酒運転撲滅

酒飲みの自分だが,飲酒運転の経験はない.

罰則が厳しくなったときに,飲酒運転の数はかなり減ったが,ここ数年は減らずに横ばい状態.
さらに常習者が悪質化していて,それをどうするかが問題だと報道されていた.

常習者のインタビューはなかなか自分勝手で,
「飲酒は自由」
「自分は事故を起こさない」
などなど

これからは罰則を強化しても「事故を起こさないから乗る」人間には効果が無いだろう.
ひき逃げのほうが罰則が軽いため,ひき逃げして酒を醒ましてから出頭するらしい.
つまり飲酒者は「いかに事故を起こさないか」ではなく「いかに逃れて酒を飲むか」を考えるわけだ.そんな人間に殺される被害者はうかばれない.

何かのインタビューで
「今,飲酒はキビシイからしません」
と答える人がいた.まぁ飲酒運転しないというのはいいことだが,そうじゃないだろう.キビシイからという相対的な認識ではなくて,「絶対悪である」という共通認識を確立せねばならない問題なのだ.

自動車メーカーの対策(検知器)も含め,ありとあらゆる方法をとり続けるしかない.

2006年10月19日木曜日

Gmailにした

仕事のメールアドレスは,県のウェブメールを使っていた.
ウェブメールなら自分のパソコンが無くもチェックできるし,せっかく,県が用意したのだから使わないと.ということで.

ところがこれは20Mで使えなくなる.
それは知っていたので,せっせと削除しながら使っていた.

先週,数学部会誌の編集仲間から「メール届いてる?」の電話.
「あ゛ー! もしかして・・・」
あ る人が巨大な添付を送って,一気にマックスになっていた.行事の写真たかが2枚であるが,高画質のディジカメで撮影したフルサイズのファイルをそのまま添 付したらしい.いわゆる,サイズなど気にしないパソコン初心者の人で,通信環境が恵まれた現在ではよくあることである.

編集委員会MLの50通ほどが受信できず,編集作業が自分のところで滞っていた.で,先週のどたばた編集となったのだ.

大事なメールが届かないのは困るので,県のメールは捨てることにした.
でもウェブメールは使いたい.
ヤフーのアカウントはあるが,どうもヤフーのメール画面はごちゃごちゃしてきらいである.
で,数学の編集委員のある人が
 Gmail( http://mail.google.com/ )がいいよ.
ということで様子を見たら.でかい広告は表示されないし,スレッド表示もできて画面がすっきりしているし,2.5GBもの容量があるしということで,すぐにアカウントをとった.

現在容量は2775MB=2.7GBで刻々と増えている。>こちら
無限に増えるの?
おもしろいなー

2006年10月18日水曜日

出張

2日連続,午後出張.どちらも単車でひとっ走り.

昨日は高体連の研究班で,県スポーツ科学センターへ.総合スポーツセンター内の施設である.
来年2月の県の研究大会とか,3年後(?)の千葉県での全国レベルの研究大会の企画関係.
昨年のインターハイでのアンケートの結果をどう分析するかといったところ.
「調査班」ではなく「研究班」なのだから.

今日は情報部会で千葉大学.
大学の先生との意見交換等.ちょっと時間が足りなかったかな.
大学が高校の情報に望むことは,「教科情報」の目的とはずれている感じ.
教科情報の目的は指導要領を見ればわかるが,単にリテラシーではなく「情報化の進展に主体的に対応できる能力と態度を育てる」とある.大学は「ワードエクセルパワポが自由に使えるようになって,進学してくれるとありがたい.」という雰囲気かな.

夜に懇親会が企画されていて,つづきはそちらだったのだろうが,自分は数学部会誌を印刷所にもって行く仕事.
直前まで文字の間違いに気づいたりして,メーリングリストで情報交換をしていた.それでもたまに印刷が仕上がってから「あ」となることがある.

印刷所は千葉大裏門から徒歩5分.いつもとてもきれいに仕上げてくれる印刷所である.学校要覧とか学校案内とか,今度ここで作ってもらおうか.

2006年10月17日火曜日

本日の無酸素計算(虚数単位 i の平方根)

$i^i=e^{-\frac{\pi}{2}}$ >i^i の計算
よりは,やさしい.

旧教育課程では複素数平面を扱っていたので,教科書の練習問題レベルである.

解1

2006年10月16日月曜日

めまぐるしい1日

授業4つやりながら,明日の会議資料の作成と,部会誌編集の最終チェックと,試験問題作りと・・・

2006年10月15日日曜日

自転車操業

昨日も今日も,学校で仕事.
自宅では捗らないので.

まさに自転車操業.

2006年10月14日土曜日

炎上電池交換

炎上するバッテリを交換.

先月,自宅のmac の電池交換を申し込んでいたものを,宅配の人が持ってきた.

そして,宅配の人が「古いのをすぐに持ち帰ることになっています.」とのことで,着払いの伝票を書いて,新しいのが入っていた箱に古いのを詰めた.
「これが,火を噴くバッテリですよ.」
先月,火を噴くものだと発覚してからパソコンはACだけで使っていた.
バッテリは放電させたから,運送中に火を噴くことはないと思う.

けっこうニュースになって,交換にはもっと時間がかかるかなと思ったら,意外と早かった.

2006年10月13日金曜日

雪崩れ

先日書いたリンクの「言葉にならない」映像のような状態が発生.
インスタントのお茶を,缶からカップに振っているときに,雪崩が起きてしまった・・・
深緑色のどろどろのお茶・・・

2006年10月12日木曜日

冷たいです

よく言えば,冷静.

伴ちゃんの件で,各方面から気を遣ってくれ,ありがたくて,もったいないです.

それに対し,自分は図太いというか,現実を受け入れるのが得意というか.
まぁ要するに「冷たい人間」(ムスメの母親の言)なので,普段どおりでなんらかわりなく,申し訳ない.
父親が飛行機事故に遭い,遺族として海外に行ったときに,成田で「遺族の様子」が放送された.そのとき後ろの方で,弟と馬鹿笑いをしている様子が画面の隅に写っていたらしい.(あちゃー気をつけます)

今回の件を友人に伝えるときも,深刻な口調の友人に対して,人ゴトのように話してしまうので,「まずいかな」とも思ったり.
しかし,もともと感情を表すのが苦手なので,しょうがないな.

