2006年2月17日金曜日

英語教師の苦労

今,自分の隣の席は英語の人.

自分が年中,数学に浸かるように,年中英語に浸かっている.

数学は,数学の人以外と数学の話をするのは,生徒が質問するくらい.それを除けば人に聞かれる場面はまずない(そういえば去年,国語の先生から循環小数のことを聞かれた).
それに比べると,英語の場合は,いろんな場面で遭遇するため,必ずしも英語の人だけと話題になるだけではなさそうだ.
その点,英語の先生は引っ張りだこで,苦労に絶えないともいえるかも.

その先生が先日,ホテルに勤める友人から,ホテルでの案内の英語について,添削をメールで頼まれたそうだ.
ちょっと不自然だったので,英語っぽく直して返信.

その数週間後.つくばエクスプレスに乗りたい小1の自分の息子と全線乗車し,終点の駅で愕然
「!」(げっ 自分の英作文が案内表示になってる)

教えた英語は,英会話としてなら自然だが,案内表示としては不自然.
つまり英語で質問された時の返答として
「It's・・・・」
で始まる英文であったそうだ.ところが案内表示なので,It'sの指す言葉が見当たらない.ホテル名が大書きされているので,わからなくもない.
「『街で見かけた変な英語』とかに紹介されたらどうしよう」
と言っていた.

先月は新幹線でシートを倒すとき,後ろの外人に「倒していい?」と聞くときにとっさに英語が出ず,普通に日本語で聞いたそうな.
「英検1級に受かったばかりなのに・・・」
と落ち込んでいた.

今日も,ヘッドホンで英語に浸かっていた.大変だなぁ

2 件のコメント:

  1. 英語を技術じゃなくて学問と捉えてる人の弱点なような気がするなー。車の運転に例えるとわかりやすいけど。

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  2. というより,かなり大雑把な人なの

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