$a\gt0$,$b\gt0$のとき
$a,\, b$ の平均 $\frac{a+b}{2}$ を相加平均といい,それは相乗平均
$\sqrt{ab}$以上である.
つまり
$\frac{a+b}{2}\geq\sqrt{ab}$
これで話が終われば,教科書どおりである.
相加平均は算術平均といい,いわゆるだれでも「平均」といえばこの計算をする.
相乗平均は幾何平均といい,倍率の平均といえる.
0.6gの虫と6000kg の象の体重の平均は約3000kgで虫の重さは誤差の範囲である.
ここで幾何平均
$\sqrt{6000\times 0.0006}=1.89737$
1.89737kg
子猫くらいの大きさ.
これは虫から見た子猫と,子猫から見た像の大きさの比率がどちらも3162.28倍で同じように見えることを意味している.
虫から見たら6トンの象も,3トンのカバも同じようにでかく見えるはずである.
もうひとつ「調和平均」という名の平均がある.
逆数の平均とも言える平均である.
4kmの道のり,行きは1時間で時速4km
帰りは30分=0.5時間で時速8km
のとき,平均時速は算術平均ではない.
往復8kmの道のりに対して,1.5時間しかかかっていないので,
8÷1.5=5.333
平均時速5.3km
これが調和平均である.
時速4の逆数0.25
時速8の逆数 0.125
逆数の算術平均は 0.1875
この逆数が5.333.
逆数の算術平均を取って,その逆数が調和平均である.
なぜ「調和」というか.
弦の長さが調和平均のとき,その逆数の振動数が算術平均になり,「音がよく調和する」からだろう.
論点が ずれ
返信削除些細な コト ですが そうか平均 は an arithmetic mean
(つい metric と 記載したくなりますが....)
の筈ですが arithmetric が 蔓延しております
---> arithmetric の検索結果 約 6,470 件
¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥
なぜでしょうか (造語でしょうか?????)
(arithmetric の検索 で 本文には ちゃんと arithmetic と あるのも在りますが...)
そうかァ と 【首肯】 できる 説明 を お願い 致します。
追加 事例達;
返信削除http://www.numdam.org/numdam-bin/item?id=ASENS_1974_4_7_2_235_0
Stable real cohomology of arithmetric groups <--- arithmetric だとさ
の pdf ;
http://archive.numdam.org/ARCHIVE/ASENS/ASENS_1974_4_7_2/ASENS_1974_4_7_2_235_0/ASENS_
1974_4_7_2_235_0.pdf
(の 本文には arithmetic !!! )
([4] A. BOREL and J.-P. SERRE, Corners and arithmetic groups とあるのに!!!.....)
https://gpxsvr3.np.edu.sg/apps5/cpd/website.nsf/website.nsf/(CoursesByDocID)/6A2F6336647B
93DB48256CA90027C566?Opendocument
内には
Course Objective
To provide students with the essential fundamentals and foundation in Arithmetic and
Aglebra. とあるのに !!!。
等々
arithmetic とはしりませんでした。
返信削除勉強になりました。
勉強になりました
返信削除なにをベンキョウかarithmetic とはしりませんでした
では 水泡に帰す
しんぎん【×呻吟】
派生語 呻吟する moan, groan;〔苦しむ〕suffer severely⇒あえぐ(喘ぐ),うめく(呻く)
され コメントを 乞い 願います。
終焉のない旅