2007年9月4日火曜日

けみあぶ100周年だそうで

まいみくしの人がCAの 100周年記念のサーモマグをもらったと,日記に書いてあった.
CAとは Chemical Abstracts のことで,いわゆる二次資料とよばれるもの.一次資料たる文献を検索するための,Abstract(抄録)を網羅している.

自分は今から四半世紀前に,医学部の図書館でアルバイトをしていたのだが,皆呼ぶときは「ケミアブ」,書くときはCAと略していたのを懐かしく思い出した.
当時,1年間に書棚を1,2段埋めるほどのペースで出版されていた.今はもっと莫大なのだろうし,そもそも今は電子媒体での配布が主体だろう.
当時もすでにオンライン検索はできたし.

その図書館には当然創刊からのCAがあって,はじめは1年1冊.それが時代を下るにしたがって厚みが増し,冊数が増え続けていた.つまり1次資料である論文などの量が増え続けたことを意味している.

そういえば,当時のオンライン検索は電話をかけ,受話器を音響カプラに取り付けて通信していた.300bps くらいだったのだろうか,人が読むスピード程度の速さで文字が表示されていたのを思い出す.

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