2011年2月26日土曜日

教科書とモールス

再来年の教育課程の変更に向けて,教科書(情報)の作成が始まった.
有名な先生の書いた元文章を読んで,現場の教員としていろいろ意見を返す仕事.

前回5年前の作成時は,モールスはやってなかったので,その部分はスルーだったけれど,今回は気合入りましたよ.

モールスの記述について前回からで変わったところは,通信の歴史に入れるだけではなく,前回指導書だけに留まったデータの圧縮技術(ハフマン法)との関連についても書かれていた.
さらに,今回は実習例題に,モールスを書かせたりするのを入れたり,机を叩いてメッセージが伝わるか試したりというものが出ていた.
実習用の符号一覧に / スラッシュが無かったので,無線局運用規則の第12条別表1をつけた. / はよく使うよねー
その例題が「SOS」だったけれど,遭難信号とSOSは違う.遭難信号は「SOS(・・・ --- ・・・)」ではなく,「・・・---・・・」であり,匝瑳市「SOSASI」と打っても,遭難信号は含むことはない.
なんていう,という意見を書いたり.

他にもいろいろ,モールスの歴史について思いのこもった意見を書きましたよ.まぁ,多すぎて却下だな(笑

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