2006年6月23日金曜日

規格vs慣習

「JIS電気用図記号」が変わり,教科書もそれに従って変わったようだ.>回路図の記号
抵抗がぎざぎざから長方形と言うのはびっくり.国際的にそうなっているのだろうな.
教科書が変われば,これまでの記号も変わるだろう.

教科書は JIS なの規格と,慣習が異なる場合,規格をとる.

情報の教科書を編修したときに問題になったのが,コンピュータの
 1キロバイト=1024バイト
の慣習である.
補助単位「キロ」は「1000倍」がJIS規格なので,情報の教科書でも
 1キロバイト=1000バイト
で書かねならなかった.
したがって,欄外の補足で,
「2進法で切りのよい 2^10=1024バイトを慣習的に1キロバイトとすることも多い」
などと歯切れの悪い書き方をしなければならなかった.

教科書が規格どおりでも,こればかりは2進法で便利な
 1キロバイト=1024バイト
の慣習が残るだろうなぁ.
ハードディスクの容量などは
 1キロバイト=1000バイト
のことが多くて,1キロ=1024 だと思っていると「あれ?」となることがある.

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