>なんで? どうして!? 何度見てもそのトリックがわからない摩訶不思議なチョコレートイリュージョン!
25年もの昔,NHK で「世界のマジックショー」で同じ形をやっていた.
トランプをこのような形に切ったものを,客に並べさせると1枚のトランプになる.一旦バラバラにし,裏返してから絵柄を見て同じように並べさせる.すると小さい長方形が余って,
「これどうしよう」
このマジックを,当時「数学セミナー」で解説していたので,自分で同じ物を作り,生徒の前で実演したことがある.去年もやったかな.
からくりは次の通り.
実際は,縦方向に 0.2 縮むことがわかる.クリックで絵が大きくなります.
マス目の長方形を小さくすればするほど縮む長さが短くなるからバレにくくなる.
さすがに 0.2= 1/5 も縮むとバレバレだから,絵やアニメーションではチョコレートの長さを長くしている.
丸で囲んだ部分の形に注目すると形が違うし,縦線の長さは確かに長くなっている.
クリックで絵が大きくなります.
実写の映像では,横に7個並べているので,縮む長さは1回につき 1/7= 0.142857でバレにくい.
でも3回も取っているから,最後は 3/7=0.428571 だけ縮んでいる.
余る長方形も小さくするには,斜線の傾きを小さくすればよい.
アニメの傾きは横に5マス,縦に2マス.それに対して実写では横7マスで縦2マスで,長方形が小さくなる.
数学トリック.
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