2007年3月31日土曜日

定期演奏会

I部,山田忠臣氏の指揮によるコンクールの曲やアルメニアンダンス,そして圧巻が「ぐるりよざ」.
ぐるりよざはすごい曲だなぁ.こんなのができるのは山田氏だからこそだな.
感動した.世界が違う.さすが専門家.かっこいー

こういう演奏を聴くと,プロフェッショナルを感じる.
われわれがどんなに,音楽が好きでも,これが超えられない一線なのだと思う.

II部はわれわれOB.
English Folksong Suite でスタート.
時間がないので当日になって「1楽章だけ」に短縮変更.その代わりボントロにはつらい「繰り返しあり」.
練習よりまとまっていてよかった.

そして,El Cumbanchero と キューティー・ハニー を楽しく.
練習の成果か,サボりのタイミングの計画性か,最後までへばることがなく終了.

そして,現役の一部が参加しての,Disney's Fantillusion!!
最後のファンファーレ部分まで,体力が持ち,気持ちよく演奏することができた.

III部は現役による楽しい演奏なのだが,自分は飲み会に備え,車を置きにII部終了後すぐに帰宅.

夕方から夜中まで飲み・・・

2007年3月30日金曜日

明日は母校の定期演奏会

今年は例年になくマジメに練習していたりする.
2月から学校の吹奏楽部に混じって練習して,ついでに卒業式でも校歌その他を吹いた.

技術的な問題より体力的な問題だから,できるだけ長時間吹いて持久力を高める練習.
学校で練習に借りている楽器は普通のYAMAHA のモデルで,自分の軽薄短小な楽器に比べれば,練習にはハードでよい.

自分の楽器は,よく鳴るが,逆にボロも出やすい.高校時代,同じメーカーの楽器を吹いていた後輩の音色がフニャフニャだったのを思い出した.鳴りやすい楽器は初心者にはごまかしが効かないのだ.まぁとりあえず自分はごまかせる技量はあるが,やはり問題は持久力・・・

毎日出勤しているが,卒業式以後は,忙しくて練習に参加できず.今週水曜日になって,やっと吹奏楽部に加わって練習.入学式の曲などを練習.

ところが,3月の練習日はその水曜日までとのこと orz
しょうがないので,昨日と今日は自分の楽器を持ち込んで,進路室で自主練.2日ともとりあえずへとへとになるまで.だいたい2時間でへとへとになるな.

これで,本番での「サボりのポイント」が見えてきた(笑)

明日は朝9時から最後の練習.本番前にへばらないようにしなければ.

場所は森のホール21の小ホール.14時開演.

台地の上にある学校はやっとこぶしの花が満開.
こぶし
低地にある自宅では桜が満開なのだが.

青春18きっぷで東北へ

2007/03/24 青春18きっぷ

ありがとう415系
2007/03/24朝 青春18きっぷで北へ

松島
2007/03/24昼 青春18きっぷで北へ


いよいよ,栗鉄
2007/03/24夕 3月24日夕 くりでん
くりでん1両編


栗鉄への思い
2007/03/25 くりでん

腕木信号とタブレット
2007/03/25 くりでん 腕木信号とタブレット
腕木式信号


帰宅
2007/03/25 平泉
金色堂

平泉(3月25日)

(つづき)

くりでん石越駅を降り,JRのホームに入ると,
 「まもなく一ノ関行き・・・」
とのアナウンス.改札の駅員さんに
 「今日の日付印をお願いします.」
と18きっぷを出す.
でも,スタンプがないらしく,さらにまもなく到着する電車から降りる乗客の対応に改札を空けるわけにいかず,「どうしよう」という雰囲気だったので,
 「あ,別の駅で押してもらいますから大丈夫です.」
 「すいません,そうしてください.」

9:14 一ノ関行き
一ノ関行き

9:34 一ノ関 到着.
まずは切符に日付印.
日付印

次の普通盛岡行きの待ち時間は47分.外に出てうろつくが,雨も降っているし,店もまだ開いていないし.
一ノ関
駅の待合室のベンチで過ごすしかない.

10:21 盛岡行き.
10:29 平泉 到着.
平泉
平泉はおととし友人と三沢基地航空祭に行くとき通ったが,中尊寺が見たいなぁとも思った.

駅舎の中で,観光案内図をゲット.帰りの最終は13:31 である.
とっとと中尊寺へ向かう.

並木の桜が立派.
桜

弁慶の墓.
弁慶の墓

晴れていたら,花粉症の人がつらそうな参道.
参道
太い杉だなー

見晴らしのよいところがあったが,ガスで視程が悪い.
見晴らし

まず,チケット売り場でチケット・・・じゃなくて参拝券を買う.
讃衡蔵と金色堂の共通である.
讃衡蔵はまぁ展示室で,いろいろと詳しく解説されている.
藍染の紺紙金文字の法華経などがあった.

