2005年12月4日日曜日

メール,DNS鯖引越し

メールサーバとDNSサーバに使っていた Libretto100 のハードディスクが数週間前からときどき異音を発生していた.異音を発生は1分くらいで納まるもののクラッシュの前兆かもしれぬ.
と思っていた矢先,ついに昨日,DNS やメール鯖が止まった.
Librettoの画面を見るとインターフェースのエラーというメッセージが並ぶ.
ついにクラッシュかと思われたが電源を強制的に切り,再起動するととりあえず問題なく動きはじめた.でも,もういつあの世に召されるかわからない.

ということで古い SOTEC に引越しをすることにした.
こ れはもともとムスメがwindows Me で使っていたものだが,1年前にキーボードが利かなくなって,ムスメが外付けキーボードを取り付けて使っていたものの,それもだめになって半年前に手放 し,自分が Red Hat Linux 9 を入れてただけで何にも使っていなかったものである.
キーボード関係はダメなので,これを操作するのはいつもsshを使ったリモートである.

早速メールサーバDNSサーバを構築.
以前Libretto100に作ったことがあるので,機械的にその手順を踏むだけである.
そして,ルータのアドレス変換の設定を切り替えて,新しいサーバでメール送受信できるようにする.

ここで問題発生.

メールの送受信ができない.
送信すると
「config error: mail loops back to me (MX problem?) 」
などといったエラーが返る.
ネットでそのエラーを検索して,いろんな対策を見てみるが,自分のサーバではまったく問題が見つからない.

外のWeb Mail から自宅サーバにメールを送っても,まったく受信できない.
サーバにはアクセスするのだが,メールが配信されてこない.sendmail が外から見えぬのか.

DNS が問題だろうと,DNSの設定を見るが,まったく問題ない.
しかし,なぜかキャッシュが働かない.つまり自宅LAN内の名前は解決するが,DNSサーバから外の名前が参照できない.

キャッシュされないから,メールも送れないとわかったので,DNSの設定の問題と考える.
一応,一時的に生き返った Libretto100のメールとDNSの設定を見比べるが,まったく同じで問題が見つからない.
なぞは深まるばかり.

キャッシュされない割には,Windows からネットは出来るし,DMZ内の他のマシン(Libretto や webサーバのVAIO)からは問題なく外へ ping が通る.
問題のマシンからだけ ping が通らない.
ということは,ネットワークの設定かな.

ifconfig しても Libretto や VAIO と差はない.でもまぁ ping が出ないということはデフォルトゲートウェイの設定がおかしいのだろうと,
route add default gw 192.168.xxx.xxx
を実行すると,あっさり解決.
設定を見直すたびに外から送ったメール10通以上がどんどん着信されはじめた.送信も普通にできるようになった.

やれやれ,むちゃくちゃ基礎的な設定ミスであった.灯台下暗しとはこのこと.
まぁつながらないときは,たいていはケーブルを抜いてさしてみるととか,ネットワーク機器の電源を入れなおしてみるといったことも必要だが,今回は1台のマシンが外にアクセスできないわけだから関係ないわけだ.

ひとまずこれで,メール関係が止まる心配はなくなった.
さて,古いLibretto,HDDを取り替えて使い続けるか,それともお払い箱にするか.
あ,でもこの Librettoのバッテリは結構新しかったりする.もともとノートパソコンをサーバに使っているのは停電しても落ちないから.
安い新品HDDにでも取り替えて,また何かに使うか.

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