今まで,電鍵のツマミにツバがなかった.
ツバは無線通信の感電防止が始まりらしい.
Samuel Morse が実用化した有線通信の電源は電池.電源に直接触っても危険はない.
つまり,ツバのないのが本来のスタイル.
感電防止策?
無線通信では,初期はアーク放電や高周波発電機とかで作った500kW とかの高周波を,人間が直接On Off していて,接点もどんどん減ったそうだ.安全のためにつけられた,無線通信特有の電鍵のツバであった.
簡単に言うと500軒分の家庭の電源スイッチを人間が一人で直接On Off しているようなものである.
>火花式送信機
>高周波発電機
真空管時代になっても,プレートに数百ボルトの電圧をかける送信管のカソードを直接 on-off していてた.(カソード部分は電圧0だが電流が大きく,何百ワットをキーイングしていたことには変わりない.)
で,現代の通信機はもとも電圧はバッテリレベルだし,数百ワットの送信機でも,人間が直接数百ワットをon-offするのではなく,電鍵は単なる引き金で,直接のon-offは半導体技術でやってしまうので,電鍵の感電防止策は不要である.
でも,どうも自分は,指の置き場に困るというか,押す指以外が手持ち無沙汰(指持ち無沙汰?)で困るので,メーカーに注文した.
それにしても,水曜日にハイモンド社に直接注文ファックスを送って,「連絡来ないなー」と思っていたら,何の音沙汰もなく金曜日にポストに入っていた.普通は振込先とか連絡があると思うよね.
送料・税込みで1400円.即日ネットバンクから振り込んだ.
なべぶたのツマミでもよさそう?
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