神楽坂の道の広さは・・・一方通行です.
仕事で5年前にも来たけれど,そのときは教室に入らなかった.
今日は階段教室で受講.
30年前に比べて,ずいぶんときれいになったものだ.
秋山先生は自分の在学時も「バンダナ巻いた変な先生」と聞いたけれど,自分は接点がなかった.
でも15年前,数学のイベントのお手伝いした.>数学おもしろランド
講義中,何度か目が合ったので,あとで声をかけたら,覚えていてくれたようで,
「あ,なんか見たことある人がいるなーと思ってた」
数学の授業の導入に使えるネタをたくさん.
まぁ,秋山ファンの自分としては,すこぶる目新しいことはなかったかな.
ギャグはおもしろくて,使わせてもらいますよ.まぁ本人しか使えないギャグ(パートナーの話とか)も多数だけど.
2コマ目の長岡先生も,ずいぶん前に千葉の数学の集まりで呑んで,数学で盛り上がったなぁ.>以前の記事「佐原」
mathematics の意味を初めて知った.現代では事実上,数学のことを表す単語だけれど,「数学」なんて意味は全くないそうだ.語源の mathemata は
「修めるべきもの」「学ぶべきもの」
という意味らしい.それは,算術,幾何学,音楽,天文学.
算術と幾何学が現代の数学だが,当時はそれらの応用ととして音楽と天文学も mathemata(学ぶべきもの)だった.
連続 | 離散 | |
静 | 幾何学 | 算術 |
動 | 天文学 | 音楽 |
生徒にアンケート取ると,日本では多くが「数学は受験以外には不要」と答えるが,欧米では「数学はどの学問にも必要」と答えるが多数派だという.それって,mathematics の語感がそうさせるのかもしれない.
午後は,根上先生とその弟子の桜井先生.
根上先生を千葉の数学で呼んだことがある.>以前の記事「パンク」
お二人の話は,数十年後を見据えた数学教育という感じ.
ぶっ飛んでておもしろかった.
桜井先生はラジオ少年ということで,10歳のとき
$f=\frac{1}{2\pi\sqrt{LC}}$
の通りの部品を買ってきてラジオを作った話があった.
自分も $f=\frac{1}{2\pi\sqrt{LC}}$ の勉強を11歳でやったのが,数学というか数式との出会いだった.>以前の記事「免許が来た.」
そのとき,「なんで 3.14 が出てくるんだろう.」と思った.今なら「$2\pi f=\frac{1}{\sqrt{LC}}$は角速度だよ」って言えるけど.>以前の記事「研究授業」
下駄で行ったら,カーペットの床に下駄の木クズがくっついて申し訳ない.明日はゴムサンダルにしよう.
BTW
教員免許更新講習では,旧免許者は 35,45,55歳になる前年度,つまり4月1日で 33, 43, 53歳 の人が翌年度までに修了することが求められる.つまり同年代のほかに,10,20歳若い人もいる.
必修領域2日と選択領域3日受けなければならない.1日6000円+実費教材費等.職務専念義務免除で参加.
この制度,なくなってもらいたいものだなぁ.とは思いつつ。
近くの学校の同い年の知り合いがいた.
「チャリで来たよ.」
自宅は山手線内ということで千葉への通勤は大変だけど,山手線内なら,チャリ移動が便利だそうだ.
選択領域は,どの大学のどんな講座を受けてもいい.1日ごとに違う大学にしてもいいし,極端な話,「専門外の世界を知りたい」ということも可能だが,自分は好きな数学だけやりたい.
数ある大学の中で,「3日間全部数学」をやってくれるのは,ここと小金井だけだった.ほかは数学があったとしても「1日だけ」しかなかったり.
申し込みには校長印が必要で,校長(数学)が内容を見て,「なんか楽しそうな講師陣だな」と言っていた.楽しかったですよ.
制度には「こんにゃろめ」だけど,好きなこと(数学)は楽しい.
というか,暇さえあれば数学やっている自分にとっては暇つぶしの延長.
わけのわからん,好きでもない講座受けるより,せっかくなら数学に浸りたいということでわざわざ都内に来ることにした.
本当は好きな「電気系通信系」とかないかなwとかも思ったけれど,工業系の大学でも,結局はコンピュータ関係でお茶を濁す感じだ.コンピュータやるくらないなら数学.
あとは,心理学,カウンセリングとか,生徒指導とか,授業づくりとか,何をいまさらだな.そんなものは,自分から出かけずとも強制的にいろいろ受けさせられたりする.
必修領域は,それこそどこでも同じ感じなので,冬休みに千葉県内,通勤定期で行ける大学に申し込むつもり.
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