2016年3月13日日曜日

恋と禁忌の述語論理

知人に教えてもらった本.

「述語論理」に引っかかって読んでみた.一応自分の専門分野なので.

数学の部分は面白いけれど,それ以外のストーリーを追うのは面倒くさい.
数学好きで,小説はあんまり好きでない自分にとっては,数学の部分だけ読めば十分という感じw
専門用語の意味は全部知っているからすらすらと読めるし,論理式の部分などは昔懐かしい感じだな.

数理論理を平たい言葉に言い換えているところなど,今後自分の専門分野を人に伝えるときの言い回しの参考になると思いながら.
といって,そもそも,数理論理を人に伝える場面などないから,結局自分で納得して終了か(撃沈

最初に出てきた論理式を暗算で変形して,正解にたどり着ければ,数理論理学初級レベルw
「(¬C⇒B)∧¬(¬A⇒B)∧(D⇒(A∧C)) は真」

(C∨B)∧¬(A∨B)∧(D⇒(A∧C))
Bが消えるな.(B∧¬B が矛盾だから)
C∧¬A∧(D⇒(A∧C))
Dが真なら 「¬A∧A が真」で矛盾してしまう.全体は真なのだから,Dを消す.
C∧¬A∧(A∧C)
Aが矛盾より,Cだけが真

これは本来の論理式変形ではない.
本来の式変形をするととても暗算ではできぬので,意味半分,機械的変形半分かな.

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