2022年11月14日月曜日

フリゲート見学

 海上自衛隊  フリートウィーク 国際観艦式 のイベント最終日にマゴと。

で,場所は国際クルーズターミナル

11:50 東京国際クルーズターミナル駅前でバスを降り,列に並び始めたら,「乗艦の列は最大3~4時間待ち,岸壁だけであれば,すぐ入れます。」と流していた。
乗艦したいので頑張って列に並ぶ。先週の船橋埠頭とは大違い。


写真にとれる場所まで動いたのは並んでから1時間後w

この日は,ステルス護衛艦FFM-1「もがみ」,FFM-2「くまの」の公開。
FF はフリゲートという意味らしい。フリゲートは汎用護衛艦 DD より小さい艦型。
FFM の M はまぁwikipedia をどうぞ。

DD は駆逐艦(destroyer)という意味。
何を駆逐するかというと,もともとは戦前,戦艦を攻撃する小型高速の水雷艇を駆逐した。
小回りの利かない大艦巨砲の戦艦を守ったのが始まりだが,大きさが手ごろなので,現代でも,多用途に使われる。

R2D2を載せた Sea RAM(対艦ミサイル防御装置)

湾岸警察署」テレビドラマにあったよね。

セキュリティチェックを受けて,乗艦券を受け取り,岸壁に入れたのは2時間後。

ステルスの船体。
FFM-1「もがみ」 ロービジ塗装の艦番号「1」がかすかに見える。
今まで,自衛隊の艦番号は3桁以上だったけど,もがみ型は1桁。

 FFM-2「くまの」もがみ型2番艦。ロービジ塗装の艦名「くまの」がかすかに見える。
もうすぐ出航。

特徴的なマスト

岸壁でも,さらに乗艦の列に並ぶ。
左舷(ポートサイド)から乗艦。
接岸はたいてい,ポートサイドが習慣で,航空機もこれに倣っているが,一度,飛行機の右舷から降りたことがあった。

岸壁に入れなくても,ターミナルからは全体を見ることができたろう。

艦橋

船体の四角い切れ目は魚雷発射管かな。
乗艦して中を通ったら短魚雷発射管だった。(内部は撮影禁止)

14時過ぎ,並んでいたら,「くまの」が出港準備していて,サイドパイプの音が聞こえたり,ガスタービンエンジン始動の排気ガスが出始めた。

「くまの」が先に出航。出航ラッパの音が出たので撮った。
「帽振れ」


列に並んで30分ほどで「もがみ」乗艦。
まずは前部甲板。


これなに?「荷物の上げ下ろしをするエレベーターです。」とほかの人の質問に答えていた。

続いて,右舷(スターボードサイド)の撮影禁止の通路を通って後部ヘリコプター甲板へ。

ヘリコプターをつかむ機械。
ヘリコプターが来るとこれが開いて,ヘリが着艦すると同時にこのように閉じてヘリから出た棒をつかむ。
そのまま引っ張って格納庫へ。

潜水具の試着。筋肉マニア2人w

先任伍長(どの艦,組織単位にも1人だけいる曹士のトップ)と撮影。胸の金色の楕円形が先任伍長識別章。
奥がヘリコプター格納庫。あと,各分隊(1~5分隊)ごとに先任海曹識別章をつけた先任海曹がいる。
艦長には会えなかった。

撮影後,マゴが握手したら,これが握られていた。
この渡し方は米軍のチャレンジコインの渡し方。

艦を降りたら,なんか階級の高い人が,自衛隊事務官,技官の説明しながら,歩いていた。
この日,出会った自衛官の中で,もっとも階級の高い2等海佐。
2等海佐は艦長と同じ階級。写真にはうまく写らなかったが帽子のつばには,2佐以上の金色の葉っぱ。(マゴの帽子もイージス艦の部隊帽だけど,ついていない。)
艦長には会えなかったけど,同じ階級の人には会えたw

帽子には「JMSDF MMC」とあった。海上自衛隊補給本部。
補給だと戦闘職種のような胸の防衛記念章がもらえるような活動はできない。まさに裏方だ。でも,軍隊で一番重要なのが兵站。

腹が減って,ターミナルを出て自分たちの兵站を探すw

ビーナスフォートってよく聞く名前。何だっけ。

フジテレビが見えた。

モニュメント

ダイバーシティの前にガンダム。
ここの1階は巨大なフードコートだった。

巨大な綿菓子。かわいい。


往復は錦糸町から都営バス。
朝は,直行03 というバスで停留所が少ない。
錦糸町から東京国際クルーズターミナル駅まで鉄道で来ると600円くらいかかるが,都営バスなので13km,40分という「長距離」を210円で。

東京ビックサイトも,いつもこれを使う。
東京国際クルーズターミナルは2年前にできた新しい埠頭。船の科学館のところ。

帰りは,日本科学未来館のバス停へ。


バスが出たばかりで,ベンチで30分ほど。
羽田空港が近い。

帰りは錦糸町へ。急行05
朝の直行03と同じ経路だけれど,新木場-錦糸町は全部止まる。

マゴに家に寄って帰宅。

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