2025年11月19日水曜日

しらせ見学

出航の式典に家族のお見送りに参加。
横須賀港

ベージュの母を連れて

コンテナ満載

弟の次男が乗組員

艦内を見せてもらった。

メンバー。組織図が自衛官,その右が観測隊員。
海上自衛官178名。幹部は30人というからずいぶん多い。ふつう,幹部の割合は1割程度。
甥っ子が担当するディーゼル員は20名。
それを2班に分け2基のディーゼルエンジンをそれぞれ独立に担当するようである。
「射撃員」が1名。一応64式小銃1丁と9mm拳銃1丁の武装はある。


食堂

焼却炉

そこここに防火服

と酸素マスク

護衛艦よりも階段がやさしいし,通路も広い。


隊員の居室



ランドリーとお風呂

救命ボート

内火艇(作業艇)

ヘリの格納庫

必ずある航空機用の消火器。エンジン始動時に必ず近くで備える。>以前の記事

メインローター,テールローターは折りたたみ。

2機搭載。



ヘリに乗って

コックピットに座らせてくれた。


前後甲板の通路はフォークリフトが通れる広さ。

艦首の錨



艦首の倉庫のフタ。フタの下にエレベータ。
フタが開いて船倉と甲板を上下する。

上の階へ

ブリッジ(艦橋)の操舵室
舵を動かすのが艦長と思う人が多いようだ。大型のフネの船長(操艦者)が舵輪にさわることはない。
第2分隊の幹部(士官)の航海長や航海士が針路を指示し,航海員の曹士(下士官)が舵輪回す。>YouTube
出港,入港の操艦者は艦長。>YouTube
いずれも操艦者は舵輪にさわらない。

レーダー

最大傾斜記録。平成13年12月12日午後11時57分 左53度,右41度

1等海佐の艦長席は赤。

信号ラッパ。ピストンがないので,出る音は「ドソドミソ」の5個。

煙突

式典会場。手前が来賓席。後ろが家族席。
来賓席には観測隊員もいた。観測隊はここからは乗らず、最後の寄港地のオーストラリア・フリーマントル港から合流する。

「MAIN ROTOR BLADE」と見える。ヘリコプターの回転翼の予備か。

マスト

マスト上部の見張り室

下に降りて,食堂から艦首方向に進むんだ船倉。
雪上車。ガッチリ固定。
上の天井が開いて,このままエレベータが上がる。

スノーモービル。南極は免許とかないらしい。
雪上車で雪をならして,スノーモービルで走る。
練習でこけるやつとかいて,艦橋からマイクで怒鳴られるんだって。

スノーモービルが引くそり。

エレベータ。下の階にも降りる。

さらに下の階へ,防水ハッチからの階段。この下は自衛隊エリア。一般公開等ではなかなか入れない。

この狭さと角度は自衛隊仕様。
ラッタル・・・ドイツ語のハシゴ Leitar(ライタル)がなまったらしい。
英語だと ladder(ラダー)

観測隊員のいるエリアの階段は,お客様仕様。

操縦室。艦を動かすための機関(エンジン)や. 発電機・ボイラーなどを制御・監視する。
ディーゼル員の甥っ子の職場。

発電機室が2つある。
ディーゼルエンジンで発電機を回した電力で,モーターを回して推進するディーゼルエレックトリック。
ディーゼル員がエンジンを監視,制御,整備し,電機員が発電機とモーターを管理。

自衛隊エリアは通路が狭く,配管やそのバルブ類がむき出し。
この材木やベニヤ板は,浸水対策。
陸上の施設での訓練がある。>防火防水訓練

雪上車の下の船倉。
これもエレベータで上へ運ぶ。

艦尾。
南氷洋の観測の機器類。自衛隊もお手伝い。

「観測隊オペレーション室」と書いてあった。

このエリアの配管類は天井裏。バルブはこの中。

また防火服。

消火ホース。いたるところに消防設備。

隣にカナダ海軍の砕氷機能を備えた哨戒艦「マックス・バーネイズ」
色が薄いのは氷海仕様かな。海上自衛隊のフネは日本の水平線の色。

「式典が始まるので,隊員は集まれ」の放送。
タラップから降りる。
タラップはオランダ語(trap ハシゴ)由来。

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