伴ちゃんとは二人の間で,かなり非常識なきわどいギャグを言い合っていたので,非常識なギャグを発してしまわぬようにだけは,気をつけているが.

ムスメの母親も知り合いなので知らせたが,結構取り乱した感じだった.
ブログを眺めても,女性はけっこう大変な人が多い印象.

ブログの女王も関羽の死を引きずってるみたいだしw>過去を引きずる
1787年も前のことなのに.ブログの女王は長生きだね.今年1810才くらい?

まぁ,こんな記事を書いて言い訳するくらい,ショックなんだよ.

2006年10月11日水曜日

TARAKO FIGHTER

うがっ!>TARAKO FIGHTER

やられっぱなし.
ベストは


76 tarako でクリアだと思うが・・・

2006年10月10日火曜日

本日の無酸素計算(波動関数)

息を止めてやる計算.

Aを振幅,xが位置,tが時刻のとき,複素数の定数kに対して波動関数は
$\Psi=Ae^{i(kx-\omega t)}$

波動方程式を扱うと,しばしば波動関数の複素共役が出てくるが,この波動関数の複素共役を求めてみる.ちなみに「共役」は常用漢字だが,本来は「共軛」と書く.牛車の軛(くびき)にあたる「実部」が共通で虚部が轅(ながえ)にあたる雰囲気.つまり共通の実部をもつ複素数が「共軛(きょうやく)」

さて,この波動関数を展開して,複素数の実部と虚部に分ける.
高校数学以外では,オイラーの関係式
$e^{ix}=\cos x +i \sin x$
を使うかな.

2006年10月9日月曜日

訃報

伴古庵 氏が急逝したもよう.


先月末からハワイへ友人の結婚式に行ったのだが,ハワイ時間4日に急逝とのこと.
結婚した方の友人からのメールの情報なので,これ以上の詳細は不明.

昨日,その友人から連絡取れぬとのメールがあり,近所にある自宅と実家へ訪ねたが,どちらも不在.
今年になって心臓で検査入院していたのは知っていたので,雨戸の閉まった実家のチャイムを押しながら「しゃれにならんぞ」と思い始める.夜になって電話したが,やはり不在.

で,今日のメールで判明.まだ実家は不在のままだった.

航空ショーに一人で行かなきゃならないじゃん.
「なんちゃってー.めんごめんご」と言ってくれ.

2006年10月7日土曜日

言葉にできない

jazz1 さんからもらった>「言葉にできない」

ぎゃはは.
ようつべはおもしろくて,いろいろ見てたけど,これは最高.

2006年10月6日金曜日

危機管理意識

大雨と洪水の警報が出た.
自分は,ひとつでも警報が出たら,生徒を帰すべきだと思う.

今日の雨の降り方は,土砂降りではない普通の雨である.
だから,「帰すほどではない」との学校の判断である.
でも,その判断は科学的なものではない.自分たちの過去の経験に基づいた「素人判断」である.
いちおうネットで雨雲の動きなどを見たという.その動きを見て「生徒の帰宅に影響が出るほどではない」などという判断は,どこまで行っても「素人判断」に過ぎない.昨夜からやむことはなくずっとこの降り方なのだが.

気象庁は,一定の地域全体にごく一部でも洪水が起こる可能性があれば,警報を出す.千葉県北西部なら100万人以上の住民の1人でも洪水に遭いそうなら警報を出すわけである.
1人も犠牲者を出さないためには,適切な警報の出し方である.

逆に,それが「警報」を狼少年状態にしているかもしれない.

たいていの洪水警報は被害がほとんど出ないまま終わる.でもそれは「よいこと」なのである.

つまり災害は不可抗力もあるだろうが,警報が出ているのにもかかわらず川に近づいたり,避難が遅れたりして,災害に巻き込まれる場合もある.
そして異口同音に「いままでこんな災害がなかったから大丈夫だと思った」という.警報が出ているにもかかわらず,狼少年状態で大丈夫だと思ったわけである.

「警報」はトップレベルの危険情報で,これ以上の危険情報はない.
利根川と江戸川の両方が大氾濫して,市内のほとんどが流されるような洪水でも,近所の小川がちょこっとあふれる程度でも「洪水警報」に変わりはない.「大洪水警報」とか「チョー洪水警報」とかはないのである.

判断は学校に任されているので,まぁ仮に,生徒の帰宅中に事故が起きても,「学校の判断としては問題なかった」ということになり,責任は追及されないのだろう.

でもそれでいいのか?
学校は数百人の命を預かっている.全員を安全に自宅に帰さなければならない.そのためには警報の空振りを恐れてはいけないと思う.
それが,危機管理意識というものだろう.

災害は「大丈夫だと思った」素人判断に起きる.
学校には気象庁以上の判断をできる専門家はいないのに,「大丈夫だ」と判断してしまう.つまり,専門家集団が出した警報を,「狼かウソか」と素人が判断していることであり,実はものすごく危険なことなのだ.

数百人全員を無事故で帰宅させるには,警報が出たら即刻休校にすべきだ.
警報は空振りに終わってよいのである,空振りは「よいこと」なのだから.

警報が出るたびに,この素人判断がどうにかならないかと思う.
犠牲者が出てからでは遅いのだ.

2006年10月4日水曜日

編集作業

今日の出張は,自宅から近かった.勤務先より近い.

今日,初めて dvi ファイルに jpeg を埋め込むことに成功した.
10年以上前にepsを埋め込むことには成功していたのだが.バージョンがあがってできなくなり,あきらめていた.

「くろべえさんができないなんて信じられない」といわれ続け,苦節?年.
できたときは久しぶりの感動の一瞬だった.(そうでもないけど)

pdf化したとときに,画像が出ない.
どうするのかな.
また考えようっと.

今日の話題の中に,
「10年位前にセンターで UBASIC の講座やったの誰だろう?」
というのが上ったが,なんか自分だったような気がしてきた.
テキストを TeXで書いた覚えがある.と思ったらファイルを見つけた.
目次や索引までついた,60ページ以上もの力作である.
pdf化してみた.

若かったなぁ.
いまや数ページの組版でもひぃひぃ言っている.
もちろん,全部自分で書いたのではなく,もともとは当時センターのK戸先生がワープロ書いたものを元に,書き足したりしてTeX化したものである.
講座ですべて扱ったわけではなく,基本的な部分だけを説明して,残りは「お土産」である.

