2008年5月15日木曜日

こわいおっさん

今週は登校指導で通学路に立っている.自転車の乗り方や交通整理など.

二人乗りしてても,はるか手前で気づいて降りる.教員の前だけでも二人乗りをやめるかわいさがあるから,まぁとがめない.
ところが,降りずに近づいてくるのがいたから,
「危ないぞー,降りろー」
と注意して,それでも通過しそうだったから,前に立ちはだかって止めた.
「なめてんのか,このやろー,降りろって言ってんだ」
「あ,すいません」
通過しようとしたくせに,なんだかやたらびびりまくっている.そんなことなら,手前で降りればいいのにと思った.が,後で気づいた.
教員だとは思わなかったのだろう.

街中でおっさんが,立ちはだかって
「なめてんのか,このやろー」
なんて言ったら,おっかないよなー.

でも,本当は教員が道に立たなくても,社会が子供を育てればいいだけの話である.だから,自分は結構他人の子供も叱る.
親が
「こわいおじさんに怒られるから,ちゃんとしなさい」
となって,親のしつけの手助けができればいいのである.無関心な社会は,親のしつけの機会も奪う.

過保護の親,厳しい学校,無関心な社会が教育問題の元凶.
あ,最近は子供に無関心な親も増えて,子供の問題行動につながっている.心の強さというものは家族の絆から生まれるのに.

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