パリピじゃなくてパリティw
「偶奇性」と訳す。データの誤りの検出に「パリティチェック」があったり、情報科学の話題はいろいろある。
囲碁の時間の視聴者からの質問「半目勝負の時は、最後にダメ(駄目)を詰めた方が負けになるわけ」の解説に「偶数、奇数」の話をしていた。偶数奇数の話なので、まさにパリティ。簡単な数学の話題ではある。
これは、30年前か40年前か忘れたけど、テレビで聞いたか、何か読んのか忘れたが、自分で考えたことがあった。それ以来、まぁ自分の中では「常識」になっていて、特に気に留めてもいなかった。
自分が考えたころは、コミ(後手のハンディ)が5目半だったので、勝敗は逆だった。21世紀に入ってコミが6目半になっときに、「あ、逆になった」と思った。
ということで、わかりやい解説。
昨年7月の放送では、面白い終局を紹介していた。
地は、盤面0対0 なので、白がコミ6目半勝ちだが、「すべての碁石をもれなく使用」という珍しい対局。この次に、「350手を超え、碁石が足りなくなりそうで、碁石の補充」の対局が紹介されていた。
碁石はスタート時黒181個、白180個の合計361個が碁笥(ごけ)に入っているので、不足する前に補充(実際は取った石アゲハマの交換)が必要で、アゲハマを10個ずつ交換していた。
最終的に黒10目、白4目で、黒10、白4+6.5=10.5となり白が半目勝ちというしびれる対局となった。それもタイトル戦で、両者、勝負を計算違いしていたというもの。
計算違いとは、勝者が半目負けたと思い、敗者が半目勝ったと思いながら整地してお互いびっくりで、落ちている碁石はないか周囲を確認して、立会人に確認するという場面だった。
白も、勝ったのに憮然としていて、それくらい厳しい対局だったといえる。
0 件のコメント:
コメントを投稿
スパム対策のため,コメントは,承認するまで表示されません。
「コメントの記入者:」は「匿名」ではなく,「名前/URL」を選んで,なにかニックネームを入れてください.URL は空欄で構いません.