自分がやったことを,すっかり忘れていた.

2006年10月3日火曜日

飲み会

土曜日までの文化祭と今日の体育祭,大きな行事が終わって,明日の代休を前に飲み会.
3次会まで参加.といっても自分は明日出張なので,2次会以降はすべて水やウーロン茶で1次会のアルコールを薄めながら.
ちゃんと今日中に帰宅.

家に着いたら,テーブル上にレタスの皿.たぶん母親が天ぷらか何かを持ってきたのだろうが,猫の餌食になったようだ.
しょうがないのでレタスだけ食う.

2006年10月2日月曜日

猫3匹

娘の旅行中,猫を2匹預かることになった.すでにいる猫とあわせて,都合3匹.
なんだか仲良くしている.

うちの老猫は,呼べば近寄るくせに,触ると「やめろー,やめろー」と体で表現しちょっとずつ逃げようとする.でもおとなしいので,普段はそのまま思いっきりなで続けて遊ぶ.
それに比べると娘の猫の1匹は,人の姿を見るとゴロンと寝転がって,「なでてー」.なでると右へ左へごろんごろん転がってかわいい.手を離すと追いかけて頭を押し付けてくる.
でも.もう1匹は「つん」とした感じ.逃げたりはしないが,あんまり近寄らない.いやがるのを追い掛け回すと威嚇してくる.

2006年10月1日日曜日

休日

9月10日以来の休日.長い長い3週間が終わった.

学校へ行かなくても,家でやることは多い.
まず,ごろごろしてテレビを見なけりゃいけない.
今日は朝からたまった洗濯をし,1週間分の食料の買出しに行ったら雨が降り始めてしまった.
夜は夜で酒は飲まなければならない.あー忙しい.

さらに,数学部会誌の編集作業もある.

いや~結局2時間のインタビューのテープ起こしは3万字ほどになった.それを先週の編集委員会で切り落とす.
で,今日は全体の文章を直して,写真や図を配置し,とりあえず完成かな.
4日の編集委員会で最終チェックだ.

その他,3本の原稿のチェックと校正と,自分の担当原稿(書評)の執筆など.今年の書評は半ページ分,写真のスペースもあるのでちょろい500字程度である.

息抜きに午後外出,ユニクロで冬物などを物色していたら,古い知人に声をかけられた.
3年前に銀行員を辞めて,通信教育で教員免許を取り,2年前から小学校の非常勤講師をしているという.思い切ったことをするなぁ.
こちとら20年以上この仕事をしていているが,そんな思い切ったことはできないなー.
あ,教員やめたいといえば,即刻辞めさせてくれて,行政職に配置換えしてもらえるようで,そういう人も結構見かける.(教員は過員だから)
まだ生徒を相手にしている方が楽しいなぁ.

2006年9月29日金曜日

因数分解

まずはあんまり効率的ではないが,「1つの文字についての整理」という最もオーソドックスな方法の繰り返し.手の運動だ.

$x^3+y^3+z^3-(x+y+z)^3$

2006年9月28日木曜日

中学校訪問

学校の宣伝に,学区内すべての中学校を皆で分担してまわる.教頭は一人で20校以上まわるようだ.
自分は自宅の市内の2,3,4中が分担で,今日は2,3に行った.

今は,どこの高校もこうして中学校を回り,進路担当者と面会する.近隣の高校がこうして押し寄せたら,中学校の先生は大変だろうと思う.
というのも,自分も進路部で,毎日のように大学や専門学校が訪問し,毎年延べ数百人になる.来校者は名刺を置いていくので,その枚数が1年で数百枚.その都度こちらも名刺を渡す.数人の進路部員で分担するにしろ,自分は1年に1ケース100枚以上名刺を消費する.あ,そろそろ名刺を注文しないと.

だから,自分が訪問するときは平身低頭で長居はしない.
でも,パンフに目を通せばわかるようなことを話してもつまらないから,短時間で面白いことを話す.もちろん,無関係なことを話すと「こいつ,この忙しいのに何しに来たんだ」となるので,思わずあとでパンフを見てみたくなるようなギャグとか,「中学生にとってこれは耳寄り?」と思えるような情報を散らすわけだ.
中学校の先生が質問してくれれば,まぁまぁだな.

高校を訪問する学校の中には一方的に話して,帰ってしまうところもある.自分はうなずくだけで終わってしまう.こういうところは記憶に残らないけど,短時間で終わるからまぁいいかな.

3中では,若い女性の先生が声をかけてきたと思ったら,教え子だった.
でも,とんと思い出せぬ.
そしたら「習ったことはなく顔を知ってる」程度だったようだ.それじゃこちらはまったく覚えていない.(担任してても忘れるからな.)

2006年9月27日水曜日

なぜ?

アクセスログにはリンク元を記録しているが,
かしわタウン情報 (千葉県柏市の地域情報)
http://kashiwa.info/
のリンクのクリックで訪問者がいた.

で,そこの「新着サイト」に「くろべえ」が載っているのはなぜ???

掲載は自動的?それとも誰かが載せるの?

自動的ならどんな仕組みで「くろべえ」が拾われる?
誰かが載せたとすれば,どんな観点で拾った?


http://kashiwa.info/site/site_view.cgi?category=405
を見ると,紹介のコメントまである.掲載フォームもあった.
ということは誰かくろべえのシンパが掲載したのだろう.

べつに困ったことではないけれど,このブログは
 柏市のタウン情報とは関係ない
と思うよ.

自分が掲載したわけではないので,削除しようにもできない.まぁ無害だから削除依頼を出すほどではないので,ほうっておくが,いずれ無関係と判断した運営者のほうで削除してくれるだろう.

2006年9月26日火曜日

ビー玉

ラムネにビー玉は入っていない理由

ラムネ玉がA玉で,規格品外がB玉.
とかビードロ玉がビー玉とか.

「A玉,B玉」説を訳知り顔で説明したら,納得しちゃいそうだな.

2006年9月25日月曜日

XJRもオイル交換

土曜日のGB250に続いて,日曜はXJR1300
前回交換は4月の車検時.そのころちょうど15,000km(3,000の倍数)を超えていたので.

