2013.6.29追記>数学を学ぶ理由は,世界の平和と人類の幸福のため
これについては,昔書いたが,もう少し.
テレビで見た小学校の先生の言葉.
「先を見通せる力を養う」
うんうん.
やはり世の中のいろんなことを見通せるようになる気がする.
論理能力とか,そこまで行かなくても「段取り力」が養われる.
そのためには
「脳が汗をかかなければならない.」
いいなぁ,この言葉.
授業で生徒が「脳に汗をかく」状況ができると,うれしい.
先月の「情報B」のプログラミングの実習なんかは内容自体のレベルは低かったけれど,結構みんな汗を流してくれた気がする.
それこそ「役に立たない」実習かもしれなかったけれど,「脳に汗をかく体験」がよかった.
公式を覚えてもしょうがないのよ.それこそ「役に立たない数学」に堕してしまう.
授業で脳が汗をかいた体験を積むと,公式なんて覚える必要がなくなる.忘れても
「体験から思い出せる」
これが真の学力.「生きる力」である.そして「先を見通せる力」につながる.
自分が数学が好きなのは,「難しいから」である.難しいから楽しい.
「面白いこと」=「難しいこと」
である.
簡単なことが楽しいことなんてありえない.
スポーツが楽しいのは,難しいからである.
知識を伝達するだけなら,授業は不要.今の情報社会,いくらでも得られる.
知識の伝達ではなく,「脳に汗する体験」が授業という空間.
まぁ大学に受かるのだけが目的なら暗記科目で十分だが,役に立たない学力だな.
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