2007年10月19日金曜日

教研

試験前で,課題の評価や試験問題作りで忙しいのだが,組合の教研に出た.
中央委員から「何か発表してよ」といわれたので,情報の教材の面白そうなところを拾って発表.でっち上げは得意技である.教材よりも例によって「話が面白い」との感想であった.

それにしても,いろんな人の,教科を超えたいろんな授業実践を聞くだけでも面白い.

ある理科の先生は,遠心力の説明に綿菓子づくり.

またある理科の先生は,高温の実験.食塩を溶かしたり,ルビーを作ったり.
3000度の炎の出る特殊なバーナーで瓦をあわ立たせる実験も.
学校のバーナーでは何時間瓦を熱しても,赤くなるだけ.原爆の熱線のすさまじさが実感できる.

社会の先生は,学校の周りの地形を調べる授業や,沖縄戦の授業も.

情報で著作権のきわどい例をいろいろ作って授業で扱う実践もあった.
結局「裁判しなければわからん」というグレーな部分もたくさんあるということ.

数学の先生は,動くグラフをプロジェクタで見せる授業.われわれには見慣れた光景だが,他の教科の人にはまだまだ珍しいのだろう.なかなか受けていた.

確率を,実際にコインを投げさせて数を調べる授業実践もあった.
「100回くらいじゃ,まだまだ理論値には遠い」
ということで,自分の隣の席の人が
「そんなもんですかねぇ」
というので,
「だからギャンブルが成り立つのですよ.」
と説明する.
つまり,回数が少ないうちは,ばらつきが大きくて,大もうけしたり大損したりする.
ところが,胴元は多くの客を相手にするから,理論値どおりの数字が期待できるから,経営に使えるということ.
100回くらいで理論値どおりになったら,だれもギャンブルはやらない.

帰りは大雨の中,単車で帰宅.
朝からそのつもりでの雨装備.
最近は雨装備でも降らないことが多くてつまらなかったが,今日は雨の中で楽しかった.

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