2007年8月31日金曜日

四原色

去年,情報の授業で三原色の話をしたときに,サブの生物の先生が,
「鳥は4色あるんだよ」
「もともと脊椎動物は4色だったのが,夜行性の哺乳類が2色に退化して,サルだけが緑が赤に分化して3色になった」
という話をしてくれた.

「4色型色覚(Tetrachromacy)」というらしい.
今,その辺の教材を作るに当たって,ふと調べてみようという気になった.

4つの色の世界
ここからのリンクがいろいろ.

4色の鳥はただ単に「3色+紫外線」が見えるということではなく,紫外線の割合も色の変化と知覚できるわけである.
つまり,人間の平面的(三角形)の三原色の色彩に対して,立体的(四面体の頂点が原色)に表現されるのがすごい.人間には知覚できない色の世界といえる.

色覚の世界は奥が深い.たどると,いろんなサイトにたどりついた.


女性の47パーセントは赤が2通りある4色.>色覚

アゲハは6色.もちろん紫外線領域まで.> アゲハの見る世界を探る
6色ということは,5次元超立体でなければ表現できない.
5次元立体
これは6C1=6個の頂点,6C2=15本の辺,6C3=20個の三角形,6C4=15個の四面体,6C5=6個の4次元超立体(五胞体)にかこまれた,5次元の超立体である.
これで表現する色彩っていったい・・・

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