大学初年の理系では,線型代数学を学ぶ.
あるいは,線型性という言葉も出てくる.
線型は和と定数倍を保存するような性質で,人間が自然と思える性質をさす.
例えば.
まず,多項式は,学校で習う,最初の線型なもの.
つぎに,lim x=a,lim y=b とするとき
定数k について
lim kx=ka (定数倍)
lim(x+y)=a+b (和)
だから lim は線型性を持つ.
それから,Σa=A,Σb=B とするとき
定数k について
Σka=kA (定数倍)
Σ(a+b)=A+B (和)
だから Σ は線型性を持つ.
微分や積分も線型性を持つ.(定数倍,和)
(ku)'=ku',(u+v)'=u'+v'
∫ku=k∫u,∫(u+v)=∫u+∫v
線型の親分はベクトルや行列で,それをまとめて線型代数学という.
さて,人間にとって自然な性質だから,何か計算違い・勘違いをするときはたいてい「線型な間違い」をするものである.
たとえば
$\sqrt{2}+\sqrt{3}=\sqrt{2+3}=\sqrt{5}$ としてしまう.
実際は
$\sqrt{2}+\sqrt{3}%3E\sqrt{5}$
である.
$\sin(45^\circ+30^\circ)=\sin(45^\circ)+\sin(30^\circ)$
と間違える.実際は
$\sin(45^\circ+30^\circ)=\sin 45^\circ \cos 30^\circ +\cos 45^\circ \sin 30^\circ$ …加法定理
である.
あと,線型空間(ベクトル空間)というと「まっすぐな」空間.
曲がった空間M(多様体)上の点p に線型空間が存在するとき,それをTp で表して,p がM全体を動いたとき,まとめて TM と書く.
他の多様体NにもTN があって,写像f:M→N に対し,写像 D:TM→TN を f の微分といったりする.(ちょっと抽象的)
再掲
返信削除Te(SO(n)) 『曲がった空間M(多様体)上の点p に線型空間が存在するとき,それをTp で表して,p がM全体を動いたとき,まとめて TM と書く.
の記載を 覗き
M=SO(n)の恒等写像 眼には眼 歯----e--->歯
における接空間 Te(SO(n)) を 視たい!!!
dim(Te(SO(n)))=2^2-3,3^2-6,.........』
Te(SO(n))
Te って何ですか?
返信削除The set of all tangent vectors at e we denote by
返信削除--------------------------------------------------
Te(SO(n))
多様体 SO(n) の 単位元 e に おける接vector空間
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Tp (M)で表して,
p がM全体を動いたとき,まとめて TM と書く.
Te(SO(n))
追伸;
返信削除線型 な間違い 以外の 【大間違い】 は あまりに多くしちまって いくらなんでもWWWで公表できません
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mistake
1 誤り,間違い,失策,誤解,思い違い
a spelling ~ 誤つづり
by ~ 間違って
in ~ for... …と間違えて
make a ~ in... …の点で誤りをする(・makeの代わりにdoは用いない)
make the ~ of doing …するという誤りを犯す
learn from one’s ~s 失敗から学ぶ
We all make ~s. 《話》 だれにでも間違いはある(・失敗した者への慰め)
There’s no ~ about it. そのことに間違いはない, それは確かだ
It was a ~ (for you) not to go earlier. [=It was a ~ (that) you didn’t go earlier.] もっと
早く行かなかったのは君の手違いだ(・あとの文で従節が肯定の場合,つまりIt was a mistake that you went earlier.
はthatを省かない).
類語 mistakeは思い違いからくる偶発的な誤り.blunderは無知・不注意からくる,重大な結果を招く愚かな誤り:His
blunder cost us the victory.彼の大失敗で勝利を逸した.errorは原則や基準からはずれた誤り.また道徳上の過ち:a
typographical errorタイプのミス/youthful errors若気の過ち.lapse忘却・不注意・怠慢からくる誤り:a lapse of
memory記憶違い.slipうっかり犯す偶発的な誤り:a slip of the pen書き損じ.
2 〔法〕錯誤.
3 間違って妊娠すること.
and no mistake 《話》《通例文尾において》確かに,間違いなく
He is a fool, and no ~. 彼は確かに愚か者だ.
make no mistake (about it) 《文頭や文尾に置き発言内容を強めて》確かに,間違いなく.
━ 曠(-took /-t伀/, -tak・en /-t駟kin/)曦[Ⅲ慥(慱)/wh-節]…を誤る,誤解する;…の解釈を誤る;…を(…と)間違
える,思い違いをする《 for... 》
~ the direction [the road] 方向[道]を間違える
You can’t ~ her. 彼女なら人違いすることなくすぐにわかりますよ
She is frequently mistaken for her mother. 彼女はよく母親と間違えられる
There is no mistaking what we must do. 何がなされるべきかは明らかである.
━ 間違える,誤る.
TibuRotei