先日,生徒対象の出張授業で,大学の言語学の講義の模擬授業のお手伝いをした.
お手伝いといっても,プロジェクタやパソコンを用意するくらい.
言語の数は何種類?
6000以上(!)
実はこれは日本語が3種類,東京語,関西語,沖縄語に分類されているということだ.
アイヌ語は絶滅危惧言語.
世界で一番話されている言葉は?
もちろん,いたるところで通じるのは英語だが,Mother Tang つまり,母親から教わる言葉で一番多いのはもちろん中国.
中国語はたくさん方言があることで有名で,標準語は首都のある北京語.
以下,
2.アラビア語 中東の言葉
3.ヒンディー語 インドも人口が多い.方言が激しく,通じない場合は英語を使うらしい.
4.英語 世界に広まっている.
5.スペイン語 中南米はこれ
6.ベンガル語 バングラディッシュ
7.ポルトガル語 これも中南米
8.ロシア語 大きい国だから当然
9.日本語 地域は狭くても日本も人口が多いからねぇ
10.ドイツ語 ヨーロッパにおおいのかな?
11.フランス語 アフリカはこれかな?
12.韓国語 韓国も人口が多いから?
などとならぶ.
日本語は北方のアイヌ語と南方の島々の言葉が混ざって完成.
都会ほど言葉の変化のスピードが速く,田舎に行くと,古い日本語が残っていることが多いという.沖縄語はおそらく,かなり古い日本語がそのまま残っていると考えられている.
これは自分も感じるところはある.
両親の実家の宮城県の方言はもちろんずーずー弁なのだが,単語は結構「みやび」なのだ.古文で習うような単語が織り交ぜられていて,古いところでは平安時代を思わせる単語がそのまま使われていて,びっくりすることがある.
なるほど,昔はこういう単語を日常使っていたのだということがわかる.
0 件のコメント:
コメントを投稿
スパム対策のため,コメントは,承認するまで表示されません。
「コメントの記入者:」は「匿名」ではなく,「名前/URL」を選んで,なにかニックネームを入れてください.URL は空欄で構いません.