4月下旬に福島県の三春滝桜を見に行き,夏は北陸中国四国を走り,車検後8月までほぼ3,000km走破.

学校を出るときにオドメータを見ると17,977km.せっかくだから18,000km台に乗せようと,短時間で距離の稼げる北総線(R464)を走ることにする.


六高台で,前に巨大な単車が見える.信号で追いついたらCB1300.
2年位前のモデルで,モーターは「なんちゃって空冷フィン」である.水冷にはフィンはいらないのに「単車らしいデザイン」といういことでフィンがついているのだ.よく見ると本物の空冷モーターに比べ,フィンの溝は浅い.現行モデルはフィンがなく,ツルツルである.
XJRは空冷なので,もちろん本物のフィンだが,オイルクーラーがついていて,「水冷ですか?」と聞かれることがある.XJRにしたのは空冷フィンは単車らしくて美しいからで,モーターを止めてから冷えるときの「キンキン」ときしむ音が「いいなぁ~」



六高台はたくさんの信号のタイミングが悪いので,2台ともとろとろ走る.
県道8号(通称ふなとり)を横切り下総基地の滑走路南を通過.
そこからR464へ.

17,990kmを超えたら,Uターンしようと東へ.ニュータウン中央駅まで行くかな?
西白井,白井と駅を通過.
小室を過ぎた辺りで17,990kmを超えたので,その先の神々廻へ向かう交差点で右折を繰り返して引き返し,西行き車線に.ニュータウン中央まではたどり着かず,17,991km.「神々廻」(ししば)は読めないな.

あとはまた一直線にフナトリまで.
フナトリを左折して南へ.イオンの前で18,000kmとなり,その先のレッドバロンでオイル交換.

土曜日にGBのオイルを変えたばかりなので,
「また来ました~.今日はXJR.」

オイル交換などを含め,普段レッドバロンは平日の夕方にしか来た事がなくて,閑散としている印象があったが,やはり休日は人がたくさん.

店内を見て歩く.店に入ったところに並ぶのがリッタースーパースポーツYZF-R1とかCBR1100Rとか.1度は走らせてみたい気がするが,通勤やツーリングには使えないな.
右手にスクーターでその奥に250~400クラス.自分とまったく同じGB250が1台あって嬉しい.

奥にアメリカンタイプ.長距離ツーリングはこういうのもいいかなと思うが,高速道路ではどんなんだろう.XJRは無敵なのだが,ハーレーはあんまりぶっ飛んいるのは見ない.
リッターネイキッドは自分も含めて,ぶっ飛んいるのはよく見るが.

店長さんは自らGB250に乗る私と同じGBファンなので,GBの話題や夏のツーリングの話題で盛り上がる.
乗ること自体が幸せなGBと,長距離でも楽しいXJR,という感じかな.

>>XJR1300 日記

2006年9月24日日曜日

うぇブログのタイトル部分に記事のタイトルを表示

今日も朝からハッキング・・・はっくしょん(寒)

さて,タイトル.どーすりゃいいんだろー
と探したら,xoops の公式ページに見つけた.9月22日の投稿だから,同じことを考えるのってみんな同じくらいの日なのかなぁ.
/modules/weblog0下の、details.php で、下記の記述を最後の行の
" include(XOOPS_ROOT_PATH.'/footer.php'); "の前に挿入すると、
TITLEが「サイト名」-「記事名」で表示されるようになりました。

↓挿入する記述

$xoopsTpl->assign('xoops_pagetitle',$entryObject->getVar('title') );

ただし、これは記事ページ単体のみ対象


こうすると,検索にかかったときに,見やすいすいし,検索にもかかりやすいんよ.いわゆる「SEO対策」だね.

さて,飯食って学校へいくかー

2006年9月23日土曜日

GB250オイル交換と給油

GB250 45,129kmで,45,000kmを超えたので,オイル交換.
3,000kmごとに交換しているが,忘れないように3,000の倍数になったら交換するようにしている.
乗らなくても半年に1度は交換したほうがいいが,半年で3,000km走るので同じだ.

木曜日くらいから,ガソリンが135円/L に値下がりした.
今日はいつもの土日3円引きの店で132円/Lで給油.

453.7kmを13.76Lで,32.97km/L
35km/L には全然届かない.
あんまりまわさなかった割には,燃費よくなかったな.けっこう口元まで給油しちゃったからかな.

>>GB250 クラブマン日記

2006年9月22日金曜日

歯のメンテナンス

前の学校では校門から徒歩1分だったが、未だに通い続けている黒滝歯科。今の学校からは単車で10分少々。
治療はもう4年前に終わっていて、今は数ヶ月ごとのメンテナンス。
今日はそれにに行ってきた。

特に異常なし、清掃をして終了。歯ブラシが届かないところも念入りに清掃してくれ、すっきり気持ちいいので忘れる事無くちゃんと通い続けている。

今度は年明けくらいかな。

歯を治す前は、自分の口臭が気になっていた。今は完治しているので全くない。歯科のにおいの検知器も、治療前は反応したが、治療後は反応しない。

逆に、会話中など他人のが気になる事がある。数年前の自分と同じにおいなので、アドバイスの一つもして、黒滝歯科を紹介したくなるが黙っている。
年齢性別は無関係で、「こんなきれいなおねぃさんが」と思う事はあるが、もちろん本人も知っていてい既に治療中かもしれず、傷つくかもしれないので黙っている。

2006年9月21日木曜日

饋電

テクノロジーの話題.
「饋」見慣れない字である.
電車に電力を供給することを「饋電」(きでん)というらしい.

首都圏(常磐線では取手まで)など直流では,変電所から架線で電車に饋電し,レールで変電所へ戻ってくる.

交流も同じだと思っていたがレールを流れる電流は,ところどころで,架線近くの電線に電流を「吸い上げる」らしい.



直流では電圧が一定なので,雑音にならないが,交流は振動しているので,近くの電話線などの通信障害になる.
それを避けるには,行きと帰りの2本の電線を近づければ,互いに雑音を打ち消しあう.
行き帰りの2本が,直流のような架線とレールでは距離がありすぎるため,架線近くの電線に吸い上げて,電流を通す.

吸い上げるには電線をつないだだけではだめ(両方に流れてしまう)で,レールの電流を0にするために,トランスを使っている.都市部に使われている直流では,トランスは意味がないので,これは交流だけの技術である.

