2004年4月30日金曜日

志賀草津道路・雪の回廊

2004年4月29日

4月22日に冬季通行止めが解除されたばかりの志賀草津道路を走った.

朝5時半に起き,握り飯をつくり,6時半過ぎに家を出る.

だいぶ,出し入れに慣れた.またコンテナの中に板を敷いて段差をなくしたので楽になり,10分かからなくなった.
コンテナの中敷

7時20分,稔台のセルフ給油所でガソリンを満タンに.できるだけぎりぎりに入れる.

6号線に出て,外環道の下R298に入る.前回,美女木の手前で右折したが,今回は間違えずに美女木からR17新大宮バイパスに入る.やはり広い道は走りやすい.休日の朝なので道は空いている.しかし単独で走ったり,先頭を走るときは左側を制限速度を守って走る.すると必ず抜かす車がいるので,そのときは後ろから車間を空けてついていき,流れに乗るようにする.その速い車が1台だけで自分が最後尾になるようなら,ついて行かない.こうすればまずつかまらないかな.

鴻巣市で熊谷バイパスに入る.前回は通り過ぎて引き返し,曲がったが,今回は頭に入っていたので,事前に右車線を走っていた.
つづいて深谷バイパスに入り,すぐに上武国道へ.ここも前回通り過ぎて,先を右折して戻ったんだ.

上武国道で利根川を渡ると,群馬県.入ってすぐ,パーキングがあり,2時間走ったので休憩.
パーキング休憩
トイレでツバメのつがいが巣作りの準備をしていた.

上武国道からT字路でR50に入る.出光を見つけ満タン給油.交通量が多い.渋川方面の表示が出たので,国道ではないが,右折.すると,県庁のほうを通らずR17に出ることができた.

前橋市内の R17 で取締りをやっていた.このときたまたま先頭を走っていたが,もちろん 50km/hぴったり.すでに片側1車線で,後ろの車が追い抜きできず焦れていたようだが,おかげでつかまらなかったようだ.

渋川で R353 へ.交通量がぐっと少なくなり,谷間を縫うように走る道は景色が良く,ツーリング気分は最高.そしてR292いよいよ志賀草津道路.
まだ雪は残っている

道路情報では「チェーン携帯」とあるが,日中で晴れていれば問題ない.ところどころ雪が溶けて水が流れているので,夜間は凍結するだろうな.

ロータリー除雪車.これで道の雪を飛ばしたのかな.
ロータリー除雪車

おぉ,それっぽくなってきたぞ.

だんだん雪が多くなってくる

それにしてもいつ来てもいい眺め.
眺め最高


雪の回廊
これを見に来た

これを見に来た.念願達成(^O^)
北側斜面だから,たくさん残っているようだ.連休中には溶けてなくなるのだろうか.

峠の先付近
峠の先付近

国道最高点の渋峠を越えると,トンネルがあるが,その中はシャーベット状.気づいて減速したが間に合わず,あっさり転倒(;_;)誰もいなくて,雪で足場が悪く,起こすの大変だった.歩くくらいの速さだったのでほとんど立ちゴケに近いが,ビキニカウルがちょいと勇ましくなった(^^)
まぁ,4輪車の轍でシャーベットが薄くなっている場所を選び,ゆっくり走れば通れなくはないが,引き返すことにした.実際,何台もの単車が行き来していて,あとから来た単車も1台転倒.このときはみんなで手伝って起こす.
この辺りが「チェーン携帯」の意味だと思う.夜間は凍結するだろう.

渋峠「国道最高点」からの眺め.
渋峠

雪の回廊(下り)
回廊(下り)

湯畑
湯畑

さて,草津温泉ライブカメラに写って来た.くろべえを探せ(^^)
ライブカメラ

カメラはこのビルにありそう.
ライブカメラ

これが見える場所で撮ったのだが・・・自分しかわからんな.
ライブカメラ

さて前回同様,共同温泉「巽の湯」につかる.
巽の湯前バス停

誰もいなかったので,中も撮影.
巽の湯天井

巽の湯

巽の湯

暖まって,さて,どこへ行こうか.とりあえずうろうろ.
道の駅で考える.桜はまだ三分咲き.寒いのだなぁ.
桜
結論.体が暖まったから,また渋峠に行こうっと.

ということでまたまた国道最高点.
国道最高点

雪がいっぱい

下るとき,雪の回廊を上から撮ってみた.
上からの回廊の眺め
やはりすごいなー
やはりすごいなー
 

その後,また湯畑へ.今度はどうだ?
手すり上でパソコン操作

見える見える.パソコンを操作中.エアエッヂでつないで.

