2006年4月3日月曜日

×し尺車検

XJR1300を車検に出す.二輪の車検はちょろいから自分で出してもいいくらいだけど,せっかくもらった無料整備券を使うことにした.まぁ代行料などは普通にかかるので,自分で車検を通した方が安いことには変わりないのだが,点検してもらうことにした.

XJRと桜

そんなことより,代車に借りたスクーター・・・怖い!

スクーターに乗ったのは生まれて初めてなのだが,こんなに怖い乗り物とは・・・
原付は大昔,かなり乗っていたが,それはスクーターではなくまたがって乗る普通のギアつきのものだった.(HONDA R&P
原付がパワーが無くてスピードが出ないのはかまわない.もともとそういう乗り物だ.排気量はGB250の1/5,車検に出したXJRの1/26だからしかたない.
スクーターの怖さは,昔乗っていた原付の比ではなかった.

まず,ハンドルが軽すぎてまっすぐ走るのに緊張する.車輪が小さいから,車輪の慣性モーメントが小さいのである.
最高速で走行中に,穴にはまってハンドルが持っていかれそう.怖くてすり抜けに緊張する.GBやXJRなら普通にすり抜けられるところでも,道路わきの荒れた路面にハンドルが取られそうである.

次にブレーキが甘い.XJRもGBも結構ガツン!と効くのでそぉーっとかける癖があるのだが,スクーターは思い切り握らないと効かない.思い切り握るとロックしそうで怖い.ということは怖くてスピードが出せない.

最も恐ろしいのが,ニーグリップができない!両津勘吉の後輩の本田の気持ちがよく分かる.車体不安定さを解消しようと思わず膝を締めるが,締める対象が無い!
そういえば,星野一義が二輪から四輪に転向して初めてのヘアピンでスピンしたとき,「膝を締めて体を倒した」そうな.ライダーはそれが体に染み付いている.
ということで,スクーターのふらつきはハンドルだけで押さえなければならないのに,ハンドルそのものが不安定という,極めて恐ろしい状況となる.

結局,借りたスクーターは XJR の車庫に入れ,普段の足はやはり GB のままだ.

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