2000年7月17日月曜日

月蝕

今回の月蝕は皆既の時間の長さで言えば江戸時代以来で,この長さになるのは次回1700年後だそうな.つまり地球の陰の中心付近を通ったということらしい.月蝕は比較的頻繁に起こり,そのときに夜で晴れていれば確実にどこでも見ることが出来るわけだが,この時間の長さは次回が1700年後などと聞くと今回のはミレニアムよりもえらいなー.
とても幻想的な光景で,詩人なら詩を書くだろうし,歌人なら一句詠むだろうけど,私の思ったことは,

月蝕が地球の陰なら,満月のときいつも月蝕にならないのはどうしてだろう.位置関係からして,そうなると思うのに
・・・(思索)・・・
あ,そうか,地球の太陽を回る公転面と,月の地球を回る公転面が一致していないからだ.で,月が公転面の交線上にあるときにたまたま満月だと,月蝕になるんだ.つまり月と地球の公転面の交線は7月と1月にあるということで,交線と満月が一致すれば月蝕ということかな.
納得!&解決!

普段いろんなものの景色を見てもすべからく,こういう思考をしているのでした.

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