2005年10月20日木曜日

塵劫記の数詞

サイト検索で
無量大数=10^68
不可思議=10^64
くらいは出てくる。

恒河沙=10^52
wiki
は「ガンジス川にある無数の砂」の意味とある。
実際の砂粒の数はもっと少ないはずである。

地球の質量=5.9742×10^24 kg
電子の質量=9.1093897×10^-31 kg
割り算すると地球の質量は電子の質量の6.55828787×10^54=656恒河沙倍である。
ガンジス川の砂の総質量は地球の質量より圧倒的に小さいし、砂粒1粒の質量は電子の質量より圧倒的に大きいので、ガンジス川の砂粒は1恒河沙よりかなり少ないとわかる。

仏教の経典等でさまざまな数詞が出てきて、それをたまたま後世になって4桁ずつ整理したのが塵劫記の数詞だろう。
実際、一十百千万億・・・では、最初の「億」はこの順序どおり10万の意味だったらしい。
十万、百万・・・と行って、1億=万万となったのは後世のことだと聞いたことがある。
この調子で、恒河沙ももっと小さい数だったかもしれない。


また,無量大数といっても,インターネットの暗号技術に使われる数に比べれば微々たる数である.

1 件のコメント:

  1. 巨大数 の検索結果 約 2,790,000 件

    キリが無い

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