2007年8月25日土曜日

イロコイ体験搭乗

色恋ではない.
UH-1 IROQUOIS に乗ってきた.HUI(ヒューイ)とも呼ばれる.ベトナム戦争などを扱った映画には必ず出てくる,ベストセラー機である.
UH-1イロコイ

進路指導教員対象に自衛官募集の説明会が,下志津駐屯地の一般対象の体験搭乗の日にあわせて行われた.
校長宛の公文書の案内が来ていたので,出張扱いになったはずだが,学校の手続きをとらずに「私的」に乗ってきた.
募集説明会などどうでもよく,ただ「乗ってみたい」と思っただけ.つまり自分の趣味である.

都賀駅から,送迎してくれたが,都賀駅に降りるのは初めて.
待機所となった大きな会議室で,自衛隊のPRビデオなどを見ながら待っていると,たくさんの一般の人がどんどん来た.
今日は立川基地のヘリとのこと.

左上:体験搭乗は2機.自分は第2フライト1番機
右上:まずは,安全指導.「乗降は姿勢を低く.プロペラが上下することがあります.」
UH-1H
左下:開放的すぎる扉と,パイプでできた簡単なつくりの座席.
右下:コックピット

最新鋭のレーダーや武器が装備されていたら,「撮影禁止」となるが,何も無い古い機体だ.
「撮影は,ご自由に.どんどん撮ってください.」
と飛行隊長が言った直後,駐屯地の担当官が,
「駐屯地内は撮影禁止です.ヘリの背景に建物や車両が入らないようにしてください.」

左上:ブレードは後ろに固定されている.つまり,ローターの自由度はこんなにあるから,風にあおられて回転中にここまで下がることがあるわけだ.
右上:「危険・近づくな」「おすな」いろんな指示が機体に書いてある.
UH-1H
左下:いよいよ搭乗.ブレードを解放.
右下:ぴんぼけ.全員タグ(認識票)を首から下げることを求められる.墜落して,爆発炎上で炭になっても,これで身元がわかる.

われわれのタグは1つだけだが,隊員は2つ.戦死したとき,一つを本人の歯に挟んでおくという.これで戦闘で木っ端微塵になっても身元がわかる.認識票に関する達(PDF) 「図の※印の箇所は、死者の歯をこじあける場合に使用する。」

いよいよ体験搭乗へ.
タービンエンジン始動.

第1フライト離陸.

 

第1フライト着陸
 

左上:いよいよ離陸 右上:すぐに,都賀駅上空. UH-1H
左下:軽自動車より薄いぺらぺらのドア.「ひく」を引いたら開いちゃうのだろうな.
右下:旋回中. 10分少々のフライト.千葉市蘇我付近まで飛んで来た. 

この後,募集説明会と,隊員と懇談しながら,昼食の試食.
  昼食
実費365円.ちょっと量が多いかな.

2 件のコメント:

  1. 自衛隊のヘリとは貴重な体験でしたね (^^)
    知り合いのカメラマンは空撮でヘリ乗ることがあるそうですが、撮影はドア開け離して
    45度くらいまで傾けてもらうそうです(^^;;
    シートベルトしてるとは言え想像するとぞっとします(><;;
    本人、 撮影中はまったく恐怖を感じないとか・・・
    さすがプロです (^^;;

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  2. 傾けるということは旋回するのでしょうね.基本的に航空機は,ブランコと同じで横Gはかからないから,見た目ほど恐怖はないかも・・・って,自分もやる勇気はないです.

    あ.バイクもどんなに傾けても横Gはかからないです.車体に対して常にほぼ垂直G.

    返信削除

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