有名なアングル.
金色堂
金色堂はこの鉄筋コンクリート造りの覆堂の中に.中は撮影禁止.
いや,こりゃすごいね.来てよかったね.

写真をよく見ると,微妙に中の金色がみえるな.
金色堂
ライトアップされているからな.

あとは,飯食って帰るか.
昼食はそば.名物の「わんこそば」にはしなかった.

平泉駅.
平泉駅

帰りは最終の1時間前,1本早い電車に乗ることができた.
12:26 一ノ関行き.
一ノ関

12:34 一ノ関 到着.
12:46 つづいて小牛田行き.
小牛田行き

13:33 小牛田 到着.

13:38 仙台行き.
14:24 仙台 到着・・・刻むなぁ

14:29 福島行き.
来るときは常磐線で来たが,帰りは東北本線で帰ることにした.というのも,常磐線普通列車は仙台で1時間待ち.その間に東北本線は白石まで行けてしまう.

車窓より
車窓より
蔵王ですか.

15:51 福島 到着.

37分の余裕があるので,外に出てみる.遠くに山が見えたので,撮ろうと思ったが,建物や電線でうまいアングルがなかったので,駅だけ.
福島
ここは毎年フェンシングの米沢大会で通過する駅だ.

16:28 黒磯行き.
郡山で14分待ち.ホームの立ち食いで,ラーメン.
18:32 黒磯到着.

ここから電車の電源が直流に切り替わるから,交流専用車はここでストップ.
ホームが違うので,乗り換えが忙しい.

18:34 宇都宮行き.
19:23 宇都宮 到着.

さっさと乗り換え.
19:26 逗子行き.
これは赤羽から新宿方面に向かう.
20:57 赤羽到着.2分遅れくらい?

21:01 京浜東北線 大船行き→ 21:26 東京 下車

21:37 君津行き→ 22:01 船橋 下車

22:10 柏行き→ 22:17 馬込沢


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2007年3月29日木曜日

くりでん 腕木信号とタブレット

(つづき)

栗原の朝.6時過ぎに起きる.
栗原の朝
8:30ごろ,沢辺駅まで送ってもらう.
沢辺駅


沢辺駅

まもなく無くなるので新しいシステムを入れることはない.手作業ばかりの人力な「くりでん」である.

駅員さんが,レバーを切り替える.
信号機レバー

これはホーム下のワイヤーにつながる.
信号機ワイヤー

それが100mほど離れた腕木式信号につながっている.
腕木式信号
裏側から見ると白いけれど,表側は見ると赤くペイントされている.
そして,下り車両が入線.
入線

アングルが悪いが,これが入線不可の信号.
入線不可の信号

信号を切り替え,下りを入線不可,上りを入線可に.
上りを入線可
子供のころ,小牛田駅でこのレバーが何十本も並んでいたのを覚えている.
信号機レバー

上りが入線.
上りが入線

そして,タブレット交換.肩にかけているのがタブレットケース.
タブレットケース
下り車両が持ってきたタブレットを上り車両に渡し,上り車両が持ってきたタブレットを下り車両に渡す.駅員さんは信号レバーを切り替えたり,タブレットの受け渡しに走り回るので,忙しい.
タブレットがなければ,その先の線路に入れない規則.これによって単線の安全を確保する,きわめてアナログな方法.でも故障しないし,間違いはないから安心.

こちらは,若柳駅でのタブレットケース交換の様子.
タブレットケース交換

これは前日に撮影した,栗駒から先の区間のタブレットケース.
タブレットケース
赤いタブレットケースが運転席のホルダーに収まっている.運転手さんストロボ光らせてごめん.

石越駅到着.くりでんに別れを告げる.
石越駅

さて,昼ごろ帰途に着けば今日中につくので,平泉に向かうことにした.
つづく


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2007年3月27日火曜日

3月24日夕 くりでん

(つづき)
いよいよくりでんである.
もちろん,JRではないので,本日の青春18きっぷは石越でおしまい.

くりでん石越駅は無人駅.でも,駅舎の中ではグッズを販売していた.
くりでん石越駅

時刻表では,16:25発.でも到着時刻は15:55となっているが,16時をまわっても気配すらない.
くりでん 石越駅ホーム


もともとワンマン運転の整理券→料金箱方式だから,どの駅でも改札はなく出入りは自由.(改札の残骸は残っている)
発車時刻が近づき,皆が並び始めるが,状況は変わらず.
ということで,駅周辺をうろうろ.

