グーグルの検索オプションを見ていたら,
daterange
という,日付の範囲を指定するオプションがあって,
daterange:2453462-2454508
のように指定するようだが,なんだかやたら数字がでかい.
エクセルのシリアル値は1900/1/1,0時を起算しているので,今日は39489日である.これより2桁もでかい.
UNIX などは 1970/1/1 0時からの秒数で管理しているので,今日の0時は 1202655600秒であるが,秒数なら桁数がでかいのはわかる.
調べたら,ユリウス通日というものを使っているらしい.
ユリウス暦じゃなくて,ユリウス通日.ユリウス日ともいう.
紀元前4713年1月1日正午(世界標準時)からの連続した日数(シリアル値)ということらしい.6721年前からの連続日数である.
エクセルで使うには,エクセルシリアル値に2415018.5(小数は正午まで半日進めるため)を足せば求まる.
これによって,大昔からの日付の不連続(暦の変換)を解消して,天文学などで日数計算をしやすくするようだ.たとえば,ユリウス暦からグレゴリオ暦に変更したときに日付の不連続が起きているし,紀元前1年の翌年は紀元1年である.
それがグーグルの日付指定に使われているのはどんなわけだろう.
今までは,検索オプションで「過去・・・以内」しか指定する方法は知らなかったが,期間が指定できれば便利である.
換算してくれるサイトはいくらでもあるが,指定するのに毎度換算してから,
daterange:2454102-2454508
とするしかないのかな.もっとお気軽に日付を指定する方法は無いかな.
コンピュータウィルスの感染の情報などは
コンピュータウィルス 感染
程度の検索語ではさっぱりたどりつかないが,
コンピュータウィルス 感染 filetype:pdf site:go.jp daterange:2454102-2454508
くらい指定すると,公的機関の昨年の発表にドンピシャ命中である.
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