トランスの組み合わせで,レールに電流が流れない仕組みを理解するには,電磁気学(電磁誘導)の知識が必要だな.いわゆる,虚数が出てくる電磁気学.

当初はBT(ブースタートランス)饋電で,これはデッドセクション(トランスが変わって架線が存在しない区間)があり,そこでアークが発生して架線切断の事故が起きたらしい.

デッドセクションを短くするために,初期の新幹線は2両の1ユニットにパンタ1個で,他のユニットと高圧は絶縁し独立させた.
つまり,デッドセクションを通過するユニットだけ一瞬電源が切り替わるだけで,他のユニットには饋電されるから,常磐線のように停電はしない.
しかし,ユニットに1つのパンタでは離線が多く,16両編成に8個のパンタが火花ぱちぱち新幹線であった.

現在はAT(オートトランス)饋電で,デッドセクションはない.
したがって,今の新幹線はユニットごとに絶縁することなく,全車両に高圧電源がつながっていて,パンタも1編成に2本しかない.つながっている2本は,同時にはほとんど離線しないので,火花もほとんど出ない.

ちなみに「ブースタートランス」の意味は「吸い上げ変圧器」で,利用目的から来ている.
「オートトランス(単巻き変圧器)」はトランスのコイルの巻き方の種類から来ていて,利用目的はもちろん吸い上げ(ブースター)である.

さらに,逆位相の帰線には対向列車の架線を使うらしい.これも交流の電磁気の技術.おもしろいなー・・・と思うのは私だけ?

2006年9月20日水曜日

水素

昨日の帰り道,水素を運搬するトレーラーが走っていた.
水素自動車がポピュラーになれば,こんなのがたくさん走るんだろうな.

でも,「最大積載量 200kg」
軽い水素,ほとんどが頑丈なタンクの重さなんだろう.

2006年9月19日火曜日

どーでもいいですよ

・・・だいたひかる風に

コンピュータ教室のリース期限が12月で切れるので,次の新しい業者が決まって,その説明の出張.

12月に19校を一気に入れ替えるので,業者は大変だ.
作業には2日かかり,同日に2校しかできない.12月は28日まで土日をのぞけば20日しかないので,1日から28日までびっちり2校ずつうまる感じになる.
古い機械は,納入の前日までに撤去させなければならぬので,撤去も含めれば3日間は教室が使えない.

期末テストは12月7,8日くらいから始まるので,授業に影響がでないようにするには,それ以降の納入日を希望する学校が多いのだろう.
納入してから,教室の使い方の講習会を丸1日やるらしい.
でも,28日に納入されちゃった学校は,年明けにでもやるのだろうか.

また,新しくなってもすぐに授業できるかどうかも心配.
つまりログイン方法やらインストールしてあるソフトまで今までと全然違うので,生徒も一から慣れる必要があり,3学期はじめは授業にならないだろう.

とうことで,たくさん質問やら要望が出されたが,その視点は
「できるだけ,今やっている授業に影響出ないように」
想定されうるさまざまな不都合が噴出して,業者に詰め寄ったり,県教委に詰め寄ったりとまぁ喧騒.
みんなえらいなー・・・まぁ普通はそうか.

そんな気のない自分は,しらけムード.
「どーでもいーよ,使えなければ全部自習にすりゃ」
納入日は,思い切り授業やってる12月頭を希望しようかな.みんなの嫌がる日程を希望してみんなの役に立とう! で,不可抗力の自習にする・・・っと(^^)
あ,「生徒に,早く新しい機械に触ってほしかったから」という理由でもいいな.

新しくなって授業に使えなければ,無理に使おうとしなければいいだけのことだ.
「使えないんだけど・・・」とサポートに電話してその都度来てもらいながらだらだら進めるうちに3学期が終わるだろう.

あ,GBのオイル交換しないと(これ重要)

2006年9月18日月曜日

練習試合

家を出るときはそうでもなかったが,松戸市方向は黒雲.
昨日は途中2箇所の霊園のお彼岸渋滞に巻き込まれたので,今日は霊園周辺を迂回.
着いたらものすごい土砂降りで,体育館の屋根を打つ雨音がすさまじい.

練習試合と入っても,宮城や京都からも参加した大規模な親善大会.
試合も国体形式でさっさと終わりるタイプで回転がいい.
3人がそれぞれ1人と対戦して2勝で勝負が決まる.

それに対して,高体連でやっている形式は1チーム3人の総当り最大9試合で,5勝しなければならない.1試合30分以上,へたすると1時間近くかかる.
インターハイなど,終了時間が遅くなって問題になるけれど,国体形式にしてしまえばいいと思う.
でもまぁ「これが伝統」とかなんとかで簡単には変えられぬのだな.

さて,昨日今日の2日間,自分は学校から機材を運ぶのが主な任務だったので,体育館ではずーっと県の数学部会の仕事の「テープ起こし」
昨日午後から始めてちょうど半分,1時間強が終わった.今度の土日には終わるかな.

明日は午後,教育センターへ出張.今度新しくなるコンピュータ教室の仕様が決まってその説明かな.あ.先日ファックスで送られてきた仕様書はどこへ行ったかな・・・

今日は夕焼けが美しかった.明日は晴れるかな.

2006年9月17日日曜日

TB spam

9月14日から毎日のようにトラックバックがつけられた.
量からして,プログラムで飛ばしているのだろう.
たいていは英文だが,
「かねこさん2周半お疲れ様でした。」
というものまで.

ためしに一部手作業で削除したら,やはりすぐに飛んできた.機械的にやっているのだ.


ということでこちらも機械的に排除する対策をとらねばならぬ.
「weblog トラックバック spam xoops」
の検索で出てきた対策ハックをインストールしたら収まった.

ちなみにタイトルに和文が含まれないこの記事からのトラックバックは排除される.
他にも排除パターンがある.

検索したら
「かねこさん2周半お疲れ様でした。」
はずいぶんと多くのブログが受けているようだ.

ほかにも
「たまに来ますのでよろしくお願いします。」


ブログは普通,サーバが用意したものを使うため,自分ではプログラムがいじれないようになっている.
その点,私のサイトは自分で xoops や weblog をインストールしたので,プログラムの改造ができるため,対策はとりやすい.
でもまぁ普通は,もしプログラムがいじれたとしても,なかなかそこをいじる勇気はないと思うが.

