そうか,こういうセミナーだったのか>「TeXによる教材作成」
自分はいったい何のセミナーに参加しているのかわからずに,発表w
知り合いの先生に,自分の $\TeX$ 教材の話をしたら,「じゃぁ,それ今度のセミナーで話してよ」
で安請け合い.
1人15分じゃ時間が来て強制終了の人ばかりだったけれど,自分はもともと1分で終わる話を膨らましたので,10分くらいで雑談突入w
$\TeX$ は 1990年ごろ,初めて買った 32bit のノートパソコン,98noteSX で使い始めた.当時はNiftyの TeX フォーラムで,数十枚のフロッピーを宅配で回覧して手に入れていた.
なんて,話したらTeX フォーラムを運営していた人から声をかけられた.
高校の数学の教員はほとんど,Studyaid で作っているようだ.神奈川の先生から,Studyaid との違いを質問されたけれど,自分はまったく使ったことがなく比べようがない.
$\TeX$ を使い始めたころは,Studyaid などなかった上,若いころ膨大な教材を $\TeX$ 作ってそれを膨らませてきたので,いまさら Studyaid を使う理由がない.
自分の後の発表で,Studyaid の問題点がいろいろ指摘されていた.(他のソフトととの連携とか,一括置換とか)
でも,どの学校に転勤しても,$\TeX$ を使うのは自分だけという現実がある.
$\TeX$ システムはもともと他のソフトと連携して使うものだから,その点オープンで何でもできるが,自分はそれを生かし切れていない.
結局,図は他のソフトで作ったものを画像コピーして読み込むくらいの使い方しかしていない.
それこそ手書きをキャプチャーすることも多い.
自分は,「何か,間違った使い方や,回り道な使い方していたらアドバイスください」というスタンス.
こんな図を$\TeX$ に取り込める.
立方体の回転はなんとなくわかるけど,直方体はムズイ.
参加したのは,大島利雄先生に会いたかったからw
$\TeX$ の標準的な出力ソフトの開発者だけれど,もちろん世界的な数学者である.
その昔,「数学の専門家なのに,ソフトも作るのかぁ」とびっくりしたけれど,もともと$\TeX$ も数学者が開発したシステムだ.
今や,数学の論文は$\TeX$ 以外は受け付けられないし,Word 2016から数式は $\TeX$ である.
$\TeX$ の読み方は人それぞれというのは知っていたけれど,今回,本当に人それぞれだったw
自分は多数派の「てふ」と読むけど,「テック」「テヒ」という人が数人ずついた.
正しくは「TE」は「て」でいいけど,「X」は母音なしで,息を吐くだけの音である.
$\TeX$ の開発者の D.Knuth は「コンピュータに向かって、息を吐きかけるように正しく発音すれば、端末は少しばかり曇るかもしれない。」と書いているw
ミーハーなので,記念撮影.
飲み会参加まで
3Dプリンタで出した直方体に針金さして回転.
朝見かけた看板.
麻雀牌とπをかけているのだな.
πをパイと読めるリテラシーが要求される看板w
https://researchmap.jp/jo303jzwk-26434/
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