先日,でかい部品をつけた時に,まだ取り付けていない穴にハンダが流れて埋めてしまい,部品が差し込めなくなってしまった.ハンダを取り去るのにちょっと苦労.
周りに部品が無ければすぐに取れるけど,ハンダゴテをうまい角度に入れられすに,リレーのケースのカドを溶かしてしまった.
それも解決して,今日は受信回路などの調整.
1. リレーのテスト.
BAND 切り替えでカチカチ音がするから,ケースをちょっと溶かしたくらいでは大丈夫.
2. サイドトーンとAF
イヤホンを差し込んで,サイドトーン(自分の送信信号の再生音)の音量調整.
アンテナつないで受信音と比較しないと,どの程度の音量が良いのかよくわからない.
サイドトーンのピッチは 500-700Hz って書いてあったけど,500-650 の範囲を動く.プログラムのバージョンの関係?
普段自分は 450Hz(「ラ」よりちょっと高い音) と,低めのトーンが好きなので,最低の 500Hz (「シ」よりちょっと高い音)にしたけど,520Hz ならほぼ「ド」だなぁ.
一番高い 650Hz は「ミ」より低い音.つまり,500-650Hzはだいたい「シ~ミ」の範囲の 10Hz 間隔で使えるようだ.
10Hz間隔ってのは,等間隔の音階の間に,不等間隔に音程が並ぶ.
絶対音感な人にはちょっとやな音が混ざるな.(おいらは絶対音感関係ないっす)
安い電子音が音痴なのは,こんな音を使うからだろう.CW は単音で使うから問題ないけど.
3. Sメータ,電圧計
Sメータはアンテナをつないで,信号が来ないと表示されない.アンテナをつないだら,まず,ノイズでドットの数が2個に増えて増えて,信号を受信して動作確認できた.
電圧計もリチウムイオンの電圧 14.8V を表示.
4. キーヤー
パドルをつないで,テスト.きちんと動作.
しばし,サイドトーンを聞いて,CW 通信のまね事.(送信回路はまだ作っていない)
「CQ DE JG1BGT K」「TNX FB QSO HPE CU AGN 73 TU」
スピードは 8wpm~50wpm.
5. 受信調整
FT-817 でワイヤアンテナを 14MHz に合わせてから,KX1 につなぐ.
丁度,14MHzで IARU コンテストの CQ が聞こえたので,信号が一番大きくなるようにトリマを調整.
うーん,この局は交信していないな.
FT-817 にアンテナケーブルをつなぎ直して,呼んで1交信.昨夜から3交信目(笑
7MHz も和文交信を聞きながら調整.
フィルタの帯域を連続的に変えられるようで,面白い.
普段の FT-817 は 300Hz と 2300Hz の切り替えなので,この「連続的に変わる」ってのが「へぇー」って感じ.
混信がなければ広い帯域をゆったり聞いて,近い周波数に混信し始めたら帯域を絞るという使い方ができる.
300Hz と 2300Hz の切り替えでは,2300Hzフィルタはまず使えない.というのも,CWは7MHz帯では空いていても1000Hz飛びくらいで使うから,かならず,「ピーピー」と近接信号が混信することになるから,いつも 300Hzフィルタを使っている.
固定機では連続的に変えられるのは普通なのだろうけど,この小さな KX1 でもできるのはすごいな.
6. AGC テスト
AGCが効くほどの強い局がいない.
FT-817 に自作ダミーロードを接続して, 500ミリワットを送信してテスト.
ダミーロードだから,エネルギーのほとんどは抵抗で熱になるはずだけれど,それでも,Sメータが振りきれて,ばっちり AGC 効きます.
750Ωが15本並列のダミーロード.>以前の記事「一家に一本,ダミーロード.」
さて,次はパートIII,送信部の作成.
夏までに免許取りたいと思っていたけど,夏中に完成かな.
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