2006年9月16日土曜日

かなり久しぶりに給油

車は毎週日曜の買出しにしか使わないが,明日の試合の荷物を運ぶために車で出勤.
途中,土日3円引きの店(134円/Lだった)で給油した.先週の買出し中にエンプティランプがついたので.


709km 走行 39.00L で 18.1794872km/L
タンク容量45Lだが,40L以上入れたことがない.

さて,前回の給油はいつだったか忘れた.4月だったかなぁ.

隣の小学校では運動会をやっている.晴れてよかったね.
今日は家を出る前に洗濯した.

2006年9月12日火曜日

階乗

1!=1
2!=2・1=2
3!=3・2・1=6
4!=4・3・2・1=24
5!=5・4・3・2・1=120
ってなぐあいに定義されている階乗である.

組み合わせの公式
\[{}_{n}C_{r}=\frac{n!}{r!(n-r)!}\]

が r=0 や r=n でもつじつまが合うように
0!=1
と約束している.

階乗は自然数に定義されている関数ではあるが,実はある方法で複素数全体で定義されている関数なのである.(ただし,負の整数は無限大に発散するので定義されない)
Google の電卓機能はそれに対応している.(えらいねGoogle)
π!=7.18808273
(2-3i)!=-0.440113408 + 0.0636372431 i



自然数以外の複素数の階乗定義は次のガンマ関数である.
\[\Gamma(z)=\int_{0}^{\infty}t^{z-1}e^{-t}\,dt\]
これを1回部分積分すると
Γ(z+1)=zΓ(z)
となる.Γ(1)=1と計算されるから,
Γ(4+1)=4Γ(4)=4・3Γ(3)=4・3・2Γ(2)=4・3・2・Γ(1)=4・3・2・1=4!
だからガンマ関数は階乗の複素数への拡張になっている.
(実は積分自体は複素数の実部が正でなければ定義できないが,「解析接続」のワザで実部負に拡張し,それをガンマ関数と呼んでいる.)

計算機(たぶんgoogleも)では積分ではなく,ガンマ関数のもうひとつの表示である無限積を用いて近似計算をしている.

2006年9月11日月曜日

実は小心者

普段えらそうにして,提出物などは
「んなもん,催促さたらでいいんだよ.」
とか言っているが,教科書関係の仕事

>先生が一番早くお送り下さいました。

との返信.締め切りは8月21日だったはずなのだが,ほかは誰も守れていないということか.
まぁこれは,迷惑かけて悪いなーというキモチではあったが.

そーいや,最近,いろんな提出物の期限を守っている.
提出物を守っては「はっはっは.教師の鑑だね!」「公務員たるもの,税金で食わしてもらっている以上,当然でしょう!」などとやっぱりえらそーにしているのだが,要するにただの小心者なのだ.

よく,お上と対決する人もいるが,おいらは官憲には逆らえません.
要領よく立ち回り見えないところであっかんべーの小心者人生.

2006年9月10日日曜日

教科書関係は終わり

残っていた実習解説とそのワークシートの作成が終了し,出版社に送付.

ワークシートとはつまり授業プリント.今回の仕事は¥?わからんが,毎時間作成している自分の授業のプリント作成を今回の原稿料に換算したらいくらになるかな.

さて,あとは県の数学関係の原稿.
テープ起こしをやるか,自分の原稿を書くか・・・
編集委員会が21日から26日に延びて,間に土日がひとつ余計に挟まったおかげで,ちょいと先延ばしになってくれた気がするが,実は17,18は部活の練習試合に行かねばならぬことになってしまった.
その日,正顧問は自分が全日本に出場するので,代わりに自分が引率することになった.まぁいつものように体育館の隅で作業するかな.
自宅でやるよりはかどるかも.

そんなことより先に来週の授業プリント・・・
あ~数学やりてー.数学なら授業準備は教室までの廊下を歩いているうちに終わるのに.

2006年9月8日金曜日

>羊を丸飲みのニシキヘビ、動けなくなり御用

の画像がすごい.>検索

今週後半の授業は各自調べ学習(別名放し飼いともいう)で授業中暇だったので,ヤフーのニュースを見ていたら見つけた.

その授業から毎時間,終了時にセンターモニターに出した.
「そろそろチャイムが鳴るのでログオフして,プリントを提出してください.ついでにセンターモニターに注目!」
きゃーきゃー大騒ぎ.

「1匹でもニシキヘビ」
とどこかで聞いた駄洒落を小声で言ってみたり.

2006年9月7日木曜日

5時間目は火曜日の2時間目

えー,聞いてないよー
もちろん7月配布の授業変更一覧には書いてあったのだが,んなもん覚えてない.

気づいたのが10時過ぎ.
まったく授業準備はしていなかったが,さっさとプリントをつくり間に合った.


放課後,W先生.
「朝,登校指導に行くの忘れました.すみません.結局一人で行かれたのですか?」
「げっ! 何それ.当番表って配られてたの?しらなかった.」
ということで今日の登校指導,2人とも忘却の彼方.

今週は昇降口指導当番でもあるので,朝の会議に出られない.
朝の会議に出なければめったに職員室行くことはない.配布物が机上に山になっている.そこから当番表を発掘せねば.

老化というのはこういうことなのだろうか.もちろん根っからのズボラでもあるが.
最近,DVDのボタンだらけのリモコンが面倒で録画予約はしなくなった.ボタンが多すぎる上,字が小さくて何のボタンなのかを確認するのも面倒.
テレビ画面がタッチパネルになって,ちょんちょんちょんとさわって録画予約できればいいのになぁ.

ディジカメの操作もそう.シャッターボタンとズームボタン以外にさわる気はしない.
液晶画面は「遠ざけないと見えない」ので,ファインダーをのぞいて撮影する.

先月末の法事で「年取ったなー」と言われた.

ズボラと老化,どっちの割合が多いかわからぬが,老化の割合が増えつつあることは確かだ.

とかいいながら,今日は進路のデータベース作成.
エクセルから5,6枚のテーブルをアクセスにインポートして,クエリとか入力フォームや,会議資料のレポートなどを作る.
去年のを使いまわしているが,今年はやり方を変えたので,かなりの部分を1から作成.