そうしてまたもや巽の湯で暖まる.日も傾いてきたので,帰ることにする.

来た道を引き返すのも面白くない.軽井沢をまわることにする.暗くなるので,景色は楽しめないが,いつか来るときの参考に.

R292 を草津から下ってきて,R146 へ入る頃には完全に日が落ちる.道はワインディングが続く.昼間なら楽しいのかな.

北軽井沢を抜け,長野県軽井沢町へ.R18を東へ.

大きな道が整備されてだいぶ都市化した感じ.長野新幹線が通ったからな.駅のほうへ行くと,かなり大きな駅が見えてきた.
駅前で
軽井沢駅前

駅前からR18に戻り,碓氷峠へ.

碓氷峠から群馬県.急に道が細くなり,急坂のつづらおりがつづく.この辺は昔の鉄道の名残がたくさん残っているらしいが,真っ暗でわからない.星が良く見える.古い鉄道のトンネルがあった.カーブに「C=158」のような表示が立っていて,カーブを曲がるたびに数字が減っていく.

結局,1台も車と出会わないまま碓氷バイパスと合流.バイパスは大型車がたくさん走っていた.

松井田町で給油.おにぎり完食.

R17を東京方面へ.埼玉県に入ったら休憩しよう.本庄市でガスト発見.ドリンクバーで休憩.地図を確認したりしているうちに,眠くなり居眠り.

おきると1時.さて,もう1杯コーヒーを飲み帰る.

今度は完全に来た道を引き返し,家に着いたのは3時.車はコンテナに入れない. 3時は「早朝」だから,いたずらする人間も寝てるだろう.そのままマンション前の駐輪場に止める.

本日の走行 530km.温泉2回はなかなかいいなぁ.



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雪の回廊

22日に冬季通行止めが解除されたばかりの志賀草津道路を,昨日1日で走った.草津温泉にも2度つかる.
昔テレビで見た「雪の回廊」を是非見てみたかった.
早く行かないと溶けてしまうので先週からウズウズ.
これを見に来た
今朝3時に帰宅(帰る途中ファミレスで寝たから・・・^^;),今日1日仕事すれば明日から連休だー・・・って明日から部活の練習だ(泣)
ツーリング記録にまとめた.



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2004年4月26日月曜日

房総半島の丘陵地帯へ藤を見に

2004年4月25日

桜が終わり,つつじや藤が美しくなってきた.
急に山に自生する藤を見たくなり,部活終了後南へ.

R16 を南下,R297 へ. R297 の東京方面は行楽帰りの車の列が数珠繋ぎ.それを尻目に大多喜方面に向かう.市原市から小湊鉄道沿いに道は続き,田植えの終わったばかりの田んぼでは小さい稲が風に揺れていた.

たくさんの単車で走るグループと何度もすれ違う.どこを走って来たのかな?

山に差し掛かると,さっそく自生の藤があちこちに.
自生の藤

自生の藤
自生の藤

自生の藤

拡大
自生の藤


大多喜まで来たが,4時を回ったので帰ることにする. R297 は大渋滞だったので,茂原から東金に向かう.

茂原に向かう道で.
田園地帯

やはり空いている道をゆっくり走るのは楽しい.渋滞のすり抜けは神経がすり減るので,ツーリングではなくなってしまう.

茂原市内で多少混雑.混雑しても片側2車線の広い道だから,すり抜けはなんともない.

茂原から東金,八街,酒々井と北上.ほとんど混雑しない.東京方面に帰るには遠回りだろうが,自宅に帰るには走りやすくて,とてもよいコース.

台地を割るように掘られた「印旛沼捷水路」にかかる印旛村の山田橋.前回,九十九里の帰りに通ったときは真っ暗だった.
山田橋

この水路にはいくつもアーチ型の美しい橋がかかっている.この山田橋はかなり高いところを通り,低いところにかかる赤い橋も見えて眺めが良い.でも,狭いので車はとめられない.今度歩道用にかけられた橋を歩いてみようと思う.

その後また,印西市から公団線沿いを通り帰宅.5時間, 180km.



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2004年4月25日日曜日

自生の藤

藤の花が美しい.
急に山の藤を見に行きたくなり,部活を終えて,午後出発.

R16を千葉市へ.市原から R297 に入り,大多喜に向かう.
その途中,やまのそこここに自生の藤が・・・

すごいなー,きれいだなー.来てよかった.
ツーリング記録にまとめた.



