1999年10月15日金曜日

交通ルールを守ろう

どうも,ちかごろ自分は交通ルールを守っていない.
マナーはかなりいいほうだと思うし,基本的に安全運転で,
「無事故」ならかなりの長期間なので保険料の無事故割引も最大だ.
ところが例えば,信号無視は確信犯だ.赤信号はもちろん止まる.
でも,自分の住む田舎道の赤信号では
しばしば自分1台だけがむなしく止まっていることがよくある.
すると必ず,徐行して通過してしまう.
青信号に突っ込んでくるやつもいるから安全確認は十分する.

べつに急いでいるわけではないんだが.
一方通行の逆走とかも,やってしまうんだな.
だからいつまでたってもゴールド免許にはならない.
一時期は「あと1点で免許停止です」なんてハガキまで来た.
道路標識1本分くらいは反則金支払ったかな.



数年前に朝つかまって,遅刻した.
青切符に勤務先を書くとおまわりさん,
「職場には連絡行きませんから」
と気を遣ってくれたけど,気遣いをよそに,
さっそく青切符と反則金の領収書を,教室掲示してしまった.
だって生徒が「先生どうして今日は遅刻したの?」なんてきくんだもん.
正直者のぼくがうそをつけるわけがない.
もちろん「交通ルールを守ろう!」と大書きした紙に張り,
悪い見本(つまり反面教師)として.
生徒はこんなもの見たことないだろうから,勉強になっただろうな.

その日の授業.
「法律違反は本当は罰金か懲役.で,それを決定するのが裁判.
そして罰金刑以上が決定すれば前科になる.
ところが軽い道路交通法違反は,それを認めて反則金を支払うと
裁判を省略してくれるし前科にならないんだよ.青切符をよく見ると書いてあるぞ.
だから反則金制度のない自転車の交通違反は,例えば二人乗りとか一時停止違反とか
検挙されたら本当なら裁判で罰金刑となり,前科1犯ということだけど,
殺傷力は自動車よりかなり少ないのに,自動車よりペナルティーが重いのは
不公平だから,警告で済ましてくれるんだ.
でも自転車や歩行者は相手が悪くても怪我をするのは自分だということを
わすれないでおくれ.」

青切符が役に立った.

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