石越駅
上:立って写真を撮っている場所は,大昔ホームだったのだろう.今,ホームは1つだけの折り返し.
下:傍らを爆走するJR
しっかし長いホームだなぁ.今,こんなに長い編成はあるのだろうか.
でも,子供のころ,急行列車の後ろ数両がホームにかからなかった覚えがある.新幹線のない時代の,長い編成に対応したつくりである.
長いホームを2つの番線に分けて使っている駅もある.


16:41 きたー
くりでん

大変な混雑.なんと2両編成.
くりでん2両編成
しかし,これは 16:25発ではなく,客を乗せずそのまま引き返してしまった.つまり回送.

17時になって,やっと来た.1両編成.
くりでん1両編
客を乗せ,すぐに引き返す.運転士の無線交信によると,38分遅れ.
ということは,ほぼ1時間,石越駅で待ったことになるな.
いよいよ40年来の思いの達成.

晴れていれば,栗駒山が見えるはずだが,残念ながら雲が厚い.
くりでん線路
架線設備は残っているが,架線は取り払われている.

本社のある若柳駅に残る使われなくなった「電車」.
若柳駅
パンタグラフの上に何もないのが悲しい.

田園地帯を走る.高架は新幹線.
くりでん,田園地帯

50分ほどで終点の細倉マインパーク前に到着.
細倉マインパーク前
このあとは暗くなり,写真はない.乗ってきた車両にそのまま乗り込んで引き返す.

途中の沢辺まで乗り,叔父に迎えに来てもらい一泊.

石越→細倉マインパーク前 1020円,
細倉マインパーク前→沢辺 850円.
青春18きっぷで柏から石越まで実質1600円で来たことを思えば,本日最大の出費であった.

ユーチューブ

つづく


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2007年3月26日月曜日

青春18きっぷで北へ(3月24日昼)

(つづき)

勝田で,みんなの写真撮影など見ながら時間をつぶす.
9:13 原ノ町 行き
勝田

12:11 原ノ町 着
駅弁にするかそばにするか2秒悩むが,前回夏の暑さで蕎麦を断念したことを思い出し,リベンジで蕎麦.
前回より接続がよくなり,14分しか余裕がないので,そそくさと流し込む.

12:25 仙台 行き
仙台 行き
だんだん編成が短くなる.
柏からは10両,勝田からは4両,でここから2両のワンマンカー.無人駅では
「1両目の後ろのドアをボタンを押してあけて整理券を取る.降りるときは運転手の後ろのドアから,料金箱に料金を入れて・・・」
といった意味の自動音声が流れる.

13:43 仙台 着
仙台 着
このあと,目的地の石越まで行ける 14:44 発の一ノ関行きまで1時間待ち.
駅の外に出ても,どうということのない繁華街で,まぁ千葉駅みたいなもんだ.
松島でも見学しよう.

仙石線を使うと,13:58 発で,松島海岸 14:33着.
東北本線では,14:00発で,松島 14:25着.駅の数が少ないので速い.
松島海岸駅は海に近いが,松島海岸で降りてから,東北本線の松島まで歩かなかればならない.どれくらい離れているかわからないし,そもそも道に迷ったらアウトである.乗り遅れたら次の電車は78分後.
ということで,「降りた駅でまた乗る」という安全策をとり,東北本線で松島に向かうことにする.

14:00 松島 行き
14:25 松島 着
次の一ノ関行きまで43分.駅前の観光案内地図で地理を確認する.
 「海まで1kmくらいか,海を見たら終わりだな.瑞巌寺は無理」
と判断しさっさと歩き始める.(瑞巌寺の先が松島海岸駅)
仙石線の高架をくぐり国道を南へ.ファミリーマートを左にはいり,松島パシフィックホテルの下のトンネルをくぐると,カキの水産加工場.そこをぬけると海.
松島
海沿いを歩き,福浦島へ渡る橋の入り口で15分経過.来た道を引き返す.たぶんぐるっと回れるはずだが,万一迷ったり,遠回りだったりしたら悲惨である.

松島駅には4分前に到着.
松島駅
降りたときは,有人駅できっぷを見せて通ったが,もどったら無人駅で,自動改札しかない.
インターホンを押したら,仙台駅が出た.事情を話すと,自動改札横の扉を開けて通るってこと.4分前に着いてよかった.1分前なら焦ったかも.

松島駅

15:08 一ノ関 行き

15:28 小牛田(こごた) 着で7分待ち.
石巻線は子供のころSLに乗った覚えがある.
15:35 発


伊豆沼沿いを通過.
伊豆沼
10年以上前に白鳥を見に来たことがあった.もう北へ帰ったのかね.

16:01 石越 目的地到着
石越

いよいよ,くりでんである.
つづく


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