この直角三角形は畳屋さんが
「部屋の直角とのずれを測るの,三四五に使う」
と言っていた。
授業で「無限にあるよ。」と話したけれど,それを見せてやろうとエクセルで作ってみた。
a=m^2-n^2, 2mn, c=m^2+n^2
とすると,
a^2+b^2=(m^2-n^2)^2+(2mn)^2
=m^4-2m^2n^2+n^4+4m^2n
=m^4+2m^2n^2+n^4
=(m^2+n^2)^2=c^2
となる。この m, n に順次,数を入れると,ピタゴラス数を無限に作り出すことができる。
m=2, n=1 で,
a=2^2-1^2=3, 2\times 2\times 1=4, c=2^2+1^2=5
m=3, n=1 で,
a=3^2-1^2=8, 2\times 3\times 1=6, c=3^2+1^2=10
はm=2, n=1 の倍の大きさになっただけ。
m=3, n=2 で,
a=3^2-2^2=5, 2\times 3\times 2=12, c=3^2+2^2=13
m>n で,順に並べるエクセルの数式を考えた。
m の数式。
nがmより 1 小さい状態になったら,mに1を加えて次の番号に進む。でなければ,mは変えない。
n の数式。
n に1加えた数が mと等しくなったら,1に戻る。でなければ,n に1を加える。
あとは,1行完成すれば,次の行以降はコピーするだけ。
できあがった,3つの数で,互いに素(最大公約数が1)であるものをフィルターして,
mを 100以下まで作ってみた。
最終行は 4951行目。印刷プレビューをしたら,54ページにもなった。1ページ目と,最終ページのみ印刷して配布。
表を見て気づくこと。
m, n は偶奇が異なる。
奇数同士なら,m^2, n^2 はそれぞれ奇数だが,その和と差は偶数で,2mn は当然偶数で半分のピタゴラス数が既出。
a, b のどれかは3の倍数,どれかは4の倍数。
a, b, c のどれかは5の倍数
3^2+4^2=5^2 は3つがすべて,3, 4, 5 の倍数に分かれるが,最終行は
b=19800=3\times 4\times 5\times 330 である。
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