パソコン関係は老化はしていないかな.
あ,そうでもないか.自分でhtmlを書いたりプログラムするのが「面倒」だから,このサイトを xoops にしたんだった.やはり老化か.

パソコンなしでは仕事にならぬが,画面を見るのがつらくなったら終わりだな.

2006年9月6日水曜日

パソコンも炎上

ブログだのパソコンだの,最近炎上が多いな.>iBook battery catches fire

うちにはiBook がある.
9月に入り apple からメールが来た.
「バッテリの製品番号(Model No.)とシリアル番号でご確認ください」
とあるので見たらどんぴしゃ命中.
バッテリ交換の申し込みをした.

娘が使っていたので,
「火噴くかもしれないから気をつけてね」
「ぇえー??」
バッテリをはずしてACだけで使えばいいか.

2006年9月5日火曜日

朝方,耳元で蚊の羽音・・・
なぜこんな時間に・・・
枕元に常備している蚊取り.今年初めて,スイッチを入れた.

2006年9月4日月曜日

ブログの炎上

という言葉が目に留まった.>「炎上」の力学

そういえば,自分の質問掲示板がちょっと炎上したことがあった.
まぁ,書き込みは自分以外1人だけだったが.>QA

>きっと誰かが見ていると意識する

これは,意識している.
記事の「閲覧数」が一定数あるのはそういうことだろう.まぁ検索でたどりついて,たまたまクリックしたのも含まれるが,それでもやはり見られているわけだ.

したがって,過激な意見などが思いついてもそれは書かずに,職場の雑談で発散している.なぜなら自分はおそらくその方面ではあまり知識もなく,思いつきの考え(半分ギャグ)だから,日ごろ考えている人から見れば,「よく知らないくせに」と思われるはずだから.

ということで,自分が普段よく考えているのは数学だから,勢い数学の書き込みが増える.

さて,「炎上」の記事中で目に留まったもうひとつの単語が,「Web1.0」「Web2.0」
なんかいろいろ新しい言葉が出てくるな.文化が形成されるというのはこういうことなのだろうか.

2006年9月3日日曜日

秋の虫

夜はキリギリスの合唱.
先週まではセミが激しかったのだが.

2006年9月2日土曜日

原稿送付

とりあえず,本文解説の原稿が完成したのでメールで送る.
あとは実習解説.締め切りは8月21日だったらしい(爆)
明日中に何とか.

これが終われば県の数学部会誌の編集作業.
自分が書かねばならぬ原稿もあるが,インタビューのテープ起こしがつらそう・・・

2006年8月29日火曜日

日付データのハック

以前のブログのデータを,Xoopsに移そうと考えている.以前のブログ(はてな)のデータベースは csv と xml と movabletype の3種類のデータ構造でダウンロードできるが,日付データは普通に2006-07-08 の形である.

さて,MySQL 上でのこの WebLog のデータをダウンロードしてみると,日付データは
 1153876200
 1153990720
 1154094062
 1154184623
という形で何らかの値になっているようである.
どんな形式で日付が保存されているか検索してみるものの,「xoop Mysql 日付 値」程度の検索語だと見つけられないので,自分でハックすることにした.

ちなみに一番上から
 7/26
 7/27
 7/28
 7/29
である.
値の差をとると
 114520
 103342
 90561
ということで,1日で10万くらいずつ増えている.
1日は86400秒なので,おそらくこの値はある時点からの秒数なのだろう.
あとから書き込んだため,書き込み時刻を 0:00 にした8/8,8/9 の値
 1154962800
 1155049200
の差をとると確かに 86400 なので,秒数で管理していることは確かだ.

エクセルに読み込んで考える.
エクセルは整数で日付,小数で時刻を表している.
7/26 の 1153876200 を 86400 秒で割れば日付部分が取り出せるだろう.
 1153876200 / 86400 = 13355.04861
13355 はエクセルでは 1936/7/24 である.
エクセルの日付は1900/01/01 を「1」とする整数なので,今年の日付の値は38000を超える.
13355 はエクセルの値と30年離れていることがわかる.ということは MySQL は 1970/01/01 を 「1」としているのだろう.値に「1970/01/01」を足してみる.
 =1153876200/86400+"1970/01/01"
として秒数まで表示する書式にすると
 2006/7/26 1:10:00
となり大正解.
しかし書き込み時刻を 0:00 にした8/8,8/9 にした
 1154962800
 1155049200
の部分は
 2006/8/7 15:00:00
 2006/8/8 15:00:00
となる.9時間遅れているということはxoops ではGMTに換算して保存していることがわかる.JST は GMT より9時間進んでいるので,
 =1154962800/86400+"1970/01/01"+9/24

 2006/8/7 0:00:00
と正しい JST になった.

ということは,以前のブログの日付データを元にエクセルでシリアル値を計算し,
 (シリアル値-9/24-"1970/01/01")*86400
で MySQL の日付データになることがわかった.

これで以前のブログを自分のサイトに移すめどがちょっとだけ立った.あとはデータ構造を一気に同じにするスクリプトを考えねば.

2006年8月28日月曜日

2006年8月27日日曜日

猊鼻渓,厳美渓

せっかくなので,日曜は皆で観光
猊鼻渓.船頭さんが笑わしてくれて楽しい.
猊鼻渓

厳美渓
厳美渓

2006年8月26日土曜日

法事本番

前夜祭(?)に続き,法事当日.
朝から近所の親戚が来て飲み始める.
10:30,また和尚さんが来て,読経,墓参りをして観光会館に場所を移して飲み食いし,帰ってきてからもまた料理が用意されていて親戚近所皆で飲んで・・・

夕方帰ってからも,また身内で飲んで・・・
田舎の法事は2日間飲みっぱなしの食べっぱなし.
昔は3日3晩そうだったというから,それに比べれば現代は簡略化されたということかな.

2006年8月25日金曜日

宮城県へ

祖父の33回忌
妹の車に,妹・その息子,弟の息子4人中2人(弟は仕事後新幹線で駆けつけた),母,娘を積み自分が運転して.
金成ICを降りて栗駒山を見ると,「来た~」と思う.
栗駒山
夜から僧侶を呼んでの法事が開始.終わったら当然お清め・・・
いつものことながら調子に乗って飲みすぎ.

