娘の通うモダンバレエ教室の
発表会より
3月30日
第1部(小品の部)
2.エーデルワイス(幼児クラス)
3.ディスコミッキーマウス(児童クラス)
4.金の星・銀の星(児童クラス)
5.トップ・オブ・ザ・ワールド(児童クラス)
6.ソング(幼児,児童,ジュニアクラス)
7.プリーズミスターポストマン(ジュニアクラス)
8.渚にて(ジュニアクラス)
9.HEAVEN'S DRIVE(ジュニアクラス)
10.ショートストーリー(ジュニアクラス)
11.Tears(ジュニアクラス)
12.アルハンブラの思い出(ジュニアクラス)
13.Enjoy Yourself(ジュニアクラス)
14.チャールダッシュ(ジュニアクラス)
第2部 合同作品「ピーターパン」(幼児クラス,児童クラス)
ウェンディーはいつもそう思っていました・・・
とってもきれいで,とってもかわいい仲間のいるネバーランドへ皆さんもいっしょにいってみませんか?
Part I
1.ネバーランドの夜明け(白い鳥の踊り)
ネバーランドには「平和の森」と呼ばれるオリーブの葉がたくさん茂っている森があります.夜明けとともに,白い鳥たちが眠りからさめ,朝をつげています.
2.おはようピーター
とってもかわいい天使ティんカーベルがピーターパンに夜明けをつげます.
3.平和のシンボルオリーブの葉
今日,僕のお話を読んでいる子は,どこにいるかな?平和の印のオリーブの葉を届けよう・・・
4.空にはばたけ
白い鳥たちをおともに,ピーターパンはウェンディーの家をめざし,飛び立ちました・・・
5.ウェンディーの家では・・・
お母さんが「ピーターパン」のお話を読んできかせてくれました.ウェンディーとジョンとマイケルは窓から夜空を見上げました.
6.こんにちは!ピーターです!
絵本の中のピーターパンが目の前に現れ,子供たちは大喜びです.空の飛び方を教えてもらいました.
7.ネバーランドへ出発
ピーターについて子供たちは,窓から夜空へ舞い上がりました.
8.悲しみの父と母
子供たちが居なくなり,お父さんとお母さんは,驚き悲しみました.テーブルの上にあるオリーブの葉を見て,ピーターパンが来たことを知りました.
1.人魚の踊り
ピーターパンは,ネバーランドの王子様です.どうか早く帰ってきてください.
2.ネバーランドに到着
大空高く,ピーターと新しい友達がネバーランドに向かって飛んできます.
3.ゆかいな仲間
島の子供たちとウェンディー達は,すぐに仲良くなりました.
4.インディアンの踊り
ネバーランドには10人くらいのインディアンがいます.ウェンディー達の為に「喜びの踊り」を踊ってくれました.
5.ティんカーベルの踊り
かわいい天使のティンカーベルも,すぐウェンディー達が大好きになりました.大好きなピーターとウェンディーに,かわいいおまじないをしたのでした.
6.ピーターパンとウェンディー
ピーターパンとウェンディーはなんだかとっても幸せな気持ちになりました.
Part III
天使のティンカーベル・・・どうかみんなを見守ってください・・・
1.時計ワニの踊り
「今日こそフック船長の手首を食べてやろう・・・」
その前に,みんなでちょっとウォーミングアップ!
2.フック船長
3.海賊登場
「ピーター!今日こそ決着をつけてやる!」
「おや?新しい仲間がいるぞ」
4.戦闘開始
vs
フック船長,海賊
5.ティンカーベルのお祈り
「どうか,みんなを行きかえらせてください・・・私たちが2度と戦わないようにおまじないをしますから・・・お願いです 神様・・・」
6.エンディング
ティンカーベルのお祈りが通じて,再び平和で楽しいネバーランドになりました.
第3部 合同作品「宮沢賢治の世界」(ジュニアクラス,児童クラス)
東北の岩手県に生まれ37歳で人生を終えた宮沢賢治・・・
彼は幼少のころから体が弱かったこともあって,大変に繊細な心の持ち主だった.
常に強い者にあこがれながらも,どこか理想と食い違う現実に悩み,苦しみ,悲しんだ.その思いは,やがて文学,芸術の世界で自分をとき放つように開放さ れ,花ひらいていった.37歳という短い人生の最後にたどり着いた詩「雨ニモ負マケズ」には,まさに痛々しいほどまでに彼の本当の心を感じる.詩というよ りは彼のひとりごとのようである.今回は,そんな賢治の人生の途中で書かれた文学作品4つを取り上げてみた.
1.永訣の朝
最愛なる妹「とし」.今病の苦しみから開放され,美しく舞い降りる雪と溶け合い天に昇ってゆく・・・ついに別れの時を迎えてしまった.
2.鹿踊り
「岩手の山奥深く多くの鹿の足音がこだまする・・・木の枝にかけられた1本のまめしぼりの手ぬぐい・・・旅人の忘れものだったその手ぬぐいは風にゆられ,まるで生き物のように見えた・・・恐れの中にも興味深そうに多くの鹿が集まってきた・・・」
賢治の童話「鹿踊り」と現在の郷土芸能とを織り合わせた新しい「鹿踊り」・・・
3.よだかの星
私たち「よだか」はタカにいじめられたことがつらく悲しくて「星になりたい」と思ったのではありません・・・いじめを受ける私たちは常に弱者であり清い生き物であると信じていました.
しかし,ある日私の喉に引っかかった1匹のクモが,もがき苦しんでいることに気づいた時,信じていたことは間違いであることを悟りました.
美しい鳥になりたい・・・できることならどんな小さな命もあやめることない美しい鳥になりたい・・・
そう,あの夜空に美しく輝くあの白鳥座の白鳥になりたいのです.
4.農業芸術概論
「どうか,この着物でお金を貸してください」
「いくらも かせんよ.」
これは,賢治が子供の頃,大地主でもあり質屋を家業としていた父と東北の厳寒の地,貧しく農業を営む農民との会話であった.農民に同情する賢治に「おまえ は,家業のおかげで生きてこられたのだ.」と父に言われ,どうにもならない力関係のその中に自らが存在していることに気づいた.
「どうか父と私を・・・許してほしい」賢治の人生を通じての思想の原点はここにあったのだった.
農民たちよ・・・もっと豊かに生きよう・・・誇りを持って強く生きよう・・・私もともに農業に取り組もう・・・この貧しい大地を豊かなる大地にしよう・・・
我々は大いなる芸術家なのだ・・・
その風景は美しい絵画であり豊作を喜び合う歌も踊りもある・・・耳を澄ませばヴァイオリンにも似た風の音,小鳥のさえずり・・・作物に心寄せれば医学にも通じる・・・地にひざまずき,地質の研究をする科学者でもある・・・
農民たちよ,誇りを持って生きよ!
農業とは・・・芸術,科学・・・あらゆる文化の歴史を集結したものだから・・・
おしまい
楽屋
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