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2004年4月19日月曜日

土日はツーリング

土曜日,部活終了後は九十九里道路.(6時間,220km)
それに味をしめて,日曜日は西伊豆スカイラインを走ってきた.(13時間,430km)
西伊豆は楽しかった.
好きな曲を聴きながら,ゆっくりと走らせていると,幸せで思わずうるうるしてきてしまった.

写真を整理して,まとめよう.


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2004年4月18日日曜日

西伊豆スカイライン

2004年4月17日
朝,6:00 起床.猫にえさをやり,お金を使いたくないので,自分のガソリン用におにぎりを4つ作る.外食は基本的にしない.まぁご当地の名物があれば,するかもしれないが.そして朝食を腹いっぱい食べる.ツーリングは事故防止のためにも,準備が大切.そして,自販機で買いたくないから,買い置きしておいたペットボトルの「ダカラ」も持つ.

7時40分には家を出る.GB250でコンテナまで.
入れ替え途中.XJR を出して,荷物をつけたところ.次にGBを入れる.
入れ替え中,XJR と GB

結局20分以上かかる.

さて,出発.本来は南下して,千葉街道に出るべきところを何も考えず北の方向に出てしまう.

すぐに木下街道に左折.競馬場方向に向かうが,開催日だから渋滞に巻き込まれる.途中,行田団地方面に向かい,いつもの開催日用の裏道に入り,西船でR14に出る.

信号待ちでは,停車位置に細心の注意を払う.足つきの心配があるので,車輪は必ず轍の底に入れるように信号待ち.決して轍の頂上に乗せない.縁石は友達(^^).心配なときはサイドスタンドを出す(^^)ヾ.

カタログデータでは試験場のCB750 と同じシート高,単車屋で乗り比べたら確かに同じだった.でも重量が違うので,あまり傾けて停車できない.

朝の日曜日,競馬場と関係なければ,どこも空いている.市川ICから京葉道路無料区間を通り,篠崎から靖国通りへ.

新橋に向かい,溜池からR246.六本木,渋谷を走る.この段階では,厚木から南に行って海岸線を走るか,御殿場へ向かうかを,決めていなかった.

時間が経つにつれ,交通量も増えてきた.他の単車や車の後ろをゆっくりついていく.

信号待ちでは,二輪車がみな前に出るが,私は必ずその後ろからついていくようにする.二輪車たちは,信号ダッシュでエンジンをけたたましく回しながら加速.その後ろから,そぉーっと加速.でもXJRは十分に速い.

でもときどき,先の集団が見えたときは,今までの集団を後にする.

先の集団走行が見えたら,まず他の単車の間をゆっくり前に出て行く.自分の前があいたら,アクセルをあけ,
「さよならっ!」
ミサイル発射のような加速.たまらん.今までの集団走行のマシンがミラーの中に消えていく・・・

そんなことをしながら,2時間以上走って,厚木のロイヤルホストで休憩.
駐車場はほんの少し傾斜している.以前,GB250 を下り坂方向の縁石に止めてしまい,苦労したことがあった.傾斜を良く確かめて駐車方向を考えて止めないと,XJR は出せなくなる.わずかに上り坂になるような方向に駐車.これで後ろに出すときは楽チン.
立ち寄りの目的は,もちろん食事ではなく,靴を脱ぎくつろぐため.ドリンクバーのみ注文.

さて,次に走る道を考える.海方向は混みそうだし,厚木から海に行くのはちょっと遠回りかもしれないので,御殿場方向に行くことにした.
学生のころ,原付で京都に行ったときも R246 で御殿場を抜けた.そのときの理由は箱根八里,原付はオーバーヒートが心配だったから.ほぼ,全開で走る原付,箱根の上り坂はスピードが出ないので,空冷エンジンが冷えないかもしれないという心配があった.

XJR は空冷でも余裕があるからそれは問題ないが,今回は「西伊豆を走る!」だから,早く西伊豆に着きたかった.

御殿場まわりの道は素晴らしい.原付で通ったときは濃霧で,さっぱり景色はわからなかったが,今回はでっかい富士山と,谷間を縫うように走る道から見える山々の開放感が,なんともいえない.
好きな曲('70 pops)を聴きながら,流れに乗ってゆったりと走る.青い空,白い雲,やさしい日の光,でっかい富士山,右へ左へカーブを曲がるたびに眼前に開ける景色.
幸せのあまり,おもわず目がうるうるしてしまう・・・

I see skies of blue and clouds of white
The bright blessed day, the dark sacred night
And I think to myself what a wonderful world.

