2008年6月14日土曜日

算法少女

先日の関東大会の観客席で,生徒の荷物を見ながら読んだ本.
遠藤寛子氏の小説であるが,江戸時代の同名の和算書を元にした少年少女小説である.

江戸時代に出版された「算法少女」は和算書で唯一著者が女性名義になっているもので,それを題材にした物語になっている.
復刊ドットコムの投票で,ちくま学芸文庫から復刊されて,昨年話題になっていた.>R25

数学の知識が無くても十分楽しめるストーリー.
数学を学ぶ意味や,数学の社会的な位置づけなどを再考させられる.
たしかに子供に読ませたい本である.

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