2006年8月24日木曜日

次元

次元の話>ブログ記事
で,
n次元とは別に,縦横高さ・・・ではなく,
 (バスト,ウェスト,ヒップ,身長,体重)
でもいいし,
 (風速,気圧,湿度,温度,降水量,日照量,風水)
でもいい.

と書いたが,とてもいい文章を見かけた.
自然界は無限次元.そのなかから人間に都合よく特定のパラメータを取り出したのが,1次元,2次元,…

もともと数学は人間の「言語」なので,いわれてみればそのとおりである.
世界が3次元なのか4次元なのかというのは,人間の言語・概念の話である.自然というものはもっと多様で,次元は無限というのはわかりやすい.

2006年8月23日水曜日

mixiのインターフェイスバトン

yukato? さんより

■(1) あなたのミクシィネームは?そしてその由来は?

「くろべえ」
今は亡き黒猫の名.黒猫は人懐こいよー

■(2) 現在表示されているあなたの「写真」はどんなものですか?

×し尺千参百.高速道路で追い越し車線を走るとすぐにふわわキロくらいになってしまい困ります.


■(3) 今あなたのトップページに表示されている9つのコミュ
3つしかない.

【鎌ヶ谷高校吹奏楽部】 母校。
【トロンボーン部】 自分の楽器。
【トウカツ3B】 クラス。

■(4) 次にまわすトップの9人
今,名前が出ている人は,
キム公さん(10) 後輩
なみちゃんさん(129) 生徒
まりとみさん(77) 生徒
MeguLightYearさん(62) 生徒
ナリさん(12) 子分
mmoriさん(22) 生徒
鳩頭さん(95) 生徒
みゆたんさん(54) 生徒
yajiさん(88) 生徒

生徒が多いな。若者が多いということか

トップ9人に名前が表示される基準は何ですか?
そんで,うしろの括弧数字は何?

2006年8月22日火曜日

中国,四国ツーリング 2006 記事一覧

ツーリング中の書き込み
2006/08/17 フェリー揺れた
2006/08/18 また餘部
2006/08/19 しまなみ海道
2006/08/20 633美の里
2006/08/21 日和佐泊
2006/08/22 帰宅

ブログにまとめた記録一覧
8/17 淡路島
8/17 明石海峡大橋で本州へ
8/18午前 神戸から姫路へ
8/18午後 姫路から日本海へ
8/18夕方 餘部橋梁
8/19朝 鳥取砂丘
8/19昼 鳥取→尾道
8/19午後 しまなみ海道
8/19夕方来島海峡大橋
8/20午前 高知市へ
8/20昼 はりまや橋
8/20午後 室戸岬
8/21朝 小松島市
8/21, 22 フェリー

ツーリング記録一覧

フェリー 8/21,22

9:30 フェリーターミナル
フェリーターミナル
フェリーターミナル



かなり混んでいて,一人分のスペースが狭い.
フェリー船室
10:30定刻出航
東京,有明へ
フェリー


4:15船内放送で起床.接岸作業を眺める.
接岸作業

見ていて飽きない.
接岸作業

次々とロープを巻き取り固定.
接岸作業




5:07 夜明け
夜明け
下船準備.
下船準備

5:25下船.
有明FT
6:20帰宅.

この後,川越に出張.


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小松島市 8/21 朝

日和佐YHで朝食.
お遍路さんがいた.YHの中では普通のTシャツだったからわからなかったが,出発するときはお遍路さんの装束になっていた.

さて,小松島市和田島町は小学校時代を過ごしたところ.
どうなっているのか見に行くことにした.

当時,釣りなどして遊んだ川.
大田川



買い物をした店.
しんもと商店
当時,家には電話がなく,親が店の電話を借りてかけていた.

住んでいた自衛隊官舎は,平屋の2件長屋で,全部で50戸くらい建っていただろうか.
すべてなくなり,5階建2棟になっていた.
官舎

その先の通学路
通学路
この眺めは35年前と変わらない.正面に見えるのは鳥小屋だが,鶏はいなかった.

和田島小学校.
和田島小学校
体育館や鉄筋コンクリートの校舎は35年前と同じ.
木造の校舎はなくなり,そこに新しい校舎.
通学路帰り道
通学路帰り道
通学路
通学路

35年前,川向こうは広大な田んぼだったが,すべて住宅地になっていてびっくり.
橋
もちろん,この橋は当時はなく,父とよく釣りに来た.
妹がよく川に落ちていたなぁ.
大田川

川ではアヒルが飼われていた.
アヒル

海上自衛隊小松島基地.
海上自衛隊小松島基地
海上自衛隊小松島基地





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室戸岬 8月20日 午後

高知市を後に,室戸岬経由で徳島県へ向かう.

途中,安芸市を通る.
安芸の国といえば広島県だが,安芸市は高知県.
 「???」
と思いながら走る.
安芸市の道の駅「大山」で,休憩とブログの更新などしていたら,雨が降り出したのと,テレビで甲子園決勝の再試合をやっていたので,しばし休憩延長.
最後までは見ることなく,雨がやんで出発.
道の駅「大山」

しかし,室戸岬方向は雨.
太陽を背にしているので,虹が出た.
行き先はどう考えても雨に見えるので,急いで合羽を着込む.1kmほど走行後,土砂降りに見舞われる.まるで境界線を引いたように道路がぬれていた.


16時,室戸岬到着.

室戸岬

磯を歩いた後,灯台へ向かう.
室戸岬スカイラインから室戸市内を望む.


頂上の展望台から.
室戸岬展望台から

海は晴れているが,湿った空気が山にぶつかり雲ができ雨が降るという,典型的な気象条件.
まさに「雲が沸く」現場である.展望台でも灯台でもとにかく,雨がザーッとふったり,晴れたりの繰り返し.

大自然



山頂から少し降りて,海に近いところにある灯台.
室戸岬灯台
灯台自体は高さ15mだが,海面から154.7m.

虹

17時を回ったので,次の宿泊地,徳島県の日和佐へ向かう.
R55をひたすら北上.
国道55

18:40 日和佐駅
日和佐駅

宿は日和佐YH.自分以外は4人ほどしかいないので,一人一部屋.
その代わりクーラーはない.諸寄よりは涼しかった.

スーパーマーケットで,酒とつまみを調達.
出発してから1115km走行.

XJR1300