R246 に別れを告げ,1号線を小田原方向に戻る感じに,三島へ向かう.

三島市内で13:00 おにぎり1個を食べ,休憩.ストレッチなど.

R136に入り,下田方面へ向かう.伊豆中央道,修善寺道路なる有料道路で金をむしりとられる.知らない間に,有料道路へ導く道路設計というか,有料道路は便利に走れるように作られているわけで,あえて旧道を使うには,不便な道にそれるためによく調べなければならない.

修善寺道路の終点から,修善寺戸田線に入る.とちゅう,だるま山高原という展望台.
ツーリングマップルによると「駿河湾越しの富士山の眺めは最高」とあるので寄ってみる.
肉眼ではかすかにみえたのだが,かすんでいて,ディジカメではよくわからない.
展望台から富士山を見たつもり
画像処理をかけると,中央上部にそれらしい白い三角が.
画像処理後
御殿場で見られたからいいか.

駐車場のマシン.
400cc. マフラーかっこいー
400cc

左がHONDA VTR(800cc),右がYAMAHA YZF(1000cc).
VTR YZF
VTR は幕張免許センターで私が立ちごけしたマシン. YZF はヤマハ最速のスポーツレプリカ172馬力!(XJR は100馬力)

KAWASAKI Z1(かな?)
KAWASAKI
日本の大排気量マシンの歴史をスタートさせた名車.

今回のメイン,西伊豆スカイライン に入る.
西伊豆スカイライン

標高が高いので,今が桜満開.
桜


山のてっぺん付近を縫うように走る.
西伊豆スカイライン

戸田駐車場
戸田駐車場


標高880mから海がみえるのだからすごい.
戸田駐車場から海を臨む


西伊豆スカイラインの終点から,土肥に向かい,土肥から沼津まで海岸沿いの細い道を北上することにする.

西伊豆らしい景色.
絶壁

海岸沿いは絶壁なので,海岸沿いの道といっても,山の上につづら折になっている.

西伊豆スカイラインの戸田駐車場からながめた,戸田港.
戸田港


まだまだ坂を上っていく.
戸田


穏やかな海.
穏やかな海


細く,曲がりくねった道が続く.
細い道

ゆっくりゆっくり走り続ける.

大瀬崎を過ぎ,東の方向に向かう道は,標高が低く海に近いが,曲がりくねって細いのは同じ.
細い道

左側の海の向こうに,富士山が見えるはずだが,やはりかすんで,かけらも見えない.

海岸沿いを走り続けると道が細くて,時間がかかるため,R136 に向かうべく闇雲走りをはじめる.まぁ適当に走ればつくかな?

で,やっぱり走っている場所がわからなくなったので,道路わきの駐車場に止めて,休憩と地図の確認.
休憩

ハンドルの上に足を投げ出し,リュックによりかかりしばし仮眠.

弟から電話.
「今,友達とパソコンを買いに来たんだけど.」
いろいろ相談に乗る.
ヘルメットに携帯を差込み,ねっころがったままペットボトルから飲んだり,お気楽通話.
「今,西伊豆に来てんだよ.」
「例のでかいので? やるなー」

帰り道は1号線から箱根を目指す.三島側の1号線は広いので,スポーツカーがぶっ飛んでる.まぁそれには付き合わず,遅い車がいたら抜かす程度でゆっくりゆっくり走る.

芦ノ湖の向こうにシルエットの富士山が見えた.

箱根駅伝を思い出した.

小涌谷を過ぎると,渋滞が始まる.広いところではすり抜けるが,バスが狭いところにさしかかるとあきらめて,スタンドを立て,エンジンを止めて,例のお気楽休憩ポーズ.

車だとすごく時間がかかったであろう下り坂も,すいすいと下りてきた.

小田原を過ぎる頃には,渋滞は解消.平塚から厚木に向かい,R246 で帰ることにする.

途中,デニーズがあったので,店の外で最後のおにぎりを食し,中に入ってコーヒーでくつろぐ.

R246 から都内に向かう.行きは,ときどき加速して遊んだが,帰りはひたすらゆっくりゆっくり.PDA の電池も切れてしまい,自分で歌うしかなくなる.行き先表示や,看板を見ては適当に歌詞に加えて歌う.

コンテナに入れたのが,21時ごろ.13時間で430km走行.



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